パラシュート株式会社

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【DM販促】成功のカギはターゲットにあり!重要性を再確認できる事例紹介


「誰に」伝えるのかを決めた時点で、販促の成否は40%程度決まる。
前回の「DM販促成功のための4大要素」でお伝えいたしました。
http://businesstimeline.jp/company/parachute/timeline_detail/1920

今回はそのうちの「ターゲット」の重要性について解説します。

◆なぜターゲットが重要なのか

例えば
1.女性に、新発売のシェーバーの案内を伝える
2.60代以上のシニア層に、ニューファミリーに最適な新築マンションを訴求する
3.男性の経営者に、高額な婦人病検診の案内を送る

極端なケースを考えてみると「誰に」その情報を伝えるのかが、いかに重要かがお分かりいただけると思います。

因みに3のケースは実際に私(パラシュート(株)の代表者田中(男性))に届いたDMです。
会社住所・会社名・私の名前。それぞれキチンと表記されていたDMでしたので明確に私宛に伝えたい意志があります。
中身を見ると、初めは人間ドックか何かの案内かと思いましたが、子宮頸がん検診のことや、マンモグラフィがどうしたこうしたといったことが紹介されており、私宛のDMなのに、なぜ送られてきたのかまったく意図が分かりませんでした。

私の名前は当社サイトなどで公開されているものですので、不正に入手したものではないでしょう。
恐らく、なんらかの企業リストを入手もしくは作成し、一斉に送ったのだと思います。

このDMを受け取った私が、気分を害することはありませんでした。
ただ、残念な気持ちになりました。
そして、もったいないとも思いました。

婦人病検診の問い合わせや申し込みがまったく期待できない私に、制作費・郵送費用あわせて@200円くらいはするしっかりとした造りのDMを送るなんて!

なんてもったいない!

せめて名前で男性か女性かの判別くらいしてから発送すればいいのに!

職業柄もあり、私自身がこのDMに対して不快な気持ちにはなりませんでしたが、中にはクレームをおっしゃる方もいらっしゃったことでしょう。そうなると、せっかく良いサービスを提供されているのに、企業のイメージダウンに繋がり、更にもったいないことに!
そんな思いになりました。

◆購買履歴・ログデータの活用でターゲットを明らかに

先の例はとても極端な例ですので、ターゲット設定が誤っていることは明白です。
オファー(特典)やタイミングやクリエイティブ(表現)がどんなに素晴らしくても、販促は成功とはなりませんので、ターゲットの重要度が非常に高いこともお分かりいただけたと思います。

では、次のようなケースを考えてみましょう。
1.以前、住宅情報一括資料請求Webから資料請求いただいた30代の方全員に、春の実邸見学(一戸建て)の案内を送り、戸建て受注に繋げよう。
2.3カ月後に車検が迫っている顧客全員に、格安車検の案内を送ろう。
このようなケースだと、どんな情報をお伝えすればよいでしょうか?

1の場合ですと、戸建てではなくマンション購入を前提としている方はそもそも興味を惹かないでしょうし、資料請求はしましたが、とりあえず資料請求しただけで、本腰を入れて住宅取得しようとまでは思っていない方には、魅力的な情報には映らないかもしれません。
2の場合であれば、そのお客様はディーラー車検を信頼し、任せている方かもしれませんし、車検はとにかく安く!という考え方の方かもしれません。

案内をお送りする「ターゲット」として、1・2それぞれ「全員」に送ることは、見当違いなほどではありませんが、せめて「戸建て希望者」とか「車検は安くありたい!」と思ってらっしゃる方に案内できた方が、販促の効果・効率は高まると予想されます。

そんな時は、購買履歴やWebログ、営業行動ログ、アンケートなどのデータからヒントを得ましょう。
性別・年齢などの属性情報と組み合わせて利用すると、より的確なターゲットセグメントを決めることができます。

ターゲット選定が自動化できている企業様もそうでない企業様も、データに基づいて洞察し、誰に情報を伝えていくのかを決めることは、骨の折れることでもあります。
しかし、「誰に伝える情報なのか?」を十分に考えない限り、大事な販促予算を無駄使いすることに繋がりますし、思わしくない結果が続くと気持ちも沈んでしまいます。

敵を知り己を知れば百戦危うからず。
情報を制する者は世界を制する。
いつの世も、得られる情報があるならば、しっかりと確認し、未来に向けて活用していくことは大事ですね。

<参考>
https://www.parachute.co.jp/blog/2017/05/dm-5.html

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EDITOR PROFILE

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田中 研治

パラシュート株式会社 代表取締役の田中です。

当社に興味をもっていただきありがとうございます!



当社は情報デザイン思想をベースに、販売促進施策の企画・実行を主な事業ドメインとしているマーケティングカンパニーです。

通信販売企業様や飲食店などのリアル店舗運営をされているお客様、カーディーラーや不動産業界様などのお客様の経営課題について解決策をご提案しております。



◆どのような経営課題を解決しているか?

・売上/利益の改善をしたい

・新規顧客を獲得したい/リード獲得したい

・既存顧客のリピート利用を促したい

・離反防止策で顧客の流出を止めたい

・休眠顧客を復活させたい

・新しい販促アイデアが欲しい

・経営戦略、事業戦略の策定

こういったお悩みについてお応えしております。



◆当社の得意領域

上記の課題解決手法は多数ございますが、当社は

1.DMを使った販促

2.DM×Web・LP

主に、この2つの手法でもってお客様の経営課題を解決いたします。



オムニチャネル時代。

販促も複数の媒体や手法を連携させて取り組まないと効果的なアプローチになり得ない時代です。



当社は、上記2つの範囲を得意領域としていますが、

・購買履歴や行動履歴の分析

・メールマーケティング

・マス媒体との連携

・経営戦略の見直し

これらの要素も踏まえ、ケースによってはご提案に組み込み、最も効果的な販促プランをご提案しておりますので、「木を見て森を見ず」といったことにはなりませんので、この点はご安心ください。



また、私の活動となりますが近年は、販促セミナー講師として既に1000時間以上の講演実績がございます。

全国各地で出会った販促事例を糧に、お客様にフィットした販促プランをご提案いたしますのでお気軽にご相談くださいませ。

きっと良い解決策をご提案いたします。

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