新規事業の熱い思いをパンフレットに!
イメージが通じ合う、相性バッチリな制作会社に出会えました。
イメージが通じ合う、相性バッチリな制作会社に出会えました。
株式会社千代田ラフト×ワイ・エム・エス株式会社
株式会社千代田ラフト様より、新規事業のモルドバワイン販売に伴うパンフレット制作についてご相談いただきました。本件は納品まで完了しており、制作したパンフレットも随時配布中です。
普段は映像制作をメインに事業をされている千代田ラフト様と、紙もののクリエイティブ制作を得意とするワイ・エム・エス様の双方に、リカイゼンのご利用経緯やパンフレット制作会社探しについてお伺いしました。
発注会社千代田ラフト様への質問
−リカイゼンをご利用いただくことになった経緯について教えてください。
中島氏弊社は映像制作会社でこれまで様々な制作を行ってきたのですが、たまたまパンフレット制作を依頼できる会社の知り合い会社がいなかったので、検索エンジンで「パンフレット 制作 見積り」などと検索をしていました。検索していたら、ワイ・エム・エス株式会社さまの実績資料を見つけたので、リカイゼンに問い合わせをしたんです。
−リカイゼンを利用する前は、普段どのように会社探しなどされていらっしゃったのですか?
中島氏普段は自社の知り合いの会社にお願いすることが多いですね。
今回のようにこれまで関係性がない会社様に依頼する場合には、まずは検索してみるのですが、たくさんの会社がヒットしてしまうので選びきれずに困ることが多いです。
今回は、検索していたところ、ワイ・エム・エス様のワインパンフレットの実績ページが目に止まり、その他の会社様の情報も集約されている「マッチングサービス」を利用することにしました。
−そうだったのですね。募集を行うにあたってサポートデスクのヒアリングはいかがでしたか?
中島氏リカイゼンの利用は初めてでしたが、ヒアリング時に事業の概要や選定における決め手などの方針もご説明があったので、的を絞って募集できたかと思います。ワイ・エム・エスさまを含め、その他の企業様のご実績や強みなどを確認した上で選定できる点とお問い合わせ以降に直接やりとりができる点がよかったです。
−ありがとうございます!今回のワイン販売事業とパンフレット制作が必要になった背景についてもお伺いできますでしょうか?
中島氏
はい。弊社のモルドバ出身の社員の思いがきっかけで、ワイン販売という新規事業を立ち上げることになりました。モルドバは天然資源が少なく経済的にも決して豊かな国ではありませんが、5000年もの歴史を持つ世界最古のワイン生産国の一つです。そんな素晴らしい文化があるにも関わらず、日本におけるモルドバワインの認知度はまだまだ低くて、一般的に目にすることがほとんどない状況です。
そこで、弊社では日本でモルドバワインの魅力を伝えることによって、モルドバが抱えている経済的な問題を解決するきっかけを作りたいと思い、事業化することにしました。
最終的には弊社の映像と掛け合わせることでワイン造りの歴史や文化、おもてなしを大切にする国民性やその他の魅力を伝えることを目的としていますが、認知を拡大する手法の一つとしてパンフレットでの訴求も行っていきたいと思い、企業様を探していました。
−社員様の熱い思いが今回の事業につながり、パンフレットのご相談につながったのですね。ちなみに今回事業を行うに当たり、クラウドファウンディングをされていましたが、そちらはいかがでしたか?
中島氏クラウドファウンディングでは、弊社でプロモーション動画を制作して協力者を募りました。無事に達成することができたので、支援者様に商品をお送りする時に今回制作していただいた商品紹介のパンフレットも一緒に送付したいと思っています。
ワイ・エム・エス株式会社に対する質問
−今回、どうして本案件にご提案をされたのですか?
島田氏弊社にとって得意分野だと思ったからです。これまで複数のインポーター様より数多くの生産者パンフレットのご依頼をいただいているので、千代田ラフトさんが取り扱うワインについても、そのワインの魅力を適切に見せる提案ができれば、良いパンフレットを制作できるのではないかと思ってエントリーしました。
−ありがとうございます。今回千代田ラフト様は、PRページのご実績を見てお問い合わせされましたが、普段自社サイトやPRページ作りにおいて意識している魅せ方はなにかございましたか?
島田氏弊社をPRする上では、仕事のスタンスと制作実績が大切だと思っています。商品カタログなどのパンフレットの制作実績については、多ページでの企画やデザインの展開、製本などの工夫など、制作物全体としての仕上がりを理解していただけるように心がけています。
発注会社発注会社千代田ラフト様への質問
−ワイ・エム・エス様との最初のお打ち合わせでの印象はいかがでしたか?
