「御社の強み」ってなんですか?
初めて打ち合わせをさせていただくお客様に、よく聞かれそうな質問ですが、
実際あまり聞かれた記憶がない質問です。
というか、実は、相手が本当に知りたいことではないのかもしれません。
あくまでも、「強み」は自分の会社を説明するときに、使うひとつの手段にすぎません。
では、「お客様が本当に知りたいこと」、判断したいこととは、
どういったことでしょう?
こちらの強みを知ってもらったうえで、
重要なのは、その強みを活かしてどういったことが、できるのか。
またはどのように解決できるのか。
それを踏まえ「他社と比べたときにどう違うのか」ということです。
ほかの会社ではなく、確実に自分の会社を選んでいただくためには、
他社との明確な比較できる差が明示されていることがベストです!
では、「御社の強み」を活かして「何ができる」のですか?
この質問をされることはめったにないと思いますが、
こう聞かれると、その多くはこう答えがちでしょう。
・当社は「デザイン会社として」幅広くお客様のお手伝いができます。
・「○○の実績」を活かしたデザインをします。
・企画~制作までワンストップで対応できます。
しかし、これでは、明確な比較できる差を明示できることは難しいと考えます。
今までがそうでした。
何ができる部分かをより明確にするためには、お客様との会話がもっとも重要だと考えております。
お客様が何を考え、どうしたいのか。または、その熱い想いはどこにあるのか。など、
実は気が付いていなかった部分に目を向けてみる、そこから課題をつかみ、
それをクリエイティブで具現化することが、弊社のクリエイティブパートナーとしての
役割であり、明示できる部分だと考えております。
「伝えること」よりも相手に「伝わっていること」がとても難しいことです。
こちらが意図しなく、間違って伝わってしまうこともあります。
デザインには、理由があります。
「伝えたいことを具現化する」こと、そして「具現化したことが伝わっている」こと、
ここを肝に銘じて私たちは、お客様のクリエイティブパートナーになりたいと真剣に思っています。
お話をするときは、ぜひ、熱い想いをぶちまけてください。
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EDITOR PROFILE
株式会社フェイスデザインスタジオ
野田 憲義
お客様との打ち合わせから企画提案、制作進行管理、制作ディレクションまで手掛ける。常にお客様の役に立てることはないかと奮闘中。見積もりだけ、ご相談だけど~んとこい!!「スピード&クオリティ」を心がける。野球をこよなく愛する。
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