iPhoneアプリのストア申請とチェックポイント
- [更新日]2020/11/18
- [公開日]2019/04/25
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目次
iPhoneアプリのストア申請とチェックポイント
iPhoneアプリは、開発してすぐにリリースできるわけではありません。iOSデバイスからユーザがダウンロードできるようにするため、アップルストアへ公開する必要があるのです。そしてアップルストアで公開するには、アップルストアのアプリ審査を通過しなければなりません。アップルストアのアプリ審査は厳しいことで有名です。 スマートフォンアプリには、大きく分けてAppleが開発しているiPhoneアプリと、Googleが開発しているAndroidアプリの2種類に分けられます。 iPhoneアプリのアップルストア申請は、それなりに手間がかかります。申請をしてから通過するまでに最低でも1週間から10日間はかかりますので、それを踏まえた開発スケジュールを立てることが必要です。 アプリのストア申請を行うには、Apple Developer Programに登録する必要があります。年間参加費¥11,800が必要です。 アプリ申請には、下記の情報が必要になりますので、事前に準備をしておきましょう。 不具合、エラーがあると当然ですが、リジェクトされます。また、テキストや画像などを開発中は仮のものを入れがちですが、これもリジェクト対象になりますので、申請後の公開を前提とした設定が必要です。また、リンク切れなどもリジェクト対象となりますので、各リンク先へ遷移できるかを確認しておきましょう。 ユーザが問い合わせできるように、問い合わせ先を明記する必要があります。また、個人情報取得の観点で情報保護の観点より、プライバシーポリシーのページがあるかどうかも重要です。 アプリ申請をする際に使用するサイトであるApp Sore Connectの「Apple Review Information」に情報を埋められているか確認してください。説明を入れておかないと申請に時間がかかったり、またはリジェクト対象となります。 アプリの説明をしている内容と機能が伴っているかどうかの確認が入ります。また、広くユーザーに提供できない可能性のあるマニアックすぎる機能などもリジェクトされやすくなります。 Apple基準のデザインに沿っているか確認が入ります。 「Invalid BinaryInvailid Binary」というリジェクトがきた場合、広告に関する理由の可能性がありますので確認が必要です。 Appleには独自でブランドへのこだわりがありますので、iOS機能を活かしたアプリは申請が通りやすいです。しかし、その逆のものは通りにくいと言えるでしょう。 アプリのオリジナル性があるかどうか、このアプリでしか得られないユーザエクスペリエンスが重要です。 これまで説明してきたように、iPhoneアプリは開発して終わりではなく、ストア申請で審査が完了して公開されて初めて開発が完了します。この項目では、アプリ開発の工程を改めてまとめ、開発会社が行うべきポイントを説明します。 アプリ開発会社より、企画の方向性確認、機能要件などアプリ開発に必要なことをヒアリングされます。ここでは、コミュニケーション力を見極めてください。 アプリ開発会社は、技術力があることはもちろんのこと、その前にアプリ全体をデザインする必要がありますので、それらを企画書にまとめ提案ができるかどうかはとても大事なことになります。 企画内容を実際にアプリとして実現するため、システム設計および画面のデザイン制作を行います。この工程こそ、開発会社が本領発揮できる部分です。 設計書をもとにプログラミングに入ります。スケジュール通りに問題なく開発が完了できるかというのが開発会社の力量として見極められる部分になります。 アプリが動作するかどうかの検証を行います。この工程では、テスト漏れがないかどうか、仕様に不整合が起きてないかなども確認できることが問われます。 ストア申請を行い、審査通過をスムーズにできることは、実績やノウハウがないとできないことです。リジェクトなしで審査が通るのが理想ですが、難しい部分でもありますので、この時点で仕様変更等が発生しないレベルで審査が通るように準備しておくことが大事です。そういった提案を含めて開発会社とコミュニケーションを取るのが良いでしょう。
ここでは、iPhoneアプリのストア申請手順と準備しておくもの、審査のチェックポイントを説明してきました。いかがでしたでしょうか。
そこで、今回はiPhoneアプリのストア申請から通過までを説明します。開発スケジュールを立てるときや、事前に準備するものなどで参考にしてください。
1. アプリ開発とストア申請
iPhoneアプリとAndroidアプリの開発の違い
この2つの大きな違いは、OSが違うところです。iPhoneアプリはMacコンピュータがベースになっており、AndroidはWindowsやLinuxのOSがベースになっています。また開発ツールとしては、iPhoneアプリはXcodeを使い、これはMacでしかダウンロードできません。
また、開発に必要なプログラミング言語に関しては、主にSwiftとJavaが使われており、SwiftはiOSやMacのための言語で、iPhoneアプリ開発には欠かせません。iPhoneアプリのアップルストア申請
Apple Developer Programへの登録
アプリ申請に必要なもの
✔︎アプリ名(30文字以内、ユニークなのですでに登録されているものは使えません)
✔︎サブタイトル(30文字いない、iOS11以降のデバイスのみに表示)
✔︎アプリの説明文(4000文字以内)
✔︎プロモーション用テキスト(170文字以内、iOS11以降のデバイスのみに表示)
✔︎アプリ価格 ※売上額の販売手数料として30%かかります
✔︎アプリのレーティング(ホラー、性的表現、アルコールなどレーティング設定は開発責任としてしっかり行う)
✔︎検索キーワード(100文字以内/アプリと関係ないキーワードや他社アプリ名などはリジェクトされます)
✔︎サポート用サイト
✔アイコン(1024×1024、高画質)
✔︎スクリーンショット
✔︎連絡用メールアドレス、電話番号(表示されません)
2. アプリ申請チェックポイント
エラーとリンク切れがないか
ユーザーの安全性が担保されているか
情報が不足していないか
十分な機能かどうか
デザイン規格に沿っているか
広告表示
ブランドイメージ
差別化されていない
Appleサイトでは、直近のリジェクト理由等が確認できるようになっています。リジェクトされやすいものは、Appleが公開しているアプリケーション審査ガイドラインに沿って以内アプリがリジェクトされます。なぜ、リジェクトされたのかを確認し、改善して再申請を行うということができれば、Apple側の審査基準が見えるようになります。
また、アップデート審査完了後は、公開日をコントロールすることは可能です。3. アプリ開発から申請までの流れ
ヒアリング
企画提案
設計、デザイン
開発、実装
テスト
ストア申請/公開
4. まとめ
Appleは、アプリ審査が厳しいことで有名です。アプリ開発スケジュールを組む際もこの辺りの期間を入れておかないと、「まだリリースできないの?」というトラブルになりかねません。
また、「こんなアプリを作りたい」という思いは大事ですが、Apple審査基準にそぐわない場合もあります。それは、開発会社に言って開発できたとしても、Appleから拒否されれば結果的にコストだけかかることになってしまいます。これも、ストア申請で審査基準に詳しくノウハウを持っている開発会社であれば、審査通過するためのアドバイスをもらうことができるでしょう。
アプリ開発は、自社開発でもフリーランスでもやろうと思えばできますが、最終的にAppleの審査があるということを念頭に置いておくことが重要です。
事前に準備をしっかりとしながら、アプリ開発の実績やノウハウが豊富な開発会社に相談しながら進められるのが、スムーズです。
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