ビール業界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブは米国内で販売する「バドワイザー」のブランド名称を23日から11月の米大統領選までの期間限定で「アメリカ」に変更すると発表した。
ラベルに筆記体で書かれた「バドワイザー」の文字を「アメリカ」に変え、国歌「星条旗」と愛国歌「アメリカ・ザ・ビューティフル」の歌詞を配置。16オンスの缶と瓶、25オンスの缶には自由の女神も載せる。米国とバドワイザーが共有する自由と真正さの価値をたたえようと消費者に促すためのキャンペーンだという。
【 ラベルの主な変更内容 】
● 名称 :BudweiserからAmericaに変更
● 社名表記:ロゴ上部にある「AB」アンハイザー・ブッシュの2文字も「US」に変更
● コピー :最下部のメーカー名「ANHEUSER-BUSCH. INC.」から「LIBERTY & JUSTICE FOR ALL」に変更
● 期間 :5月23日から11月の米大統領選まで
「LIBERTY & JUSTICE FOR ALL」これは国家への忠誠を宣誓する「忠誠の誓い(Pledge of Allegiance)」に登場する「万民のための自由と正義」という有名な一節。つまり、アメリカの愛国心を一身にまとうデザインに変更されたということです。
【 変更の意味と真の目的 】
米国で120年の歴史を持つバドワイザーは、一度は世界で最も売れているビールの座を手にしたものの1989年以降は売上が減少し2008年には、製造元のアンハイザー・ブッシュがベルギーのインベブに買収された。バドワイザーの凋落には、いくつかのトレンドが影響している。
より健康的で「飲みごたえがより薄い」と認識されている「ライト」なビールの台頭。そして最近で言えば、クラフトビールの台頭である。ミレニアム世代の半数以上が、バドワイザーを一度も飲んだことがない。米国人が、ビールの代わりにワインや蒸留酒を飲むようになっていることも大いに影響している。
アンハイザー・ブッシュとしては、とにかく話題づくりをしバドワイザーに興味を持ってもらいたいのである。
● 株式会社チビコ
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EDITOR PROFILE
株式会社チビコ
今田 佳司
<略歴>
1973年、京都府生まれ。
1995年、大阪芸術大学美術学部デザイン学科卒業。
(株)アドブレーン入社、電通へ出向
(株)インターブランド ジャパンを経て
2009年株式会社チビコ設立
<受賞歴>
ニューヨークADC賞 銀賞/日経広告賞 グランプリ
日本産業広告賞 グランプリ/日経エレクトロニクス賞
毎日広告賞/札幌国際デザインコンペ入選
富山デザインコンペ入選
「経営としてのデザイン」
大切なのは「見た目」のデザインではない。いかに経営ビジョンを可視化し、具現化するかである。戦略的に構築されたブランドは、見る人にとってこれまでにない共感とロイヤリティをもたらします。しかし、本来のブランディングの意義はプロセスにこそあります。コンサルティングの過程で再発見する会社の存在意義、そして会社と社会、会社と社員のあるべき理想の関係性や姿は、デザインという具現化された資産とともに、大きな成果となるはずです。経営インパクトのあるブランディングを成功させるためには「企業理解力」がなによりも大事だと考えています。ひとくちに企業を理解すると言ってもそこには、市場環境やビジネスモデルなど経営を理解するためのビジネスセンス、そして社風や企業文化を直感的にとらえるための敏感なセンシビリティの両方が必要です。経営的視野をクライアントと共有しながら、ユニークで誰からも長く愛されるコミュニケーションをデザインすることがわたしたちの使命です。
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