驚くべき能力を発揮することができる！？フロー状態って何？

こんにちは。コア・アド・インフィニティ編集部のオクワキです。

皆さんフロー状態という言葉を聞いたことはありますか？

1975年に心理学者のミハイ・チクセントミハイさんが発見・研究し、「フロー理論」を世界に広め有名になりました。

フロー状態とは、
－人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、
その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう－
（引用：ウィキペディア）

何らかの活動に対して、時間の感覚も忘れて没頭し、楽しさを感じている時、人はフロー状態に入ります。
それは、スポーツ、勉強、仕事、遊び、何にでも起こりうるものであり、
1度フロー状態に入ると、驚異の集中力で、自分が持つ最大の能力を発揮することができるのです。

フロー状態の特徴としては、
・時間間隔が変化する
・自分に対する脅威は感じない
・個人的なものである
・喜びを感じる
・最大の能力を発揮する
とあります。

フロー状態に入ると、体の感覚や、他人の目線、空腹、疲れなどは感じなくなります。
よく、芸術家や音楽家、小説家などが睡眠も食事もとらず作業に没頭するというような話を耳にしますが、
これもフロー状態のことを示しています。
彼らは極度の集中状態を作り出して、自らを現実世界から引き離し、描き出すストーリの中に入り込んでいるのです。

フロー状態に入るときの条件としては、
・今していることに完全に集中できる
・日頃の現実から離れたような、忘我の感覚
・何をすべきか、どうやってすべきか理解している
・自分たちの能力で実現可能であることを理解している
・何の心配もなく、心が平静であること
・現在に対して集中し、時間の感覚を忘れること
・本質的なモチベーション。活動自体に価値があるので苦にならない
・直接的なフィードバックがある

だそうです。
分かってはいてもフロー状態を意図的に作り出すには、なかなか難しいものがありますよね。。。

フロー状態を作り出すには、誰かに指示されて行うような受動的なものではなく、
その作業自体に喜びを感じ、能動的に動けることが前提になります。
これは、仕事にも同じことが言えます。
仕事のやる気がお金やモノなどの外的報酬によるものだけではなく、
成長したい、嬉しい、楽しいなどの内的報酬が加わった時、フロー状態は訪れるのです。

まとめ

どの世界でも、成功している人たちは意識的にあるいは無意識にこの「フロー状態」を作り出せているのでしょうね。
目標を明確化にし、その目標に向かい日々努力すること、
そして何よりその活動を好きになることが、フロー状態を見出す最大の近道なのかもしれません。

【参考】
http://time-management.jimdo.com/%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%AE%E5%B9%B8%E7%A6%8F%E5%BA%A6/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E7%8A%B6%E6%85%8B/
http://ushigyu.net/2012/09/10/on_flow/
http://matome.naver.jp/odai/2134913949670737701