仕事のヒントは落語にある！

こんにちは、コア・アド・インフィニティ編集部の福山です。

最近、落語がブームになっているそうです。
落語会の開催回数は右肩上がりで上昇、
しかも寄席だけでなくカフェ・居酒屋・都電など様々な場所で開催されていて、この10年で2倍以上も増えたとか。
1月からは落語を題材にしたアニメ「昭和元禄落語心中」もOAされ、
盛り上がりは止まらない様子。

もちろん昔から人気は絶えず、
夏目漱石、芥川龍之介、吉田茂といった歴史に名を残す文人や政治家も大の落語ファンだったとのこと。
ある調査では年収1,000万円以上の人の約40％が「落語が好き」と回答したそうです。

「落語」と「ビジネス」、一見何の関係もないように見えますが、
実は大事なノウハウがたくさんつまっているんです。

今日はその中からとっておきの3つをご紹介いたします。

これがほんとのマクラ営業？

落語では舞台に上がってすぐ本題に入るわけではなく、「マクラ」と呼ばれる世間話から始まります。
場を温め、本題に入るための導線でもあります。
よく落語家がマクラとして取り上げるのは、自分の失敗談・時事ネタです。
気軽に笑ってもらえたり、一体感を持たせることが大事なようです。
ビジネストークでも、いきなり本題に入っては相手も身構えてしまいます。
「マクラ」を用いて、うまく本題へと進めていきましょう。

3つのコツであなたも話し上手！

落語家の噺の盛り上げ方は、

音の高低
ボリュームの大小
スピード

この3つを組み合わせることです。
たとえば、重要なことは大きな声でゆっくり話す、
わざと小さい声で話して気にさせる、などは簡単に取り入れられるテクニックです。
落語家の立川談春氏が以前話していたのですが、
「うまく話すには、お客さんに自分が伝えたい場面を画像がイメージできるように伝えるのが秘訣」
だそうです。
一番の山場では、たっぷり間を取るのが落語のテクニックですが、
これは伝えたい場面を聞き手が画像としてイメージできるように伝える手法の代表的なもの。
聴き手が惹きつけられるような喋りは簡単にはマスターできませんが、まずは耳から学んでいきましょう。

落語はお耳の恋人

長々と述べてきましたが、まずはプロの落語を聞いてみることが一番です。
私がオススメする初めての方でも楽しめる、面白い落語をご紹介いたします。

桂文朝／平林
https://youtu.be/z3Zd5EFEFjs

春風亭昇太／ストレスの海
https://youtu.be/xhI-J40Inws

桂文珍　「ヘイ！マスター」
https://youtu.be/p87jhc6b8_k

古今亭志ん朝／抜け雀
https://youtu.be/ZaQVz02d-18

落語で笑ってストレス解消、脳トレにもなり一石二鳥。
ビジネスにも役に立ち一石三鳥！
楽しく仕事していけたらいいですね。

参考
http://haierstore-upgrade.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=5527
http://blog.skeg.jp/archives/2015/06/business-elite-rakugo.html