iPadで利用できるアプリ開発は、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。
基本的にアプリ開発をする場合は、iOSとAndroidのどちらかに対応したものか、もしくは両方に対応したものかになります。iPadはiPhoneと同様のiOSで動くアプリを搭載することになります。
ここでは、iPadアプリの開発において外注する際に知っておきたい費用相場と、アップルストア登録の知識について説明します。
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iPadアプリ開発を外注する際に知っておきたいポイント
システム開発の中でも、アプリ開発はまだまだ歴史が浅く、且つ開発環境や言語も進化していることもあり、まだまだどのようにアプリ開発を行うのが良いかを把握できている人は多くないかもしれません。
そこで、iPadアプリ開発を外注する前に知っておいたほうが良いポイントを紹介します。
iOSアプリの開発言語
iOSアプリの開発言語は「Objective-C」「Swift」の二種類があります。Swiftは2014年に登場していますが、それまではObjective-Cで開発されるのが主流でした。
しかし、今の主流はSwiftになっていますので、これからアプリ開発を行う場合はSwiftを用いた方が良いでしょう。アプリ開発の外注を行う場合は、開発会社へ事前にどの言語で開発を行うか確認した方が良いです。
対応するiOSバージョン
期的にバージョンアップがされるiOSは、アプリ開発を行う際にどこまで古いバージョンのiOSまで対応するかを決める必要があります。
一般的には、2世代前くらいまで遡って対応します。ただし、iOSの場合は、OSのメジャーアップデートが年1回、9月に行われるの定が恒例となっています。
開発期間や、搭載する機場合によっては、新しいOSに合わせるため古いOSや端末での動作保証を外すことを検討したほうが良いこともあります。
iOSバージョン対応に関しても開発会社としっかり話し合って決めておきましょう。
アプリ内課金での収益は100%手に入らない。(Appleの手数料が発生します)
iOSにおいてアプリ内課金を行う場合は、支払われた金額の30%を手数料としてAppleへ支払いが発生します。
サブスクリプション(月額)型や、有料ダウンロードなど、それぞれに手数料が発生します。
なお月額課金の場合は、2年目以降15%になります。しかし手数料の割合が大きいので、アプリ内課金を行う場合は、開発会社としっかりすり合わせを行い、事業性も考えた上で決定する必要があります。
Appleのアプリ登録審査
作成したアプリを多くのユーザーに利用してもらうにはアプリストを通じてアプリを配布することが最適な方法です。
しかし、アプリストア(App Store)に公開するためには、Appleへ登録申請を行って審査を通過する必要があります。
これは、アプリの安全性やデザイン、公序良俗など法的事項をクリアするなど厳しいチェックがされます。
申請後、1週間程度で審査結果が通知されます。その際にリジェクト(NG)が出なければ正式リリースへ進めます。内容によっては何度も申請と戻しと修正を繰り返して1か月経過しても審査が通らない場合もあります。
スケジュールに大きく関わる部分でもありますので、審査がどのようにすると通りやすいのかはやはり、実績とノウハウのある開発会社と事前に相談しておく必要はあります。
iPadアプリ開発を外注した際の費用相場
では、実際にiPadアプリ開発を外注する場合の費用相場について紹介します。
開発したいアプリの内容や要件、取り扱うデータ量によって費用に幅が出てきます。
iOSアプリのみの開発で、サーバ処理などが必要ない場合は、100万円以内が費用目安になります。データベースとのやりとりがないアプリは、画面数で費用が異なってくると考えておくとよいでしょう。
iOSアプリとサーバ処理が必要となる場合、最低でも100万円以上の費用はかかってきます。サーバ処理の複雑性にもよりますが、データベースを絡める処理が出てくると、それらデータを管理するための管理画面等がバックオフィスとして必要になってきます。データベース設計含めて単純なアプリとは違う開発が必要になりますので、要件が増えると費用目安も200万、300万円になる可能性は高いです。
また、iPadのみのアプリ開発対応だけではなく、同様にiPhone対応も行いたいという要件がある場合は、iPhone用のインターフェースを考える必要があるため、その分費用は高くなります。
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iPadとしての活用方法
iPadは、同様にiOSで動いているiPhoneに比べると画面サイズが大きい特徴があります。このiPad特徴を活かしたアプリについていくつか紹介します。
- 文字の多い読み物系
- 電子書籍に近いイメージですが、文字が多く閲覧性の高いアプリに関しては、iPad向きでしょう。iPhoneだと文字が小さく見にくいという課題があります。電子書籍に慣れているビジネスパーソン向けのアプリなどが向いています。
- デジタルフォトアプリ系
- 女性向けのビューティーサービス店舗、クリニックの待合室など、手を使わなくてもよいiPadを使うことで見えやすい画面サイズ、デジタルなので定期的にコンテンツ更新ができるなどのメリットを活かしたフォト系アプリは向いています。
- 子供向け教育アプリ
- iPhoneでは画面が小さいこともあり子供に向かない部分があります。ある程度画面が大きく見えやすいiPadでは、子供向けの教育アプリなど向いています。
iPadアプリ開発の見積もり依頼方法
iPadアプリ開発を外注へ依頼する場合、これまで説明してきた内容をもとに、開発してほしい要件を取りまとめします。それらをRFP(提案依頼書)とも言いますが、必ず開発会社へ伝える内容としては、開発する目的と背景です。何のために開発を行うのか目的を伝えないと、どのような開発提案が良いかを開発会社も考えあぐねます。
RFPがまとまったら、見積もり依頼は複数社の開発会社へお願いします。
その理由は、見積もり比較をしやすくなるからです。1社のみの見積書ですと、高いのか安いのかの判断が付きづらくなります。初めてのiPadアプリ開発であれば尚更です。
また、RFPをまとめておくことで、その後に控えている要件定義もスムーズに進めることができます。RFPに記載する内容として、要件の他に開発スケジュール、予算感など、わかる範囲で記載しておくことをお勧めします。また、決まっていない要件や、確認や検討が必要な要件に関してもなるべく記載するようにしましょう。
複数社より見積書が来たら、見積もり比較を行います。
RFPを出している場合は、見積書の各項目もさほど差がないもので比較しやすいと思います。
見積もり比較で気をつけるべきポイントとして、全体を並べた際、極端に費用が安いなどの場合です。開発を受注するために、無理をして安い見積もりを提出する開発会社も少なからずありますので、その辺りは見極めが必要です。
上記のように実績ある複数の開発会社から見積り取得を行うと、依頼したい開発会社の選定がしやすくなります。リカイゼンでは無料で複数社から一括見積りの取得が可能です。ご気軽にご相談下さい。
まとめ
これまで、iPadアプリ開発の費用相場とiPadを活かしたアプリ活用、見積もり依頼等を説明してきました。iPhoneとは違うメリットを活かしたアプリを作ることが可能です。
その際に、iPadアプリ開発に関する工程や、iOSの決まりごと、Appleのアプリ登録など、事前に知っておくことで見積もり依頼から発注、そしてプロジェクト稼働に至るまでスムーズに進めることができます。
外注先との円滑なコミュニケーションがプロジェクト成功へ導きます。すべてを外注先の会社任せにしても、あまり良い結果は出ません。発注者側も分かる範囲でも事前に開発ノウハウを身につけておくことが大切です。
それでも不安がある場合などは、ぜひリカイゼンにご相談ください。
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