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【EC-CUBEの構築】導入メリット・費用相場・開発会社の選定ポイント

目次

【EC-CUBEの構築】導入メリット・費用相場・開発会社の選定ポイント

1.EC-CUBEとは

EC-CUBEは、EC構築用に開発されたオープンソースになります。180万ダウンロードの実績があり、流通総額は1500億円を超えているとも言われるソフトウエアです。

無料でダウンロード可能で、EC構築で必要な機能が揃っているので、ECサイトオープンを手軽にできるところが特徴です。また、オープンソースなので改変は自由でカスタマイズをすることができます。オンライン予約、カスタムオーダーなどASPサービスでは実現できない販売形態のサイトを構築することもできるようになっています。

ECサイトを0から作るとなると開発コストが高額になりがちですが、EC-CUBEはオープンソースで提供していることもあり、ダウンロードすることで一通り揃っている基本的な機能は無料で使用しながら、オリジナル性を出すためにカスタマイズをしたり独自開発して拡張をしたりすることで、コストを抑えつつ自社オリジナルのECサイトを構築することができるのです。

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2.EC-CUBE導入のメリット

EC-CUBEは、自由にカスタマイズができることが特徴です。もちろんプログラムに大胆に改修を入れることも可能ですが、誰でも簡単にできるように決済やデザインテンプレートなど800種類以上のプラグインが用意されています。

またこれらをカスタマイズを行う開発者たち向けのコミュニティがあり、そこではQ&Aや会話ができるようになっているので、不明なところはそこで解決することができます。

オープンソースのECソフトウエアは、海外のものが多いため導入するのに色々とハードルがありますが、EC-CUBEは日本での導入実績も多く対応できる制作会社もあるので導入がしやすいのです。

EC-CUBEの管理画面の機能の特徴を下記に紹介します。

EC-CUBEの管理画面機能の特徴
  • 商品管理機能は、商品と関連情報の登録、編集、そして一括登録が可能。
  • 受注管理機能には受注マスターと受注登録があり、受注商品、注文者、支払方法があり、一括ダウンロードが可能。
  • 会員情報や購入履歴は、会員情報管理機能で管理可能。
  • 認証機能、メルマガ配信、売上集計といった機能が、基本機能として搭載。
  • 商品紹介がフロントでできるようになっており、購入促進としてのユーザーレビューやお気に入り機能が備わっている。
  • 商品の購入手続きがスムーズに進むための機能として商品注文機能がある。ECサイトとして、決済方法の選択や配送時間の指定が可能。
  • マイページでは、会員登録、編集、退会の管理が可能であり、ユーザの注文履歴表示、お気に入り商品の登録ができる。

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3.EC-CUBEを導入したサイト事例

EC-CUBEを用いて構築されたECサイトにはどのようなものがあるのでしょうか。本記事では3つの事例をご紹介します。

事例①:ドトールオンラインショップ

参考サイト:https://onlineshop.doutor.co.jp/

1つ目に紹介するのは全国に店舗を展開するコーヒーショップのECサイトです。

このサイトでは、以下のようなカスタマイズが施されています。

  • 商品を定期的に配送する定期購入サービス
  • ハウスカードによるECサイトでの決済
  • メルマガ等で配布される「クーポンコード」の発行機能

さらに、物流や製造の稼働/非稼働日を考慮した出荷日・製造日を管理して1日の出荷数を制限することで、一定の配送スケジュールでの配達が可能となっています。

同ブランド名でのECサイト構築は初の試みでしたが、利用者のニーズを捉えた機能やEC流入を促進するサービスによって利便性の高いECサイトの構築が実現しました。

事例②:BRAVO MUSIC オンラインストア

参考サイト:https://bravomusic.jp/

2つ目に紹介するのは、スポーツ・フィットネス・ヨガ商品の輸入及び販売を行う株式会社ブラボーグループのサイトです。音源データなどの購入もできるECサイトです。

このサイトでは、以下などの機能を入れています。

  • サイトからの音源ダウンロードデータ購入
  • 「欲しいものリスト」との連携
  • 販売管理システムと、商品/受注/顧客データとの連携
  • クレジット決済

また、著作権についてはヘッダー部分に導線を設けることでサイトを訪れた人の注意を引く工夫がなされています。

さらにこのサイトの大きな特徴の1つに「高いデザイン性」があります。ブランドカラーを軸に、レイヤー構造などを取り入れることでスタイリッシュかつリズムを感じられるようなデザインを実現しています。

事例③:パインバレーECサイト

参考サイト:https://yokohama-pinevalley.com/

3つ目に紹介するのは、6000件以上のハーレーパーツ販売、実店舗での整備やカスタムなどのサービス、パーキングも取り扱うパインバレーのECサイトです。

このサイトでは、以下の機能が組み込まれています。

  • ユーザーが所持するハーレーの年式モデルの登録、レコメンドの適合
  • クレジット/コンビニ/Amazon Payでの決済
  • SendGridを利用したメルマガの配信及び開封率、クリック率の管理

リニューアル前は、コーポレートサイト・バーツECサイト・ヘルメットECサイトの3つのサイトを別個に運用していましたが、本リニューアルによってサービス・ブログ・ショップの統一した顧客体験が実現しました。