中島氏お話がとても丁寧な印象で、事業の方向性の解釈にズレがなく、話のテンポもスムーズでした。なんといいますか、100伝えなくてもご理解いただけるような安心感もあって、コミュニケーションも楽に進みましたよ。そしてご実績からも感じていた制作物の雰囲気を大切にされていることも伝わってきたので、お問い合わせ当初とのギャップも少なかったです。
弊社にとってワインの輸入と販売という新しい挑戦でしたので、島田様には事業の方向性をしっかり伝えることに重点を置いてお話させていただきました。その点を上手に掘り下げて、汲み取ってくださった印象があります。
ワイ・エム・エス株式会社に対する質問
−千代田ラフト様との最初のお打ち合わせでの印象や今回のご依頼に対してどのように思われましたか?
島田氏初回のお打ち合わせから大変スムーズにお話することができました。仕事の領域は異なるものの千代田ラフトさんもクリエイティブ制作を行っている会社なので、双方とも制作物の受発注のやり取りに慣れていたこともお打ち合わせが円滑に進んだ要因かと思いますね。
このたびの新規事業に対する中島様の熱い思いを聞かせていただきながら、認知度の低いワインの魅力と、ワインの先にある事業のテーマをどのようにパンフレットで展開すればよいだろうかと考えました。また、販売見込み数など現実的なことや、予定されているイベントやそのお客様、パンフレットの使い方などのお話ができたのは、デザインを企画する上で参考になりました。
−今回、全てリモートでのご対応になったかと思いますが、制作過程で意識していたことはございましたか?
島田氏パンフレットで展開する中身のバランスです。パンフレットは、輸入するワインの販売だけを目的とするのではなく、ワイン産地としてのモルドバの魅力や、千代田ラフトさんが取り組んでいるモルドバとの交流事業の紹介も希望されていたので、それらのバランスが重要だと捉えていました。
そのため、各ページで展開すべきテーマを仮に設定した上で、写真やコピーなどを具体的にあてはめた原稿を作成し、それを叩き台としてご提案させていただきました。そのため、私自身も全く知らなかったモルドバの地理や歴史、文化を調べたり、モルドバでのワイン栽培についても確認しました。また、比較検討できるデザイン案を制作し、千代田ラフトさんが判断しやすいような準備を心がけました。
発注会社千代田ラフト様への質問
−仕上がりはいかがでしたか?
中島氏写真の選択や加工の仕方、全体的なトーン、テキスト情報の程よいボリューム、紙の質感など、すべて私たちが希望した通りになりました。また、イラストやレタリングなどの細かい部分で、こちらがリクエストしなかった工夫が随所に盛り込まれていたことは嬉しかったですし、経験の深さを感じました。映像制作会社という性格上、細部の作りこみや余白の使い方、文字や装飾の色味など、けっこううるさい社員が多いのですが、社員から指摘されることもなく、皆が満足する仕上がりになったのではないかと思います。
−それは大変良かったです!今後の事業の展開についても少しだけお伺いできますか?
中島氏今後はまず、ECサイトでの商品展開とモルドバのコンテンツ発信を行って販売認知を増やしていきたいです。また状況次第にはなりますが、可能であればリアルイベントでの試飲会や、モルドバ人と日本人がバーチャルなコミュニティーで出会えるような空間を生み出していきたいです。引き続き販売戦略やブランド認知の動きは進めていくので、映像と紙媒体を上手に活用して認知を図りたいと考えています。
−最後に、リカイゼンを利用してみての感想を教えて下さい。
中島氏自分たちとの相性がよくてマッチする企業様にお願いすることができて満足しています。今後自社で繋がりのない領域の依頼やその他でも相談があるときには、是非リカイゼンを選択肢の一つに探していきたいです。
−本日はお時間をいただきまして、ありがとうございました。
中島氏・島田氏ありがとうございました。
リカイゼンサポートデスクのコメント
今回の千代田ラフト様のように、新事業を展開される発注者様は事業企画や資金調達、発注先の選定などといった多くの業務に苦労すると伺います。中でも受発注においては、自社の思考やイメージが自然と伝わる「相性」も判断軸になるケースも多々ございます。
今回の事例をもとにリカイゼンサービスとしては、ご参画企業様の実績ページを自社の強みの打ち出しとしてご活用いただけるよう促進を行いつつ、事例を豊富に確認いただくことで忙しい発注企業様の手助けをできるように精進したいと思います。