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逆SEOとは?検索順位を下げるのは違法?やり方と対策についても解説します

目次

逆SEOとは?検索順位を下げるのは違法?やり方と対策についても解説します

自社の悪評や、ありもしない噂で風評被害を受けたときは「逆SEO」の実施がおすすめです。オンライン上における自衛手段のひとつなので、企業のWeb担当者の方は心得ておきましょう。

この記事では、逆SEOに関する基本的な知識と、その具体的な方法について解説します。「違法なんじゃないか」「リスクがあるのでは?」と考えている人は、ぜひチェックしてみてください。

逆SEOのやり方については、効果や注意点、違法性などにも触れています。中には実施すべきではない手法もあるため、必ず確認しておきましょう。

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1. 逆SEOとは?

逆SEOとは、検索エンジン最適化(SEO)による検索順位の上昇とは逆に、対象のサイト・ページの検索順位を下げるための施策です。

【SEOと逆SEOの違い】
項目 SEO 逆SEO
目的 集客や認知度拡大 風評被害の対策
実施内容 自社サイトの上位表示を狙う 自社サイトを上位表示させ、悪質なサイトの検索順位を下げる
手段 ・自社サイトの検索エンジン最適化 ・自社サイトの上位表示を維持 左記に同じ

本来、SEOは自社のサイトの検索順位を上げ、集客や認知度拡大などを狙うことを意味します。一方、逆SEOは、企業に対する悪質な記事や誹謗中傷が記載されたページの検索順位を下げることが目的です。

悪質なサイトやページが上位表示されたままでは、さらなる風評被害や顧客離れのリスクがあります。少しでもリスクを軽減できるよう、自社サイトを最適化して上位表示させ、悪質なサイトの検索順位を下げることが、逆SEOの狙いです。

逆SEOは違法?

逆SEO自体に違法性はなく、検索エンジンのガイドラインや法律に違反しない限りは、問題ありません。ただし、以下のような行為は、違反・違法となるため注意が必要です。

【逆SEOでNGな行為】
NGな行為 NGの理由
コピーサイト作成 ・著作権違反となる
・相手サイトの検索順位を下げる効果がない
ペナルティリンクの作成 ・一時的な効果には期待できるものの、誰が行っているか調べられるためリスクが大きい
・対策されるため、恒常的な効果はない
相手にウイルスを送る ・不正アクセス禁止法に抵触する可能性がある
・倫理的にもNG

詳しくは次項の「逆SEOのやり方」から解説するので、正しい逆SEOの方法を理解しましょう。

2. 逆SEOのやり方

逆SEOのやり方を知って、正しくリスクを回避してください。とくに、違法性のある方法については、必ず確認しておきましょう。

相対的に順位を下げる

相対的に順位を下げるのは、逆SEOの基本的な方法です。検索エンジンはWebサイトがユーザーにとって有益かどうかを判断し、ニーズを満たせる高品質なサイトを上位表示させます。

そのため、悪質なサイトの検索キーワードに対抗できる高品質なサイトを作成することで、相対的に対象となるサイトの順位を下げられます。効果を得られるまでに時間はかかりますが、違法性(ペナルティ)はなく、正攻法といえるでしょう。

コピーページを作る

コピーページを作ることで悪質なサイトの評価を落とし、検索順位を下げる方法もあります。検索エンジンは、同じ内容のサイト(コピーサイトやコピーページ)があれば、評価を落とします。

しかし、悪質なサイトと同じ内容のコピーページを作成しても、後から登場したサイトの評価が下がるだけです。著作権違反にも該当するので、逆SEOの手法として、適切ではないでしょう。

ペナルティリンクを送る

ペナルティリンクを送り、対象サイトの評価を落とすというのも手段のひとつです。ペナルティリンクとは、複数の被リンクを不自然に受けた場合、対象サイトの評価が下がることです。複数のサイトを作成し、各サイトに対象となるサイトの被リンクを設けることで、ペナルティリンクを送ることができます。

この方法で対象サイトの評価を落とすことはできますが、あくまでも一時的な効果しかありません。相手はどこからペナルティリンクを受けているか調べることができます。すぐに対策されてしまうほか、悪質な方法なので避けましょう。

質の低いサイトからリンクを飛ばす

質の低いサイトからリンクを飛ばすことで、対象サイトの評価を落とすこともできます。検索エンジンは、低品質のWebサイトを高く評価しません。「ペナルティリンクを送る」にも関連しますが、低品質のサイトを複数作り、各サイトに対象サイトへのリンクを貼ることで、対象サイトの評価も下げることができます。

この方法においても、相手が対策を講じることで、効果はなくなります。根本的な解決ができないため、おすすめできません。

ウイルスに感染させる

対象サイトをウイルスに感染させ検索エンジンのガイドラインに違反させることで、検索順位を下げる方法もあります。ウイルスに感染し、悪意のある動作を伴うサイト・ページは低評価の対象です。そのため、対象サイトにウイルスを送ることで、検索順位が下げられます。

しかし、この方法は法律違反に抵触する恐れがあるほか、倫理的にも行うべきではありません。リスクが高く、技術的にも難しいため「相対的に順位を下げる」で解説した手法をおすすめします。

3. 逆SEOの対策方法

自社のサイトが、逆SEOの対象となっている場合の対策方法について解説します。対策方法を理解しておけば、こちらが実施する逆SEOもより、効果を発揮するでしょう。

被リンク元を確認する 

被リンク元を確認できれば、逆SEOを対策できます。被リンク元の確認ツールはいくつかありますが、ここでは、無料で使えるGoogleサーチコンソールでの手順を解説します。

<被リンク元の確認手順>
  1. Googleサーチコンソールへログイン
  2. 画面左上のメニューボタンをクリック
  3. メニュー一覧から「リンク」をクリック
  4. 被リンクページの一覧(外部リンク)が表示される
  5. 気になる被リンクページをクリック
  6. ドメイン(リンクしているサイト)をクリック
  7. リンク元のページが表示される

上記の手順で被リンク元のページを確認し、低品質なサイト・ページかどうか判断しましょう。低品質かどかの判断基準は、次のとおりです。

<低品質なサイトの例>
  • 相互リンクを目的にしている
  • コピーサイト
  • 自動生成されたページ
  • 隠しテキストや隠しリンクがある
  • 付加価値のないアフィリエイトサイト
  • キーワードをつめ込みすぎたページ

被リンク元が上記の例に該当する場合、自社のサイトの評価も下がる恐れがあります。

高品質のコンテンツを更新し続ける

逆SEO対策としてとくに重要なのが、高品質なコンテンツを更新し続けることです。検索エンジンに高く評価される高品質なコンテンツを作成できれば、競合他社のサイトより検索順位が落ちるリスクを軽減できます。既存コンテンツの改善・更新も継続して行うことによって、より効果的な対策になるでしょう。

そのため、ガイドラインに準拠し、ユーザーの検索意図やニーズを理解したコンテンツの作成・更新が大切です。

4. まとめ

逆SEOは、自社のイメージやブランド・商品への風評被害を軽減させる効果に期待できる施策です。自社に対し、ネガティブな内容のサイト・ページが検索上位に表示されたとしても、逆SEOを実施することで、対象サイトの順位を下げられます。

「逆SEOのやり方」にて方法を解説しましたが、とくにおすすめなのが「相対的に順位を下げる」という方法です。正攻法であり、違法性もありません。効果が得られるまで時間はかかるかもしれませんが、自社サイトを育てる意味でもおすすめできます。

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この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

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