コーポレートサイトリニューアルの依頼ポイントまとめ
- ［更新日］2021/10/19
- ［公開日］2015/02/26
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目次
コーポレートサイトリニューアルの依頼ポイントまとめ
コーポレートサイト（企業サイト）とは、企業が商品やサービス、事業内容などの情報を発信する公式ホームページを指します。インターネットの普及により、コーポレートサイトはもはや企業活動に欠かせないものとなりました。ここでは、コーポレートサイトの概要と役割について紹介します。
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会社の顔とも言うべき、コーポレートサイト（企業サイト）。コーポレートサイトには以下のような情報が掲載されています。
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1. コーポレートサイトとは
コーポレートサイト
コーポレートサイトを見れば、訪問者は「なにをしている会社なのか」が詳しくわかります。サイトの良し悪しによって訪問者のなかの会社イメージが決まってしまうといっても過言ではありません。
コーポレートサイトを作る意味
多くの会社が、コストをかけてこだわりのコーポレートサイトを運営しています。そのように重要視される理由の1つは、コーポレートサイトによる信頼性の獲得です。
スマートフォンやタブレットの普及により、外出先でも気軽にインターネット検索を行えるようになりました。BtoBでもBtoCでも、気になったサービスや商品があれば、まずはコーポレートサイトをチェックします。
もしコーポレートサイトが見つからない、または古いデザインのサイトが表示されたとなれば「本当に実体のある会社なのだろうか」「WEBサイトの連絡窓口は動いているのだろうか」と不安になり、検討のモチベーションが落ちてしまうでしょう。
さらに信頼性獲得以外にも、コーポレートサイトには次のような役割があります。
- 最新情報の発信
- ブランディング
- 認知度の向上
- 集客
- 採用窓口
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2. コーポレートサイトのリニューアルは必要？
コーポレートサイトのリニューアルとは、既存のサイトを時代や経営環境にあわせて更新・改修することです。
極端な話、コーポレートサイトの運営目的が「サイトが無いのはかっこ悪いから作りたい」だけであれば、写真とテキストを入れ込むだけで出来上がる無料サービスでもサイトの制作は可能です。内容に変更がない限り、リニューアルも不要でしょう。
しかし、ブランディングや集客などを目的にコーポレートサイトを運営するのなら、その目的にあったサイトデザインへの定期的なリニューアルが必要になります。
リニューアルの必要性
たとえ会社のあり方は変わらなくても、ブランディング効果やサイトのユーザービリティ向上を目指すならリニューアルが必要です。
というのも、WEBサイトのトレンドは2、3年おきに変化するためです。数年前には人気だったデザインが不人気になってしまったり、有効なSEO対策が変わってしまったりすることが多々あります。
またコーポレートサイトを作ってから時間が経つほど、コーポレートサイトのリピーターは増えるものです。ずっと同じデザインを使っていると、代わり映えがしない印象を与えてしまうでしょう。
自社のコーポレートサイトを客観的に見たときに、次のような印象を持ったときは要注意。コーポレートサイトのリニューアルが必要かもしれません。
- 競合他社のサイトと比べて見劣りする
- サービスや商品の本来の魅力が伝わってこない
もし5年以上前からコーポレートサイトを変えていないのであれば、リニューアルの検討をおすすめします。
リニューアルを行うべきタイミング
では、コーポレートサイトのリニューアルはどのタイミングで行えばよいのでしょうか？あくまで目安ですが、以下を参考にしてください。
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周年
「5周年記念」「10周年記念」などは企業にとってキリのよいタイミングです。会社方針を新しくしたり、ロゴマークを変更する場合も多いでしょう。そのようなタイミングであわせてコーポレートサイトのデザインも一新すると、周年を迎えたことをサイト訪問者にアピールできます。 -
企業の方向性の転換
「今までは県内のリアル店舗を中心としていたが、これからは全国へ販路を拡大するためにオンラインショップへ力を入れたい」など、企業の方向性を大きく転換した場合もサイトリニューアルのタイミングといえます。この場合、コーポレートサイトのデザインだけでなく、内容や機能まで変更・追加する必要が出てくるでしょう。 -
事業内容の変化
「事業を増やした」または「変更した」といった場合、既存のコーポレートサイトの情報と実態にずれが生じます。軽微な変更であれば該当箇所を変更するだけで済みますが、大きな変更であればコーポレートサイトごとリニューアルするのがおすすめです。
新しい事業内容の宣伝にも活用できます。また事業に関する情報が増えてサイト内の導線が複雑になってしまった場合も、リニューアルが必要です。 -
採用活動
大きな企業では採用サイトを別に構築するケースもありますが、コーポレートサイト内に採用ページを設ける会社のほうが多いでしょう。採用ページのリニューアルは、採用活動の状況にあわせて1年に1回程度のペースで行います。
「去年から内容が変わっていない」「情報が古い」となると、本当は採用活動を行っていないような印象を訪問者に与えてしまいます。不信感がある企業へ応募する就活生・転職者はいません。たとえ求人サイト経由で募集を知ったとしても、応募前にはコーポレートサイトをチェックするのが当たり前となっています。採用活動を成功させるためにも、サイトのリニューアルは重要です。 -
