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VPNアプリの重要性・種類を解説

目次

VPNアプリの重要性・種類を解説

近年ではセキュリティ対策として使われることの多くなったVPNアプリですが、その詳細まで知らないという方も多いでしょう。そこで、今回の記事ではVPNアプリを詳しくご紹介します。

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1. VPNアプリとは

ここからは下記の3つの視点で詳しくご紹介します。

  • VPNとは
  • VPNアプリの重要性
  • VPNアプリの使い方
いずれもVPNアプリを活用する際に必要な知識になるので、1つずつ細かくチェックしていきましょう。

VPNとは

VPNVirtual Private Networkの略称となっており、直訳で「仮想専用線」と言う意味があります。実際にはインターネットサーバーとのやり取りを暗号化し、仮想回線を設けて個人情報などを読み取れなくするというセキュリティ対策の仕組みです。手軽にセキュリティ性を向上できるので導入できる企業が増えています。

近年では多くの方がWi-FiやフリーWi-Fiを活用するようになり、個人情報が盗み見られたり、改ざんされたりするリスクが高まりました。Wi-FiやフリーWi-Fiの利便性の裏にはこういった不正利用のリスクが潜んでいたのです。

そこで、VPNを駆使して仮想のインターネット回線を設けて不正利用ユーザーから遠ざけた安全なルートを確保します。そのため、VPNを導入することで現在も多くのユーザーが安心してインターネットを使えるようになっているのがメリットです。

VPNアプリの重要性

VPNアプリの重要性としては、個人情報などを守り、不正犯罪から守るという役割があります。基本的にVPNを使っていない普通のインターネットでは、ユーザーのスマホの情報やアクセスしているサイトを見れるようになっているのが特徴的です。

そのため、VPNで対策しないと努めている企業の重要な気密だったり、自身の口座情報だったりという機密性の高い情報が漏れてしまう恐れがあります。1度インターネットに個人情報が漏れてしまうと、回収が不可能になってしまうので十分な注意が必要です。

また、情報が漏れただけではなく企業の情報が悪用されたり、自身の口座から勝手にお金が引き出されたりするといった直接の損害もあり得ます。そのため、VPNはセキュリティ性を高めるという意味でも非常に有効な対策法なのです。

VPNアプリの使い方

VPNアプリの使い方としては主に下記の3つの流れが挙げられます。

①アプリをダウンロード
自社のニーズにマッチしたVPNプロバイダーを調べ、サブスクリプションを選択した上でVPNアプリをダウンロードします。

②VPNサーバへの接続設定
基本的にどの企業も簡単にVPNアプリを使えるようにしているので、専門的な知識や技術は必要ありません。インストールして認証情報を入力すれば設定が完了することがほとんどです。

③接続が有効か確認(IPアドレスの確認)
VPNアプリを接続した後は、VPNアプリの接続が有効か確認しましょう。ステータスが接続済みになっているか、接続に成功した通知が来ているかなどを確認して、VPNアプリの接続を確かめるとベストです。

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2. VPNの種類

VPNの種類としては主に3つの種類が挙げられます。

  • インターネットVPN
  • エントリーVPN
  • 広域イーサネット
いずれも特徴が異なっており、向いている場面が異なっているのも大きなポイントです。そのため、VPNを導入する場合はそれぞれの違いをあらかじめ理解する必要があります。ここからはそれぞれのVPNについてご紹介するので、1つずつの特性を確認していきましょう。

インターネットVPN

インターネットVPNはネット上に仮想のネットワーク環境を構築し、安全性の高い拠点間通信を可能にします。インターネット環境さえあれば、VPN機器(ルーター)に接続するのみで環境が構築できるので手間を削減したい場合におすすめです。

構築方法には、業者に依頼をしてVPN機器をレンタルして設定する方法もあります。小規模の事業所で手軽にVPN環境を構築したい場合や、なるべくコストを抑えたいという企業に選ばれることが多いです。

