水質の監視を行う機器の操作に用いられる操作パネルを新規に開発する案件があり、その操作パネルに関するソフトウェアの設計開発を行いました。
本案件では要件が決まっており、それに合致するタッチパネルや制御機器の選定から参画し、お客様と打ち合わせを重ねながら進めました。
最終的にRaspberry Piを使用し、タッチパネルや各種センサの制御等を行うという構成になりました。

各種センサはRS-485で接続されており、通信は通常のシリアル通信と同様の方式で行われます。
このセンサ向けの通信制御アプリの構築を行い、校正作業や値の取得を可能としました。
上記機能もタッチパネル経由で操作する事が可能であり、測定値は定期的にクラウド（AWS）上にアップロードされる方式になっています。

本案件では機器の選定におけるお手伝いに加え、上記アプリケーションの仕様設計から実装作業、動作検証まで弊社で担当しました。
また、タッチパネル上のGUIに関しては実装は弊社ですが、UI素材の配置等はお客様に紹介頂いたデザイナーの方にご担当頂きました。

使用言語：
Python

関連技術：
AWS EC2、AWS Lambda、RS-485、シリアル通信