株式会社チビコ

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ブランディングデザインに必要な3つのポイント


① ブランディングとデザインの関係

ブランディングをデザインする上で最も大きな問題は、ただ単にロゴや名刺、WEBなどのデザインをオシャレでカッコ良くしましたという表層的で短絡的な発想です。確かにデザインを美しく見せることは重要なのですがブランディングの成功にとってはそれだけでは不十分なのです。「デザインだけを変えたが何も変わらなかった」というケースは多く「ブランディングにおけるデザインの重要性」が求められているにも関わらずその効果を発揮していないのです。それは、言い換えればデザインが「ブランディングを妨げている」ことになっているとも言えます。センスに適うクオリティの高いデザインであれば、ブランドは多くの人の目に止まり認知され受け入れられやすいのです。視覚は情報の70%~80%を占めるといいますが、 その視覚の引力は、人との関係付けを成立させてくれる大切なタッチポイントなのです。つまりデザインから受けるビジュアル・イメージは極めて重要なのです。実は、デザインの「印象、イメージ」の奥底には目に見えない無形の価値があり、それこそがブランドの本質であり核となっているのです。

② デザインがブランディングを妨げる可能性

デザインがブランディングの妨げになる場合の理由は、デザインというよりもデザイナーにあるのかも知れません。なぜならば、多くのデザイナーは、クライアントからの依頼内容を言われたまま仕上げる仕事をしている人が多いだからです。ところが、クライアントである会社や商品をブランデイングするということは、ビジネスのあり方や、商品価値を深く知ることが必要不可欠なのです。ブランディングするためには、デザイナーはブランドのデザイン提案にあわせて、「モノ売り」から「コト売り」への「目的意識の変化」も含めて提案しなければなりません。すなわち、物質的欲求から精神的欲求に応えるようにするということが求められているのです。それが、ブランドをデザインするということなのです。こうした提案が出来ない、あるいはまったく理解していないデザイナーは少なくありません。そうした状況で受注した場合、クライアントも、デザイナーも、これから何の勝負になるのかを知らないため、ブランディングのためのデザインが、的を得るものになりません。せっかくのブランディングへの投資が、無駄になってしまいます。ブランディングへの認識(本質的理解)の低さが仇となってしまいます。

③ ブランディングでデザインが果たす役割

ブランディングのためのデザインとは、事業内容や、会社・経営者のなかに潜んでいるブランディング可能な目的意識(ブランドビジョン)を明確化する「考え方のデザイン」とその力に、クラッチのようにつながり、現実を動かせるようなロゴマークデザインを中心としたビジュアルコミュニケーションツールをデザインする「造形のデザイン」の2つの要素からなります。ただ単に「造形のデザイン」だけをしても、見た目はそれなりに格好はつきます。造形の質が高い場合、そのビジュアルイメージによって成果が出ることもあります。しかし、それでは「仏造って魂入れず」です。真に求めるものは得られません。「考え方のデザイン」はとても重要です。しかし、例えば、同じ品質、同じ価格、同じデザインの製品があっても、ブランドのロゴマーク(例えばアップル社)と、普通の会社のロゴマークが付いている場合、ブランドのロゴマークが付いた製品の方が、圧倒的に売れていきます。ブランドにおける「造形のデザイン」、特にロゴマークが素晴しいのは、一瞬で、ブランドの価値・魅力を伝える力、つまり販売力を宿すことができ、ブランディングにとって重要な要素だからです。それは「考え方のデザイン」があってこそ実現できるものですが、伝える知恵「造形のデザイン」が放つビジュアルメッセージとしての素晴らしさがあり、人の目を惹き付ける情動(美)として、形づくることができ、目に見える形となってこそ、ブランドが人の心のなかで動きはじめることができるからです。

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http://www.chibico.co.jp/blog/business/branding_design_development/

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EDITOR PROFILE

株式会社チビコ

今田 佳司

代表取締役/クリエイティブディレクター

<略歴>

1973年、京都府生まれ。

1995年、大阪芸術大学美術学部デザイン学科卒業。

(株)アドブレーン入社、電通へ出向

(株)インターブランド ジャパンを経て

2009年株式会社チビコ設立

<受賞歴>

ニューヨークADC賞 銀賞/日経広告賞 グランプリ

日本産業広告賞 グランプリ/日経エレクトロニクス賞

毎日広告賞/札幌国際デザインコンペ入選

富山デザインコンペ入選



「経営としてのデザイン」

大切なのは「見た目」のデザインではない。いかに経営ビジョンを可視化し、具現化するかである。戦略的に構築されたブランドは、見る人にとってこれまでにない共感とロイヤリティをもたらします。しかし、本来のブランディングの意義はプロセスにこそあります。コンサルティングの過程で再発見する会社の存在意義、そして会社と社会、会社と社員のあるべき理想の関係性や姿は、デザインという具現化された資産とともに、大きな成果となるはずです。経営インパクトのあるブランディングを成功させるためには「企業理解力」がなによりも大事だと考えています。ひとくちに企業を理解すると言ってもそこには、市場環境やビジネスモデルなど経営を理解するためのビジネスセンス、そして社風や企業文化を直感的にとらえるための敏感なセンシビリティの両方が必要です。経営的視野をクライアントと共有しながら、ユニークで誰からも長く愛されるコミュニケーションをデザインすることがわたしたちの使命です。

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