株式会社エムストーン

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拡張現実(AR)のすすめ~7


■快適なARは…

前回、「画像認識技術」が、ARの肝(キモ)であるとご説明しました。
もう1つの大切な要素は、ARサーバーがストレスなく働いてくれるかということです。

前々回の「拡張現実(AR)のすすめ~5」で、ARサーバー側の処理についてご説明させていただきましたが、マーカー画像に紐づけられたコンテンツ(動画)を探し出すのは、ARサーバー(データベース)の役割です。

このとき、せっかく送信されたマーカー画像の処理にサーバー側がもたついているようではダメですね。ストレスがたまります。
ARサーバー自体の性能が大きく影響してきます。

また、ARサーバーの性能も然りですが、探し出されたコンテンツ(動画)をストリーミング配信する際に重要なのが、ネット回線です。
ARサーバーまわりのネット回線が貧弱では、お手元のスマホ(タブレット)まで、動画がなかなかやってこないとか、フリーズしてしまう、という最悪の事態もあり得るわけです。

つまりARサーバー自体の性能と、その設置場所(回線の容量は十分か)が、ARがストレスなく正確に実現するかどうかの分かれ目になるのですね。

株式会社エムストーン
藤原祥隆

(つづく)

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EDITOR PROFILE

株式会社エムストーン

藤原 祥隆

翻訳・通訳、字幕・吹替え、映像翻訳、PV制作、コンテンツ制作が主なサービス。

映像のわかる翻訳会社(=翻訳のわかる映像会社)を目指しています。

沿革:

■機械翻訳開発会社勤務を経て、1990年12月株式会社エムストーン設立。設立当初は、翻訳とコンテンツ(マニュアル)制作がサービスの中心でした。

■1995年8月、秋葉原初のインターネットカフェ開設。そこでの経験に基づいて『インターネット用語がわかる本』(日本実業出版社)、『テレビ会議システム活用ガイド』(日本実業出版社)、『スキャナでらくらく文字入力』(エーアイ出版)を相次いで上梓しました。

■1999年10月、米国コネチカット州のオンラインマーケットリサーチ会社GF社の日本法人設立準備に向けて活動しましたが、翌年に米国のITバブルが弾けて契約解消。

■2008年9月、S.スピルバーグ監修による小児ぜんそく患者向けアニメーションゲーム「Quest for the code」日本語吹替え版を制作したのを皮切りに、本格的に動画の字幕、吹替えを開始し、企業プロモーションビデオ(PV)の撮影制作も手掛けるようになりました。

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