ただ、トラフィックが混雑している場合は通信速度が遅くなる場合もあり、デメリットも存在します。また、エントリーVPNや広域イーサネットほど安全性が高くないという点もデメリットと言えるでしょう。

エントリーVPN

エントリーVPNは通信会社が提供する閉域IP網内での回線を利用する手法です。特定の人物のみが利用できる閉域IP網を活用していることから、不正利用を防ぎながらインターネットを活用できます。

ただ、利用する回線は光ブロードバンドのため帯域保証はありません。インターネットVPNと同様ベストエフォート型なので、インターネットVPNと同様にトラフィックが混雑している場合は通信側に影響があります。

広域イーサネットほどコストをかけることができないが、なるべくコストを抑えた上でインターネットVPNよりもセキュリティ性の高いVPNを使いたい際に向いています。

広域イーサネット

広域イーサネットは通信会社が保持するイーサネット専用線を利用したVPNです。ネットワーク構成の自由度が高い点や、他のVPNよりも安全性が高く、金融機関など機密情報を取り扱う企業に向いているVPNとなります。

さらに、多様なデータ形式やパケット構成などを利用できるため、柔軟性のあるネットワーク設計が可能となっている点も見逃せません。インターネットVPNやエントリーVPNよりも拡張性の高いインターネット通信を求める際に便利です。

ただ、カスタマイズ性が高いということは、設定が複雑になる可能性もある点に注意が必要です。また、導入から保守までの運用負担が大きいのでコスト面で悩んでしまう場合もあり得るでしょう。この様にメリットだけではなくデメリットもあるので、あらかじめ把握しておきましょう。

3. VPNアプリの選び方

VPNアプリを選ぶ際は下記の3つの視点が非常に重要です。

  • 接続サーバ数、利用可能な国の多さ
  • 公式アプリストアから入手できるか
  • 通信ログの保存がされていないか
いずれもVPNアプリの使いやすさに直結する部分であり、あらかじめ把握しておくことで、自社に合ったVPNアプリを導入しやすくなります。ここからはそれぞれの選び方について詳しく解説するので、VPNアプリを導入する際のご参考にしてください。

接続サーバ数、利用可能な国の多さ

まずは安定した通信、接続の速さの確保を行うためにも接続サーバ数、利用可能な国の多さは必ず確認しましょう。1つのサーバに頼るよりも複数のサーバを活用できる方が安定した接続が望めます。

また、世界中に接続できるサーバだとさらに通信性に安定感が出てきます。また、VPNアプリによっては、サーバの通信速度を数値で具体的に確認することもできるサービスもあるので、速度の安定感を求める際はおすすめです。

ただ、国によっては使えないVPNアプリも存在します。特に中国はインターネット全般に制限が設けられていることが多く、インストールしたVPNアプリが使えないということもあるでしょう。したがって、海外でVPNアプリを活用する場合は必ず確認することが求められます。

公式アプリストアから入手できるか

安全性を担保するためにも、VPNアプリを入手する際は公式アプリストアから入手できるかどうか必ず確認しましょう。公式アプリストアにあるものは基本的に動作が保証されているものばかりなので安心です。

例えばGoogle Playなどからリリースされているアプリであれば、口コミを確認できます。口コミでの信ぴょう性も確認してからアプリストアからダウンロードするのがベストです。

通信ログの保存がされていないか

通信ログが保存されていると、通信履歴を悪用する業者もあるため、しっかりと通信ログが保存されていないことが明記されているものを選びましょう。場合によっては第三者に情報を売られている可能性もあるので注意が必要です。

特に無料のVPNアプリで提供元が不明な場合は信ぴょう性に欠けるので注意が必要です。不正にデータを販売している可能性があるため、なるべく信ぴょう性の高い有料のサービスを選ぶか、口コミなどで満足度を高いサービスを選ぶことがおすすめとなります。 通信ログが不正に販売されてしまうと回収することが難しくなるので注意しましょう。