社会情勢の変化など
コーポレートサイトを取り巻く社会情勢は常に変化しています。例えば、スマートフォンやタブレット利用者の増加により、WEBサイトのレスポンシブ対応はほぼ必須になりました。チャットボットや音声検索など、昔はなかったサービスもどんどん登場しています。既存のコーポレートサイトでは今の時代にあっていないと感じたときは、リニューアルを検討したほうがよいでしょう。
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3. コーポレートサイトのリニューアルのポイント
コーポレートサイトのリニューアルにかかる費用は、数十万〜数百万円と幅があります。これは、リニューアルの方向性や元のサイトのボリュームによって制作にかかる工数が大きく異なるためです。
ここでは、コーポレートサイトのリニューアルを外注するにあたって気をつけたいポイントを紹介します。
依頼時期
日本の企業では、リニューアルサイトのオープン時期を年度初めの4月に設定することが多いです。加えて3月決算の会社が多いこともあり、年度末はWEBサイト制作会社の繁忙期です。依頼が殺到するため、どうしても納期遅れや品質トラブル、制作費用の高騰が発生しやすくなります。
コーポレートサイトの制作期間は、ボリュームにもよりますが、3ヶ月〜長くて半年ほどです。よって12月〜3月前後の期間は、できるだけ依頼は避けた方がよいでしょう。
おすすめの依頼時期は夏〜秋口（5月〜9月）。他の会社の依頼とかぶりにくく、余裕のある対応が期待できます。
依頼内容
コーポレートサイトのリニューアル目的を明確にした上で依頼しましょう。
目的が明確であればあるほど、手戻りが少なく、スケジュール通りに進行できる確率が上がります。目的を設定する際は、ただ「ブランディン」「集客」とするのではなく、より具体的に達成すべき目標を決めます。
- レスポンシブ対応に変更してモバイルフレンドリーなサイトにする
- 多言語化して海外からのアクセスを増やす
- SNSとの連携を強めて流入数を増やす
- チャットボット機能をつけてメールでの問い合わせ件数を減らし、顧客対応の工数を削減する
- 採用に関する問い合わせ・応募を増やす
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4. コーポレートサイトリニューアルの依頼先の見極め方
コーポレートサイトの制作は、以下の流れで行います。
- リニューアル内容の検討・目的設定
- 制作会社の選定
- 要件定義
- デザイン・素材制作
- サイト制作（コーディング）
- システム開発
- テスト
- 公開
では依頼先の選定はどのように行えばよいのでしょうか？リニューアルを依頼する制作会社の見極め方を紹介します。
複数社に話を聞く
制作会社の実績を見て目星をつけたら、コンタクトをとって面談（ヒアリング）を行います。ヒアリングは1社につき1、2回。1時間ほどが目安です。
制作会社によって得意分野が異なり、またコスト感やスピード感にも幅があります。比較をしやすくするためにも、ヒアリングを行う会社は3社以上をおすすめします。
またヒアリングでは、以下の点に着目してください。
- 自社と同じ規模のコーポレートサイトを手掛けた実績があるか
- 制作会社の強みはリニューアルの方向性に合っているか
- 担当者の雰囲気が良いか
なおヒアリングの際は、リニューアルの目的・方向性とおおよその予算をまとめておくと話がスムーズです。見積もり・提案と進んだときにも認識のズレが少なくなります。
対応範囲を確認する
コーポレートサイトのリニューアルにあたって、制作会社がどこまで対応してくれるのか範囲を確認します。
WEBサイトの制作において、とくに対応が分かれるのが以下の2つです。
- 素材
- 機能（システム）の実装
制作費用も、イラストならサイズによって1枚いくら、撮影が必要であればカメラマンの出張で1日いくらのように制作会社ごとに価格があります。「テキストと企業ロゴの画像は自社で用意するが、写真はお願いしたい」のように希望をまとめておくと、価格の話がしやすいでしょう。
またリニューアル後のサイトに新しい機能を実装したい場合も、あらかじめ対応可否を確認しておきましょう。既存のシステムを導入するのか、カスタマイズが必要なのか、1から開発するのかで導入費用や制作期間が大きく変わります。
さらに、一口にコーポレートサイトのリニューアルといっても、今あるサイトを改修するのか、新しく作り直すのかで必要な制作期間・費用が変わってきます。完全に新しくする場合、サイトマップから構築しなおすことになるため、納期は長めになります。
とはいえ、改修が安く、新規制作が高いとは限りません。古すぎるコーポレートサイトの場合、無理に改修を進めるよりも、WordPressなどのCMSを導入して作り直したほうが安く収まる場合もあります。
ケース・バイ・ケースの面があるため、現状のコーポレートサイトの課題とリニューアルの目的・方向性を明確にした上で相談するのがよいでしょう。
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5. コーポレートサイトのリニューアルは目的を明確に
コーポレートサイトは、単純に見栄えのするサイトを作ればよいわけではありません。「商談につながる問い合わせを増やしたい」「ブランディングをしたい」など目的によって最適なデザインも必要なコストも変わってきます。
WEBサイトにはトレンドがあるため、最新の技術を取り入れるという意味でも、リニューアルを外注するケースがほとんどでしょう。今のサイトの課題を整理し、何を目的にリニューアルするのか明確にした上でプロへ相談することをおすすめします。
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