弊社は、ソフトウエアの設計・開発、業務分析、スマートフォンアプリケーション開発、ネットワークの設計・構築などを主な業務内容とする企業です。
1回目は、弊社で独自に開発したパッケージソフト「メールマネージャー」について、2回目はデータ分析について紹介しましたが、ここではもうひとつの大きな軸である「デジタルサイネージ」について話をさせていただきます。
「デジタルサイネージ」を日本語に訳すと「電子看板」。駅構内の柱や、スーパーマーケットの壁面に設置された、広告などを表示するディスプレイのことです。JRの車両の、扉の上にあるディスプレイも、デジタルサイネージのひとつです。
デジタルサイネージのシステムはいくつかの会社が製作していますが、スカラ(SCALA)社が最大のシェアを握っています。スカラ社がもっているのは、サーバでデータを一括管理し、ネットワークでつながれた各ディスプレイにデータを配信するシステムです。
データは、「番組表」と呼ばれるスケジュールにのっとって配信されます。企業によっては、番組表の中に広告を組み込み、広告配信料金を徴収しているところもあります。テレビのように、正確に時刻を決めて広告を配信することはできないので、1日何回、あるいは年間で何回といった契約を結ぶのが一般的です。ともあれ、広告料金を取れるというのも、デジタルサイネージならではのメリットかと思います。
ところで、番組表のソフトウエアは、スカラ社が持っているわけではなく、スカラ社とライセンス契約を結んだシステム開発会社がつくっています。
番組表ソフトウエアのつくり方は各社で異なります。ベースとなるスカラ社のシステムをどれだけ理解しているかが技術競争の要点です。細かい部分でいうと、たとえば映像切り替わり(割り込み)のスピードに、その技術の差が現れることがあります。地震が起きたときに画面が出口のほうを指す矢印になる、その切り替えが確実に、かつ短い時間で行われるかが、技術力の違いになるというわけです。
弊社では、大手小売店や鉄道システムなどに、ソフトウエアを提供しています。広告代理店やグラフィック制作会社ができるのは、コンテンツの内容を考え、材料(写真や動画など)を揃えるところまで。それを配信するデータに仕上げるのは、弊社を含めた、スカラ社とのライセンス契約を結んでいる数少ない企業のみなのです。
――中小企業でもデジタルサイネージの利用価値は大!――
小さな飲食店などでも、デジタルサイネージを使われているところがあると思います。ただ、その多くは、「デジタルサイネージ対応テレビ」などを利用しているのではないでしょうか。
このシステムですと、USBやリモコンなどで、配信データを1台ずつアップロードしなければなりません。複数の店舗があったり、1店舗の中にディスプレイがいくつもあったりすると、アップロードは非常に手間のかかる作業となります。一方、スカラ社のシステムは、すべてのディスプレイがネットワークでつながっており、クラウド上のデータを変更することで、一括で配信データを更新できるのが大きなメリットです。
弊社では、コンテンツの制作から配信まで、ワンストップで請け負うことが可能です。予算はディスプレイの台数や配信データ更新の頻度によりますが、利便性と天秤にかけて、決して高いものではありません。デジタルサイネージの導入を考えている方、あるいはデジタルサイネージ対応テレビを利用されている方は、検討されることをおすすめします。
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EDITOR PROFILE
株式会社テレマ
三輪 剛
みなさまの生活に欠かせなくなったコンピュータや携帯電話等の情報端末ですが、ソフトウェアがなければ、ただの物でしかありません。
いろいろなソフトウェアが複雑に動作した結果、みなさまのお手元に必要な情報として提供されています。
情報は【水道・電気・ガス】の様なインフラとして生活に溶け込んでおり、気にすることが無ければ表に出るものでもございませんが、実はテレマで開発されたソフトウェアがどこかで使われている・・・
「縁の下で日本の情報基盤を支える」そんな企業を目指しています。
開発でお困りの際には、是非ご相談ください!
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