4. 代表的なVPNアプリの例

ここからは代表的なVPNアプリを無料版と有料版に分けてご紹介します。いずれも信ぴょう性が高く使いやすいVPNアプリとなるので、導入の際のご参考にしてください。

無料版

TunnelBear VPN & Wifi Proxy

TunnelBear VPN & Wifi Proxyは無料かつ、一度登録することで手軽に使えるVPNアプリです。シンプルで使いやすい点が最大のメリットとなっており、初めて本格的にVPNアプリを使う際にも向いています。

対応しているサーバ数は20ヵ国以上と幅広く海外で使う際にも最適なVPNアプリです。アプリを起動してマップから国を選んで選択することですぐにその国のサーバに接続できることから手軽に使える点も見逃せません。

シンプルかつ使いやすい点が目立ちますが、毎年セキュリティ監査を実施しているのでセキュリティ性も抜群です。IPアドレスの非表示も可能なので、情報を守り抜きたいという場合にも向いています。

VPN Proxy Master

VPN Proxy Masterでは無料アプリながらも無制限で使うことができるので、非常に良心的なアプリとなっています。5台のデバイスまで同時接続できるのも魅力となっており、複数のデバイスを活用する場合でも安心です。

セキュリティ性にも優れており、閲覧履歴を見られることなく安全に無料でネットワークを使用できるので非常に便利です。無料アプリとは思えないセキュリティ性を有しているので安心して導入することができます。

さらに、設定もワンタッチでできることから操作性にも優れています。自社に合った最速のサーバを提案してくれるので初めてVPNサーバを導入する際でも安心です。

Hola Free VPN Proxy

Hola Free VPN Proxyは無料のVPNアプリにもかかわらず多くのサーバと接続可能です。そのため、なるべく通信の安定度を担保したいという企業に向いているVPNサーバと言えるでしょう。

実際に190か国に対応しているVPNサーバとなっており、無料アプリとしては破格の性能を誇っています。また、2回のクリックでネット接続を暗号化できるなどVPN初心者でも安心して使えるのがポイントです。

海外出張で使える上に、手軽な設定が可能な無料VPNアプリを求めている際に向いています。

有料版

ExpressVPN

ExpressVPNは世界94か国に接続できる有料VPNアプリとなっており、規模が大きく使いやすいのがポイントです。有料版なだけあって、データ容量を無制限で使えるのも大きな魅力となっています。

1ヶ月1,450円,6ヶ月6,700円,12ヶ月11,200円といった料金形態となっており、価格も抑えられているのがポイントです。また、最初の7日間は無料で試験的に使うこともできるので、初めてVPNアプリを使う際にも向いています。

データ容量を気にせず、世界中で使えるコスパの高いVPNアプリを求めている際に最適です。

CyberGhost VPN

CyberGhost VPNはセキュリティ面に特化したVPNアプリとなっており、軍用レベルのプロトコルを使っていることから安心して使えるのがポイントです。高いセキュリティを求める際に最適なVPNアプリと言えるでしょう。

ワンタッチで使用できる手軽さもあり、世界90か国のサーバとも接続できるので性能面においても申し分のない形になっています。同時接続可能なデバイスも7つとなっており、対応の幅が広いです。

また、最初の2か月間は無料で使用できるので試験的にVPNアプリを導入する際にも向いています。価格帯としても1ヶ月1,200円,3ヶ月2,800円,6ヶ月4,300円で使えるのでコスパが良い点も見逃せません。

Surfshark

Surfsharkは接続できるデバイスが無制限になっており、会社で多くのデバイスを扱う際に向いているVPNアプリです。操作性も快適でワンクリックで手軽にインターネットに接続できる点が魅力となっています。

VPN接続だとアクセスできないサイトの場合は、通常の接続に自動切り替えができるというメリットもあり非常に便利です。1ヶ月1,200円,6ヶ月4,400円,12ヶ月7,500円という低価格で使える点も見逃せません。
さらに最初の7日間は無料で使えるので、使用感などを確かめることができるのも嬉しいポイントです。

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この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

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