商品パッケージを全国仕様に一新。
「豆腐を通して、沖縄の食文化を日本全国、そして世界へ届けたい」という思いのもと、沖縄県宮古島市にある豆腐屋「しまとうふ」は、その最初の一歩として県外の人々に手にとってもらえる商品パッケージが必要と考えた。その第一弾として発注した「島豆腐」のパッケージデザインが、ondoと「しまとうふ」の仕事のはじまりだった。
沖縄固有の「島豆腐」ならではの魅力を。
沖縄固有の「島豆腐」は、一般的な「木綿豆腐」や「絹ごし豆腐」と製法から異なり、味も食感も、食べ方さえも違う。今回のパッケージデザインは、単なる店頭におけるインパクトという点のみならず、「島豆腐」という固有の豆腐への認知・理解をさせる仕掛けも必要だった。その解決として、この豆腐ならではの価値、沖縄の豆腐=島豆腐であることがわかるよう、色鮮やかでかつ沖縄を想起しやすい、沖縄伝統型染め「紅型」を採用。また商品のネーミングは「野菜と豆腐を炒める料理 ちゃんぷるーおいしい 島豆腐」とし、「沖縄らしさ」と「食べ方」を想起させるパッケージデザインに仕上げた。
一つのパッケージからはじまった、企業ブランディング。
新パッケージの「島豆腐」の商談が、東京をはじめ全国各地ではじまると、県外顧客とのタッチポイントとしてコーポレートサイトの役割が重要となってきた。このタイミングで「しまとうふ」自体のブランディング(コーポレートサイトおよび商談等に使用するカタログ等のツールのリニューアル)の相談を受け、請け負うこととなった。ブランディングを進める上で、幾度となくヒアリングし、その中から「しまとうふ」の価値を抽出。そして、「今日も おいしい しあわせを」というブランドステートメントを開発し、サイト、カタログ等をリニューアル。宮古島の空気感が伝わる風景、そして丁寧に作られていく豆腐の姿をありのままに写真に収め、「しまとうふ」の価値、世界観を表現した。
宮古島「しまとうふ」の「島豆腐」が全国の食卓に。
今回のブランディングでは、顧客との接点を3箇所に設定し、商品パッケージ、カタログ、コーポレートサイトを制作した。
「島豆腐」全国発売スタートから約1年という時点で、
●大手百貨店、大手スーパーマーケットチェーン、CVSなどで20件以上。
●都内有名飲食店などへの取扱い。
●通販の売上向上。
「豆腐を通して、沖縄の食を世界へ届けたい」
その夢に少しづつではあるが着実に近づいている。
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ブランディングとは、その企業、製品(サービス)に対し、共通化される価値、イメージを作っていくことである。なので、例えば企業のブランディングであれば、会社名、ロゴ、製品デザインそしてそこで働く人たちといった、その企業を表す全てのものに、同じ価値、イメージを感じるような計らいが必要である。
と、ここまでセオリーどおりなお話をさせて頂きましたが、リアルな事を少しだけ。本気でブランディングをしていきたいのであれば、まずは自分たちで「あーなりたい」「こーしたい」という思いを固め、覚悟してください。
一旦ブランドとして世に出てしまったら、それを育て運用していくのはお客様自身なので本当に自分たちの決心がないと、どんなデザインを施しても、実体と離れてしまい、そこに世間の人が認める価値は生まれません。
そして、もう一つ。
世間の人にそれをわかりやすく伝えるために、デザイン(コピーも含め)としてアウトプットしていくのですが、その作業をするために、私たちとお付き合い頂く事を覚悟してください。
まるで恋人(?)、もしくは近所の世話焼きババアのように寄り添いますので
恥ずかしからずに色々なものを見せてください。
いいことも悪いことも、色んな話をさせてください。
そして、「らしさ」をデザインさせてください。
ということで、東京から遠く離れた場所にいる皆様も、ondoではできる限り
会いに行きますので、ご安心とご覚悟をお願い申し上げます。
宮古島しまとうふ webサイト
http://shimatofu.com/
ondo webサイト
http://www.ondo-inc.jp/
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EDITOR PROFILE
ondo株式会社
加藤 大介
日本パッケージ協会会員
博報堂プロダクツを経て、2014年1月にondo inc.を設立。プロモーション企画の開発から、広告グラフィック・企業CI・ブランディング・WEB企画・商品パッケージなど「人に届くコミュニケーションデザイン」をモットーに、アートディレクションを担当。また、寿司屋の息子に生まれ、幼少期より料理の腕を磨く。
ondo株式会社
ondo株式会社でできること
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商品パッケージデザイン制作
食品パッケージからBtoB製品まで、各種パッケージ制作実績多数あり。
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ホームページ・WEBサイト制作
ブランドサイトやキャンペーンサイトなど、Webデザインの実績も多数あり。
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広告コピー制作(キャッチコピー、ボディコピー)
広告/販促物のコピーワークはもとより、企業スローガンや商品ネーミング、取材-記事作成の実績も多数あり。コンセプトワークから携わり、企業や商品の価値を魅力的な言葉にして発信いたします。