【カープ優勝】勝敗で差がつく！スポーツが取り巻く経済効果

【カープ優勝】勝敗で差がつく！スポーツが取り巻く経済効果

プロ野球チーム広島カープがセ・リーグで優勝したことによって見込める経済利益が400億円を超えると言われています。 （ちなみにパ・リーグで福岡ソフトバンクホークスが優勝した場合の見込み経済利益は404億円だそうです。 一方で、世界で最も稼いでいるサッカークラブ、スペインの「FCバルセロナ」は、19日に行われた試合で観客動員数が減少し、10万人収容できるスタジアムに半分の5万人しか埋まらなかったそうです。注目されていた選手の移籍や、試合成績、また試合が行われた日など減少要因は様々ありますが、こうした観客動員数やそれに伴う見込み収入は、2020年にオリンピックを控えている日本にとっては注目すべきことだと思われます。

オリンピックの競技開催地について小池都知事がIOCとその開催地の知事と協議をしていたニュースがありました。スポーツは基本的にチケット収入、MD収入、飲食、放映権などで利益を上げる仕組みになっていますが、大半を占めるのはチケット収入と言われています。見込める観客動員がないなか、ただ広い開催地だけを設けても、赤字になるだけです。モノよりコトとして体験価値を求める傾向が最近ありますが、テレビではなくネットでもスポーツが好きなタイミングでいつでも見られる時代でもある現代で、チケット価格の相場は高くなる可能性がありますが、売れなくなる可能性も考えられます。現代のテクノロジーを組み合わせた際にどこをメインで収益を上げるのかを緻密に練らないと東京オリンピックは赤字になってしまうかもしれません。今後の動向に注目したいですね。