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AndroidアプリとiPhoneアプリは何が違うの?アプリで収益を得るためにやること

目次

AndroidアプリとiPhoneアプリは何が違うの?アプリで収益を得るためにやること

20〜30代のスマホ利用率が9割を超えた(出典:総務省「平成29年通信利用動向調査」)今、スマホ向けアプリサービスも数多く出ています。ただ、スマホはAndroidとiPhoneの2種類のOSがあり、また各メーカーによって画面サイズなどが異なるなど、さまざまな規格があります。アプリ開発者目線では、AndroidとiPhoneでは開発環境含めて手法が異なりますのでどちらか一方の開発なのか、それとも両方に対応する開発なのか気になるところなのです。
これからアプリ開発をしようと考えていらっしゃる担当者向けに、AndroidとiPhoneでは何が違うのか、そしてアプリで収益を得るためにやるべきことを解説します。

1. スマホアプリとは

スマホアプリとは、スマートフォンアプリケーションの略になります。まずは、アプリケーションからの説明になりますが、アプ類ケーションは様々なソフトウェアのことを指しています。ゲームやメール、音楽プレイヤーなど、OS上で動くソフトウェアを意味しています。もともと、パソコン上で開発され生み出されたソフトウェアですが、スマートフォンの登場によって、「アプリ」という略語になり、「スマホアプリ」として浸透されています。尚、「アプリ」はOSを含まないソフトウェアになります。

では、ここでスマホアプリの特徴をいくつか説明します。

スマホホーム画面からアクセスが可能

スマホアプリは、「アイコン」と呼ばれるサムネイル画像を登録することができます。そのアイコンは、アプリをダウンロードした際にホーム画面に表示されるようになります。そのアイコンをタップすることでアプリへアクセスできるようになっています。

ホーム画面からブランド想起ができる

スマホのホーム画面には、各ユーザがダウンロードしたアプリのアイコンが並べられます。さまざまなアイコンが並んでいる中では、ブランドイメージを自然に宣伝していることになります。

ホーム画面上のアイコンにバッジを表示が可能

アイコンの右上に、赤い丸に囲まれた数字が表示されることはないでしょうか?これはバッジと言われているのですが、アプリ内で新しいお知らせがある場合にユーザへの想起として使うことができます。

プッシュ通知ができる

スマホアプリの優れた機能の代表として、「プッシュ通知」が挙げられます。バッジ機能よりもさらに視覚的に入ってくるお知らせになります。例えば、アプリ内でユーザへ知らせたい新しい情報を、ホーム画面が待ち受け画面であったとしてもメッセージが表示されます。気になるユーザはそのメッセージをタップすることでアプリへアクセスすることができます。

そして、スマホアプリはスマホWEBサイトと比べられることも多いです。大きく違うこととして、スマホサイトは「プル型メディア」と言われており、スマホアプリは「プッシュ型メディア」と位置付けられています。

上のアプリの特徴でも紹介したように、スマホアプリはプッシュ通知機能が優れています。したがって、新商品の情報やニュース、キャンペーン実施など、タイムリー性のある情報をすぐにユーザへ知らせることができるのです。こういった特徴を生かしたアプリは、企画次第で大きくビジネスを飛躍させることができます。

2. スマートフォンアプリの種類

上述でも触れましたが、スマホアプリには、Android版とiPhone版があります。これは大きくOSの違いがあるのですが、その前にアプリと呼ばれるものにはいくつかの種類やあります。
WEBアプリとネイティブアプリと呼ばれているものになるのですが、それぞれの概要について解説します。

WEBアプリ

WEBアプリと呼ばれているものは、基本的にスマホ端末へのダウンロドはされません。スマホにインストールされているWEBブラウザ(SafariやGoogle Chromeなど)を使ってアクセスして利用するアプリを指しています。従って、インターネットの繋がる環境において使用できるということになります。そして、その時につなげているインターネットの接続環境速度などによって、スムーズに接続できるかどうか、快適に使用できるかどうかが決まってきます。

ネイティブアプリ

ネイティブアプリは、App StoreやGoogle Playなどからダウンロードして使うものになります。インストール後、必ずしもインターネットは必要としませんが、ただし新規情報を読み込むためにはインターネットの接続環境は必要です。

3. AndroidアプリとiPhoneアプリの開発環境の違い

ここから、AndroidアプリとiPhoneアプリの開発環境の違いを説明します。

Androidアプリ開発に必要な環境

Android開発言語と環境

Androidアプリの開発は「Java」になります。プログラミング言語の中でも習得が難しいと言われているJavaですが、動作する環境は幅広いのが特徴です。
Javaは、WindowsはもちろんMac OS X、LinusのOSで開発できます。

iPhoneアプリ開発に必要な環境

iPhone開発源と環境

iPhoneのネイティブアプリを開発するには「Swift」というプログラミング言語が必要です。Swiftは、2014年に登場したまだ歴史の浅い新しい言語です。また、SwiftはMacのみの対応なります。Swiftは無料のオープンソースになりますので、Swiftで開発したアプリは全てソースコードが公開されます。
以前iPhoneアプリの開発で使用されていたObjective-Cですが、Swiftの登場によって、徐々にSwift開発が主流になってきています。 また、iPhoneアプリは、MacOS Xでの開発が可能です。

4. アプリで収益を得る方法

せっかくコストをかけて開発するアプリなので、ビジネスとして収益が確保できないと開発する意味がありません。 そこで、アプリでどのような収益を得られる方法があるのかについて、いくつか解説します。

有料ダウンロード

App Store、GooglePlayからアプリをダウンロードする際に、有料でダウンロードして収益を得る方法です。アプリのダウンロード数に応じて収益は加算されます。 今、多くのアプリが無料でダウンロードできるので、有料で提供するサービスがユーザにとって課金してでも欲しいと思わせるインパクトやサービス内容でないと、収益を伸ばすのは難しい手法ではあります。

アプリ内広告

アプリ内にAd広告枠のようなものを設けて、バナー等がクリックされることで収益が発生したりする広告収益手法です。アプリ自体は、無料でダウンロードでき、ユーザが増えて広告で収益を得られる点はユーザの最初の心理的ハードルを下げることはできます。しかし、広告の露出頻度や広告の内容によっては、ユーザにとって不快と感じることもあるかもしれません。その辺りのバランスを考える必要はあります。

アプリ内課金

アプリ内課金は、アプリ内の特定機能やサービスのみに課金する手法です。ダウンロード自体は無料で行い、一部の制限をかけている機能を使いたい場合は課金する流れです。ゲームアプリ等ではよく見られる課金手法です。この場合、課金するために魅力的なコンテンツを提供し続ける必要があります。

定額課金

これは毎月、定額を課金する手法です。最近では、サブスクリプション型とも言われています。漫画や雑誌、新聞などの購読ビジネスに多く見られます。

利用手数料課金

シェアリングサービスのアプリで主流になっている課金スタイルですが、ユーザがアプリを通して得た収益から定めた手数料率に応じて計算された料金を収益にする手法です。

5. まとめ

今回は、AndroidアプリとiPhoneアプリの開発環境の違い、そしてアプリで収益を得るための手法について解説しましたが、いかがでしょうか。
アプリ開発は、大きなコストがかかってきますので、もしビジネスとして考えているアプリでしたら、開発前にしっかりビジネスモデルを考えることをお勧めします。

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この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

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