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ネーミング(商品名)を外注する時に抑えるべきポイントは?
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2016/04/11
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- 株式会社アドギャラリー
商品名は2タイプに大別されます
どういうことかと言いますと、
商品名だけでは中身が何なのかサッパリ分からないものと
ある程度、中身・内容が想像できるものの2通りということです。
外注する時に、どういう方向性で名前を考えて欲しいのか示す際に
ざっくりながら伝えるのもありだと思います。
男性用シャンプーの例を挙げますと、
前者の一例が「スカッシャ!」後者の一例が「頭皮スカッとするシャンプー」という具合です。
(「スカッシャ」:頭皮=スカルプ + スカットするシャンプーの造語)
ネーミング開発を外部に依頼する時には、
当然ながら商品概要・内容を説明されるわけですが、
どのようなコンセプトに基づき開発したのか、
どんなチャネルで販売し、今後どのようなプロモーションを考えているのかも
きちんとオリエンテーションされることが大事です。
この3月末に、『パッケージデザインを外注する時に抑えるべきポイントは?』
というタイトルでBTL記事として載せて頂きましたが、
ネーミング外注の場合もパッケージと同じようなことが言えます。
*商品概要シート(ターゲット像・特徴・原料素材・成分・価格なども)
*開発の動機や商品への熱い思いなどを記したシート。特になければ不要です。
*現状考えているイメージ。例えばですが、「高級感を感じるもの」「爽やかなイメージ」
「和風で」「男っぽい感じに」「機能性を表現したい」・・・といった表現でも構いません。
全く白紙の場合はイメージ無しでも大丈夫です。
*競合と考えている他社商品(理由も含め)。特になければ不要です。
また、ご予算がある程度確定しているような場合は、
オリエン時に大体の金額もご提示頂くと良いでしょう。
そして、ネーミングで気をつけるべき注意点があります。
ネーミングには商標登録がからみます
オリエン時にどこまで制作サイドに依頼するかにもよるのですが、
事前に特許庁の『呼称検索』で下調べまで依頼し、
提案頂くネーミング案がおおかた大丈夫な状態であるようにします。
「この商品は商標登録しないから別にいいよ」と済ますのは危険です!
名前を決定し商品化され、店頭に置かれたり、カタログ販売されてから、
同じ名前がすでに登録されている、うちの商品名に酷似している・・・等と
後々クレームなり裁判沙汰になってからでは目があてられません。
登録する予定がなくとも、事前に調べておくことをぜひおすすめします。
手間だからと、きちんとした専門サイトでの検索をせず、
ネットで簡単に検索して済ますのも問題があります。
商標は、申し込んで即時登録されるわけではなく、完了まで4〜5ヵ月位はかかります。
つまり商標出願中という途中段階の名前も数多く存在しているからです。
まだ出願中のものであれば、ネットのワード検索ではヒットしないケースも出てきます。
*余談ですが、申請中の名前には(TM)マーク、登録されたものは(R)マーク。
もし登録をお考えでしたら、特許事務所、弁理士に依頼することになります。
私どもはデザイン制作会社ですが、コピーライターがおりますので
ネーミング開発から商標登録まで一環してお請けすることができます。
味の素冷凍食品様、アサヒビール様、JTB様の商品名をはじめ、
ショッピングモールやアクセサリー、同窓会のネーミングまで幅広い実績があります。
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EDITOR PROFILE
株式会社アドギャラリー
菅野仁
ビジュアル中心、イメージ先行で進めがちなデザインではなく、
きちんとしたコンセプトのもと、
キャッチフレーズ始め、しっかりメッセージを伝えるクリエイティブをお届けします。
『人に喜ばれるデザイン』を社是に掲げる私のデザインポリシーはここにあります。
<菅野仁はこんな人です>
●山形県出身で今年55歳になる田舎者です。 ●小さなベランダでガーデニング。今年もメジロのつがいが梅花の蜜を吸いに訪れてくれてホーホケキョ(鶯ではないので本当はこんな鳴声ではない)。 ●狭いリビングに小さな水槽が6つ。熱帯魚の世話で癒やされるこの頃です。特に4匹のベタにべた惚れ! ●クルマ好きで、ちょっとした渋滞なんてなんのその。ハンドルさえ握っていればずっと平常心? 人の運転ではガチガチ緊張! ●中学、高校と「国語」が大の苦手だったにも関わらず、コピーライターになった自分が未だに信じられない。 ●信じられないと言えば、以前は年間150本くらい映画館で映画を観ていたが、いまでは数年に1本観る程度に(黒澤明監督の助監督募集に応募したほど映画好き、なはずの私です)。 ●自他ともに認めるワイン好き! 最近は498円のチリ産赤ワイン、648円のカリフォルニア産白ワインにはまっている。「この2本のハイコスパワインは、一流ソムリエもはまるはず!」と豪語してやまない今日この頃である。
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