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バナー広告だけでは稼げない。キュレーションサイトのマネタイズ方法
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2016/06/19
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- ガチ株式会社
キュレーションサイトを新しく運営したい!と言う時に、考えたいマネタイズについて紹介します。
キュレーションサイトとは、
記事をユーザーが書いてくれる
自動的にコンテンツが増えていく
と言った、とても魅力的な情報サイトとして、注目されて久しいですが、
実は、それだけでは少し、収益を得ると言う部分では弱い面があります。
例えば、基本はSEO、Facebookで広告を出して「いいね」を拡げてユーザーを集める、
アドセンス等のバナー広告を掲載して収益を得る、とモデルを立てて運営を開始する方は多いですが、その場合の収益を考えてみましょう。
まず大前提として、アドセンス等の広告枠のみで運営していこうとなると、
「1PVあたり0.1円~0.2円程度」に収まっていきます。
まずは、バナー広告枠のみで運営した場合の収益性を考えてみます。
最初はだれも自分から記事なんて書いてくれませんので、ライターを雇う必要があるでしょう。
そこまで質にこだわらなければ、一記事あたり100円程度で募集をすることができますので、一日20記事程度集めるならば、一か月に6万円。
これだけをバナー広告収益で賄うならば、30万~60万PV、一日1万~2万PVあって初めて広告費無しでトントンになる計算です。
(サーバー費用等は除外しています)
これに合わせて、将来的に手放しでもよくなるように、ディレクターを一人置けば、20~30万円程度、
Facebook広告等でユーザーを集めるならば、最低でも月間50万円程度を賄う必要が出てきます。
50万円をバナー広告で賄うならば、月間250万~500万PVを達成して初めて収益化が達成できる、割と絶望的な数字となります。
ちなみに、国内のキュレーションサイトの、上位10位目あたりからがこのPVに近い数字です。
キュレーションサイトに近い2chまとめブログなどならば、「最大手」と言われる位置づけになってくるレベルです。
国内トップ10に立って初めて利益になる…と言うビジネスモデルではさすがに成り立たちません。
ではどのようにして収益化をしているのでしょうか。
広告と見分けがつかないネイティブ広告
マネタイズとしてまず考えられるのが、記事広告。
他のサイトの紹介記事に飛ばすことも多いですが、商品を紹介する記事を、サイト内の記事として同じように作ることでさらに収益性があがります。
いわゆるネイティブ広告と言われるものですが、ほとんどのキュレーションサイトはこれを導入し、これが収益の要となっています。
サイト内の記事として、商品を紹介する事で、そのサイトのファンであればあるほど自然な口コミとしてユーザーに認知され、商品の購入率がとても優秀なLPとして動き続けるページが出来上がります。
立ち上げるキュレーションサイトの読者は誰なのかを想像し、
その人が買いたいと思うであろう商品についての紹介記事へ対して、
広告費を取るページを用意し、その記事へクリックが流れやすいように、クリックされやすい位置へ配置していく。
そうする事で、例えば単純にシャンプーのアフィリエイトを行ったとしても、そのページへたどり着いたのちに商品ページへ飛んだユーザーは10人に1人程度は購入します。
1PVあたりの収益は1円~数円程度にまずは上がっていきます。
商品がサイトの特徴にマッチしていればしている程、収益は上がっていきます。
景気が良い業界であれば、1円でも課金したならば数万円の報酬が貰えるような課金保証を採用している所もあります。
アクセスの流れさえ出来上がってしまえば、極端な話、まったく運営しなくなっても収益が入り続けます。
弊社が管理している案件で言えば、一年~二年近く放置しているサイトがあるのですが、広告費・運営経費はほぼ0で、未だに毎月10~20程度入ってきているようなサイトもあります。
アフィリエイト以外にも、PV数がそれなりにあれば、記事広告として1記事あたり十数万等の提案もできるようになるでしょう。
アクセスが大きくなればなるほど、一記事当たりの価格を自分から決めることができるようになってきます。
いかに、記事広告にアクセスを集めていくかが肝となってきます。
やりすぎると嫌われる原因ともなるため、微妙な按配が必要です。
キュレーションサイトは購入の前段階
実は、キュレーションサイトとは、商品を購入する顧客の活動チェーンから見ると、何かを購入する為の、前段階として位置づけられます。
・どこかに行きたいと決断させる記事を読んだ
・最近流行りのこのグッズを購入したいと思わせる記事を読んだ
・解決方法はなんだろうと探していた
そんなキッカケになるのが、キュレーションサイトの役割です。
そのキッカケを受けて、顧客は商品やサービスを購入し、商品やサービスを実践する為や、アフターサービスを受ける為にお金を払っていきます。
キュレーションサイトの先に、ユーザーのお金が動いていきます。
そこで、サイト自体をゴールにしてしまう方法があります。
例えば、マッチングサイトを併設する方法があります。
むしろ、最近は逆に、マッチングサイトにはキュレーションサイトの機能の併設がほぼ必須となってきているのではないでしょうか。
書き手が特化している知識・技術を、売り物として出してもらう仕組みを導入する事で、
その記事を読んだユーザーは、書き手へ対して直接、サイトを通してサービスの提供を依頼します。
この方法の優れている点は、ライターが「自分の為」に記事を自発的に書いてくれる点です。
