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自社サービスの価値の見つけ方【差別化のポイント】
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2016/12/13
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- ビット・パーク株式会社
自分たちが出しているサービスの類似サービスなどがある場合、
・いかに自分たちのサービスに価値を感じてもらうか、
・差別化できるポイントはどこなのか
を見つけ出すことは非常に重要です。
今回は、自社の経験から
サービスの価値を見出すポイントを紹介したいと思います。
◆差別化を行なうキッカケ
似たようなサービスといえども、必ず違うポイントがあります。
弊社で展開しており、差別化が必要になったサービスは、「電気・水道・ガス」などのライフラインの使用状況をビジュアルでリアルタイムに見える化できるというもの。
東日本大震災後、節電の関係で電気の使用状況の見える化を電気供給会社自体が行なうということになりました。
そのため、ただライフラインの見える化サービスだけでは今後の展開が厳しいということになったのです。
◆サービスの持つ要素を分解
電気供給会社が行なうのは、「電気」の使用状況の見える化です。
この競合サービスを見て、自社サービスを分解し、勝てるポイントを見つけ出していきます。
弊社のサービスでわかるのは、
・「電気・水道・ガス」の使用状況
・これまで展開していたサービスで蓄積したデータ
つまり、「電気以外のライフラインの使用状況がわかる、かつこれまでのデータにより生活の中でどのようにライフラインの使用状況が推移するかのデータを持っている」というのが、弊社のサービスと勝てるポイントだと見つけました。
◆別視点を加えて価値を見つける
しかし、ライフラインの見える化だけでは電気のように供給会社がサービスを始めると勝つのが難しくなります。
では、見える化以外の部分で勝てるポイントは何か。
これまでの蓄積データを見ていると、日々の生活でライフラインを使う一定のリズムがあることがわかりました。電気だけでは待機電力やクーラーなどが自動的に動くと変動するのに対して、水道とガスのデータを加えることでより詳細な生活リズムがあることがわかります。
ここから見つけた価値が「ライフラインのリアルタイムの推移を見ることで高齢者の見守りサービスができるのでは」ということです。
こうしてライフラインの見える化サービスは、高齢者見守りサービスに転換。
生活リズムに乱れがあった場合に家族の方にメールで通知がいくようにしたり、通知が届いた後にどのようなリアクションを取るかを把握したりなどのシステムも弊社でつくることができるので、別サービスとして展開をスタートしています。
要素を分解して強みを見つけ、別視点を取り込むことで、中身は同じでも別の価値を持つサービスにすることができるのです。
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