ビッグデータとは何か

どこもかしこもビッグデータ、ビッグデータとはいいますが、ビッグデータとはそもそも何であるのか。ビッグデータの正体は何なのか。ものすごく端的に、誤解を恐れず言ってしまうならビッグデータとは東京ドームいっぱいに詰まった有象無象のゴミの山です。

活用法を考えずに手を出すには、膨大で使えるかどうかもわからないレベルのシロモノです。有効に使えばゴミは宝の山に変わるかもしれませんが。

ビッグデータの活用とは

ビッグデータの活用、というのは「このゴミの山の中に金があります、無いかもしれません。ですからゴミをかき分けるためのスコップを月5万でお貸ししましょう」ということです。何を探すかが明確になっていないと、スコップで足りるかどうかもわかりませんし、月5万が安いか高いかすら判断はできません。

簡単に使えるビッグデータというのはこのように、活用方法を自分たちで見つけなければなりません。すでに整理され、何に使うかまで提案してくれるようなビッグデータはどれほど親切で有用でしょう。

Twitterのストリーミングなどは使い方を考えないまま取得すると、ゴミとなってしまうような膨大なデータです。TwitterではAPIという仕組みでこのデータを読み取ることができます。何に使うかは利用者次第と言うわけです。

さて、当社ではTwitterの位置情報付きツイートを地図へプロットするというWebサービスを無償公開いたしました。ここまで引っ張っておいて何だ宣伝かよ、というのはご容赦ください。

ビッグデータは活用法次第、ということが言いたかったわけです。ビッグデータが何やらわからぬまま、高い投資をしてもいいことはありません。

http://www.geo-twit.com/

Twitterの位置情報付きツイートをプロットすると同様に、ECサイト運営の方であればCSV形式でお客様情報を作り、どの地区のお客様が多いかなど調べても面白いとは思います。