専門性が高くなるため、PVこそそこまで稼げませんが、たどり着いたユーザー自体が既に「何かに困って」調べてきた為、非常に高い収益性を示します。
弊社が現在進行中の案件のお話しなのですが、キュレーションサイトの依頼を受け、詳しくヒアリングをしていました所、最終的にはそのサイトを元に、「掲示板を設置して」、そのジャンルが好きな人が集う掲示板を通してパーティーを開ければ、と言う目的を持った依頼でした。
そこで、パーティーへの参加を最終的なゴールとした場合の設計として、
・まず、キュレーションサイトとしてそのジャンルの情報をライターに書いてもらいつつアクセスを集める。
・サイト内外問わず、そのジャンルに関わるイベントのレポートを書いてもらい、記事の一番クリックされやすい位置はイベントレポートを挿入する。
・さらに、サイト内でイベントの告知を行えるページをキュレーション記事として作成できるようにカスタマイズを行い
・イベントレポートページで一番クリックしやすい位置にイベントの参加募集告知を置く。
と言う設計を行っている最中です。
これにより、まずそのジャンルの記事に流入してきた人はそのジャンルに興味がある人である為、
イベントに興味があればレポートもクリックする。
レポートを見て楽しそうだと思ったならば、後は都合さえ合えばイベントに参加する、と言う流れを作り上げています。
合わせて、イベントの参加募集を広告枠として販売する事等も可能であり、イベントへ参加した人へ対してはレポートを書いてもらう事で、次回の割引などの優遇を行う形にて、イベントライターの確保にもつながります。
ニッチを狙えば業界一位もすぐ
最後に、収益を上げる方法としてとても効果的な手法があります。
ニッチなジャンル専門サイトとして運営することです。
そうすると、すぐにその業界の上位三位以内には入ることが可能です。
上位三位以内であれば、広告掲載料金は自分たちで決めても文句を言われません。
ニッチなジャンルであれば、三か月もあれば上位三位以内の位置づけも可能です。
ニッチなジャンルであれば、一日数千PVであってもバナー広告で数万円を獲得できます。
月間3万PVのサイトで、ほとんどクリックされない468×60のバナー広告でさえも、月額6万を提示する程、強気な値段設定も可能です。
もちろん、ニッチな業界というのはこの情報を見るならこのサイトといった常識が固まってしまっている業界でもあるので、
そこに一石を投じるにはそれなりの攻略法が必要です。
市場の規模自体が月間3万PV程度しか無い可能性だってあります。
PVも、芸能ネタを集めたりするよりは伸びにくさを感じることでしょう。
それでも、競合数百社の五十番目よりも、競合二十社社程度の上位三位の方が収益は出しやすいです。
キュレーションサイトの収益化まとめ
以上のような方法が、キュレーションサイトを収益化する上で必要な事ですが、
どんなサイトを運営したいかにより、取れる作戦も変わってきます。
他にも、専門性が高いものであれば、読者に有料登録をさせて読み物としてのゴールとする等もあります。
読者・ユーザーの目的を追求していくことで、収益性を一気に上げることができるのがキュレーションサイトの最大の武器です。
その見せ方や、作りこみ方は、だれをターゲットにするかによってさまざまな方法が考えられます。
芸能情報サイトが婚活パーティーを企画してもあまり人が集まらないように、テーマに合わせた設計が必要です。
また、サイトによっては普通のキュレーションサイトには取れない作戦も取れる可能性があります。
キュレーションサイトだからと言って、情報紹介だけにはこだわらず、
自由な可能性を見つけてみるのも、自社サイトのオリジナリティ創出、ブランディングに役立つのではないでしょうか。
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EDITOR PROFILE
ガチ株式会社
浜田 貴郎
1985年長崎県生まれ 大学を卒業前にアルバイトとして従事していたライティング業務をそのまま継続し個人事業主として独立。自社サービスを立ち上げ、その後法人成しました。その際に必要であった自社サービスの宣伝の為に身に着けたウェブ広告事業などに手を広げ今にいたります。途中、自社サービスを売却し、ウェブ広告事業等を模索。2015年に飲食店を立ち上げ、その際に感じた飲食店のITリテラシー不足を狙うSEO等の業者に疑問を感じ、飲食店のウェブ集客(ツイッターでの新規顧客集客をメインとしたソーシャルメディアでの拡散)をお手伝いする事業を現在展開中です。
弊社では、在宅でのライターや、ウェブデザイナー、プログラマーを管理しつつ、コンテンツの質にこだわった商品を提供しております。
私には、一つの人生を変えたエピソードがあります。
ある時道を歩いていると、おばあさんがとても重そうに新聞紙をゴミ捨て場に運んでいました。
一度は素通りしましたが、見かけてしまった以上はこのまま無視をしては後悔しそうで、素通りした道を戻って手伝ったことがあります。
手伝った結果、手にした新聞紙はいつも持ち歩くパソコンよりも軽い物でした。
それを、3秒ほどで運べる場所へ運ぶだけのお手伝いで、「何もしてない」のにも関わらず、おばあさんから「ありがとう」の言葉を言われた私は、
思わず「こちらこそありがとうございます。」と返しました。
何も貰っていないはずが、何故「ありがとう」だったのか。
口下手なのだろうなと気恥ずかしくなりましたが、
よくよく考えてみると、それは紛れもなく「こちらこそありがとう」でした。
「私にとってはたったこれだけのお手伝いで、感謝をされて今日一日うれしい気分にさせてくれてありがとう」
そうした自分にできるちょっとしたお手伝いで、誰かにとっては大変な悩みや仕事を解決する事で、得られるうれしい気持ちこそ、「幸せ」なのでは無いか。
ガチ株式会社における仕事でも、弊社にできるちょっとした事で、誰かの悩みを解決し、「幸せ」を感じる仕事をしたいと考えております。