発注先を探す際に重要視することはなんですか?
「相見積もりを取り、見積もりが安いところにお願いをしよう」
と、考える方が多いかと思います。
経費を少しでも抑えるというのは、決して間違ってはおりません。
ですが、安くてもしっかり成果を出してくれる制作会社さんはそうはありません。
なぜなら、成果を出すためには時間がかかりますし、時間がかかるということはお金が発生するということです。
いくら費用を抑えたとしても、成果が上がらなかったり、期待してた通りの仕上がりにならなければ、意味がありません
まずは、見積もりを安く出来るカラクリをお教えしましょう。
見積もりが安いということは、当然、クリエーターの作業工数が短くなります。
また、見積もりが安いということは、数多くこなさなければ売上に繋がりません。
つまり、クリエーターは非常に短い時間の中で、成果の上がるものを数多くこなさなければなりません。
ご存知の通り、徹夜してまで仕上げるというのは、この業界では珍しいことではありません。
しかし、よく考えてみてください。
徹夜続きで働き続けるクリエーターが、いざ御社から依頼されたものを制作するとなって、
果たして良いものが作れると思えますでしょうか?
お見積りが安いということは、お客様のやりたいことに対してもあまり口を挟むことは出来ません。
例え、お客様が間違った方向に向かっていたとしても、です。
余計な口を挟むとそれだけで余分な時間を取られてしまうと考えるからです。
弊社の見積もり金額は一般的な制作会社さんと比べると『高い』と感じられるかもしれません。
ですが、正しくお金を頂くからこそ、しっかりとした作業工数が確保出来たり、
お客様の提案に対してより良い提案が出来たり、成果に繋がる施策が行えます。
「とにかくリニューアルしたい」「とにかく新機能を実装したい」が目的になってませんか?
WEB担当の方であれば、上の方から「リニューアルして」と指示され、
「上の方から言われたので、とりあえずリニューアルしたい」
という意識になっている方も多く見られます。
そうなるとどうしても「安いところが良い」と目線がいきがちになります。
「リニューアルすること」や「機能を実装すること」がゴールではなく、
「リニューアルしてお問い合わせの数を増やす」がゴールのはずです。
サービシンクでは、いくらお客様のご要望でも「お問い合わせの数が増えない」ことは、提案致しません。
お問い合わせの数だけではなく、成果に繋がらないことに対しては提案しませんし、
お客様の持っているゴールとかけ離れている場合、「それでは成果が上がりませんよ」と意見することもあります。
機能追加に関しましても、実装することによって「今よりも使いづらくなってしまう」のであれば、
「これはやる意味がないのでやめましょう」と、提案することもあります。
どうせリニューアルするなら、しっかりと成果が出せるサイトにしたくはないですか?
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EDITOR PROFILE
株式会社サービシンク
名村 晋治
2010年に株式会社サービシンクを立ち上げ、不動産業界に特化したサイト制作のアートディレクション~HTML実装設計~システム設計のすべてに携わるジェネラリスト。
基軸としてはクライアントの商売に寄り添うために、徹底的に思考を巡らせるためのディレクションを行う。
著書として『Webブランディングの入門教科書』『変革期のウェブ』。
2000年からは東京をはじめとして全国各地で「Webディレクター養成講座」の講師として次世代のWebディレクターを育成している。
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