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新聞折込や同梱チラシは、色を変えるとレスポンス数が変わる!?


新聞折込や同梱・同装チラシは、キャッチフーズ部分や背景の色など、
内容同一で使う色のみ変更した場合、果たしてその後のレスポンスに影響するか?

 「明るい色と地味な色とでは、目にした時の

印象・インパクトが違う

から、
  当然レスポンスにも影響するでしょ。」
   (某・通販専門の広告代理店制作アートディレクター Tさん)
 

「色はアイキャッチになる

から、目線の誘導には一役買います。
  つまり、レスには少なからず影響を与えますね。」
   (通販広告制作では経験豊富な某・広告制作会社ディレクター Sさん)

なるほど、さすが場数をこなされている方々、ごもっともなご意見ですね。
少なからず通販広告に携わってきた者として、私も全く異論はありません。

同一原稿での一部カラー変更は、私にも幾つと制作経験があります。
ひとつの事例が添付のサンプル画像のものです。
コピーもビジュアルも全く同じですが、ご覧の通りでアテンションとなる
『えっ』という部分のみ赤と黒の2色でテスト展開しました。

赤の方は、紙面全体に明るさを与え、化粧顔を

健康的に魅せて

くれました。
黒の方は、紙面全体に落着きを与え、地味ながら逆に『えっ』の

文字が引き立ち

ました。

皆さんの評価はいかがでしょう、どちらに軍配が?
前述のTさんは、赤バージョン。「経験上、化粧品はやはり表情が

明るい方が受けが良い

ので。」
Sさんは、黒バージョン。「紙面としては映えないが、黒部分が

商品特徴へと誘導

している。」

なるほど、これまた一貫して的を得たご回答ですね。どちらも正論だと思います。

この新聞折込、制作の当初は赤バージョンのみで進行していましたが、
途中、「黒バージョンもぜひ試して結果を見たい!」という意見が出て、
2パターンでテストすることになったのでした。

さて、赤と黒、最終的にどちらがレスポンスを多く獲得したのでしょう・・・・・・
色違いもそうですが、キャッチコピーを変えて数パターン試したり、
メインビジュアルだけ変えてテストしたりするケースは通販広告ではさほど珍しくありません。
テストを重ねながら、

よりレスポンスの獲れる原稿

へと結実させていくのです。

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EDITOR PROFILE

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菅野仁

コピーライターである私が代表を務めるデザイン会社のため、

ビジュアル中心、イメージ先行で進めがちなデザインではなく、

きちんとしたコンセプトのもと、

キャッチフレーズ始め、しっかりメッセージを伝えるクリエイティブをお届けします。

『人に喜ばれるデザイン』を社是に掲げる私のデザインポリシーはここにあります。



<菅野仁はこんな人です>



●山形県出身で今年55歳になる田舎者です。 ●小さなベランダでガーデニング。今年もメジロのつがいが梅花の蜜を吸いに訪れてくれてホーホケキョ(鶯ではないので本当はこんな鳴声ではない)。 ●狭いリビングに小さな水槽が6つ。熱帯魚の世話で癒やされるこの頃です。特に4匹のベタにべた惚れ! ●クルマ好きで、ちょっとした渋滞なんてなんのその。ハンドルさえ握っていればずっと平常心? 人の運転ではガチガチ緊張! ●中学、高校と「国語」が大の苦手だったにも関わらず、コピーライターになった自分が未だに信じられない。 ●信じられないと言えば、以前は年間150本くらい映画館で映画を観ていたが、いまでは数年に1本観る程度に(黒澤明監督の助監督募集に応募したほど映画好き、なはずの私です)。 ●自他ともに認めるワイン好き! 最近は498円のチリ産赤ワイン、648円のカリフォルニア産白ワインにはまっている。「この2本のハイコスパワインは、一流ソムリエもはまるはず!」と豪語してやまない今日この頃である。

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