テープ起こしの需要と報酬について

テープ起こしの需要と報酬について

テープ起こしの需要

ICレコーダーなどに録音された音声データを、文字原稿に落とすテープ起こしの仕事について、その需要と報酬はいかなるものなのでしょうか。 まず、需要としては、経験者からの意見によれば、4月から上半期はそのテープ起こしの仕事は減少傾向にあるようです。逆に、下半期に需要が増えるそうですが、その理由としては、3月の決算期に講義が増えるからと言われています。すべての企業がそうであるとは言い切れないようですが、全般的に1年の下半期にテープ起こしの仕事依頼は集中すると言われています。

テープ起こしの報酬

また、その報酬は、1時間5,000円～10000円、1分100円前後というのが相場であるようです。ただし、その価格相場は音声の良し悪し、状態によって変動はするようです。

「素起こし」と「ケバ取り」

さらに注意すべき点は、文字起こしが、「素起こし」か「ケバ取り」かということです。 素起こしとは、「え～」、「あぁ」などといった、会話に多く含まれる、意味を成さない部分にいたるまで、すべてをそっくりそのまま文字原稿として落とし込むことを言います。 一方、「ケバ取り」とは、これらの文脈にとって不必要な「え～」、「あぁ」などの部位を取り除いた文字起こしのことを言います。 文字原稿の落とし方が、この「素起こし」か「ケバ取り」かによっても報酬は変わってくるそうです。