4.EC-CUBE導入の費用相場・見積もり依頼

EC-CUBEを構築、導入する際の費用相場ですが、これは開発会社によって異なります。より費用を抑えたい場合は、EC-CUBEの構築や導入を専門にしているのではないかというくらい実績のある開発会社を選ぶのがおすすめです。理由は、多くの実績があるということはノウハウが蓄積されており、実績があまりない開発会社よりも効率よくコストを抑えて且つ最適な期間で導入が進むためです。

ECサイト構築費の相場

一般的な相場感としては、特にカスタマイズを必要としない場合は数十万円から導入ができるでしょう。これは、EC-CUBEで基本的なEC機能を備えているからこそなのです。一部カスタマイズを行い、オリジナル性を出していきたい場合は、50万円〜かかってくるでしょう。画面デザインやプログラムのカスタマイズが絡む小規模システムでは100万円〜かかってくるイメージです。

ECサイト運用費の相場

また、導入後の運用費がかかってくることを考慮しておく必要があります。レンタルサーバやクラウドサーバの場合は、サーバ運用費がかかってきます。また、EC-CUBEソフトウエア自体の運用費として安くて1万円以内で対応してくれる会社もありますが、データ量など全体の規模感によって異なってきます。おおよそのコスト感に関しては、初期費用の10%以下で見ておくと間違いはないです。

EC-CUBEの導入、構築で注意するべき点として、もしレンタルサーバやクラウドサーバへ導入を行う場合EC-CUBEが推奨されていない場合が考えられます。この辺りはやはり、EC-CUBE構築の実績やノウハウがある会社へ依頼するのが安心です。

また、どうしても脆弱性によるセキュリティ対策に関しても度々注目されるEC-CUBEですが、そういった場合にプラグインの対応やバージョンアップの対応など、やはり日々から慣れている会社へ依頼することの大切さがわかります。

5.開発会社の選定方法

では、どのように依頼する会社を選定すれば良いかについて紹介します。

RFP(提案依頼書)を作成する

すでに予算も決まってECサイト構築における機能概要や仕様が固まっている場合は、RFP(提案依頼書)を作成したのち、RFPをもとに複数社へ見積もり依頼を出します。最低3社以上へ見積もり依頼を出すことを推奨しています。その理由は、会社によって得意不得意のポイントが違いますし、工数の考え方も異なります。また、社内にいるエンジニアのスキルや人数も同じではないですので、各社によって見積もり提案が異なってくるのです。

各社からの見積もり提出時には、各社の見積書を比較しやすいように、あらかじめ見積もり項目を用意しておき、その仕様に沿って見積書を作成してもらうのも一つの方法です。見積項目が揃っていると、比較をしやすくなります。項目によっては、ある会社はとても高い金額設定になっているのに、別の会社ではとても安い金額設定になっている場合があります。そういった場合、各社の特徴が出てきますので、確認しましょう。

窓口担当の人とのコミュニケーションを重視する

見積もり比較を行ったのち、発注先として選定することになりますが、発注先を確定する前に必ず行っておくこととして、プロジェクトが始まった際に担当窓口になる人を紹介してもらい面談を行うことです。見積もり出しから発注が決まるまでは、営業担当が窓口として動いている会社がほとんどです。

そこまで規模が大きくない会社の場合は、プロデューサーとなる人が動いていて発注確定後も引き続き担当する場合がありますが、どちらかも含めて確認しておくことをおすすめします。

担当窓口が変更になった場合、発注確定までにやり取りをした内容について、ニュアンスを含めて完全に引き継がれるというのは難しいと想定しておいたほうがよいでしょう。あとから言った、言わない等の問題に発展する可能性もあるため、やり取りした内容に関してあとからでも良いのでメールや議事録などエビデンスとして残しておきましょう。

契約内容を確認して締結する

発注先が決定したら、契約書、発注書、秘密保持契約書等の確認も行い、しっかりと書面にて締結を行います。また、リリース後の不具合対応等も大事なので、瑕疵担保期間がどれくらいあるのかも事前に確認をして契約書等に入れておくことが必要です。

全て書面で残すようにすることで、後に別の担当者へ引き継いだ時にはスムーズに進むことができますし、トラブル等発生した際には書面にて明確にすることができます。

まずは、複数社から見積り取得を行い比較検討してみるのはいかがでしょうか?見積り費用・各社の強みを知ることで納得のいく依頼先を検討できます。リカイゼンでは【無料】で各社から見積り取得が可能です。

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6.まとめ

ここまでEC-CUBE構築、導入に関する費用相場、見積もり依頼、発注先選定に関する説明をしてきました。しかし、初めてのECサイト構築の場合、なかなかどこから手をつけて良いかわからないかもしれません。何も分からず見積もりを取って発注をして思うようなシステムにならなかった話はよく聞くところです。

システムの見積もり依頼、発注はテクニックが必要ですので、プロに任せるのが良いでしょう。ビジネスマッチング業界にて8000社以上のマッチング実績があるリカイゼンでは、発注担当者の方を無料でサポートさせていただいております。また、発注先決定に伴う手数料等も発生しませんので、ご安心ください。

まだ、予算が決まっていない相談レベルでも対応が可能ですので、一度リカイゼンサポートデスクへご連絡をお待ちしております。

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この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

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