口コミ映像

こんにちは。
インフィニティ編集部のotakeです。

暑い夏を乗り切るため、我が家ではアイスクリームメーカーを購入しました。
もともとアイスクリームが好きなこどもたちに加えて、
冷凍庫にアイスクリームが入っていないと、
すごく残念な気持ちになるくらい私も大好きです。

好きな時に好きなレシピで、好きなだけ作りたてのアイスクリームが食べられる夢のアイスクリームメーカー。
ただ、本当にうまく作れるのか、作るのが面倒で結局買った方が良いという結果になるのではないかと、
気になってはいたものの、購入までは考えませんでした。

それが、ある映像をきっかけに購入を決意しました。

Youtuber。

Youtuberと呼ばれる、自主制作した映像を公開して広告収入を得ている人たちがいます。
Youtubeの広告収入だけで、数百～数千万円の年収を得ている人までいると、話題になったのも記憶に新しいです。
私の見た映像はそのYoutuberの投稿映像の一つでした。

メーカーのPVとはちがった「共感」を受けた。

もともと興味があったので、メーカーのPVは見ていました。
ただ、その映像を見て、手軽に作れそう、色んなレシピがあるんだな、
あったらいいかもな～というところ止まりでした。
一方、Youtuberの映像は、妙にテンションの高い若者が、
購入したアイスクリームメーカーを箱から取り出し、
アイスクリームを作って食べるというドキュメント映像。

生活感のある空間で、一連のアクションを固定カメラで撮影しているだけの映像で、
始めは面白半分で閲覧し始めました。
ところが、リアルに商品を使って味の感想まで述べる一消費者としてレポートするこの映像は、
素人さがかえって共感でき、映像を見終わったときには、
これならこの商品を欲しいかもとまで思っていました。

ユーザー体験

自分の代わりに体験してくれたことを詳細に見聞きすることができるので、
より具体的なイメージが湧きやすく、購入の動機を強めてくれるものなのですね。
今、こういった口コミ情報が簡単に入手できます。
このように消費者は、企業側から発する情報と、
ユーザー体験から発する情報をうまく使い分けて、
購入前に検討する時代になってきているのだなと実感しました。
同時に、我々の仕事はそれを踏まえたWebやSNSといったツール作りが必要だということも、考えさせられました。

（参考）
https://ja.wikipedia.org/wiki/YouTuber