BUSINESS TIPS発注担当者の方へ、発注成功の為のお役立ち情報

VUIとは?音声ユーザーインターフェースの活用事例やメリットを解説

目次

VUIとは?音声ユーザーインターフェースの活用事例やメリットを解説

近年、iPhoneに「Hey Siri」、Googleアシスタントに「OK Google」と話しかけるなど、音声に反応するシステムが続々と登場しています。このような音声認識機能を使用した新しいインターフェースが、「VUI」です。

今回の記事では、VUIについての詳しい説明や活用事例、メリットやデメリットについて詳しく解説していきます。

VUIを使った開発の依頼先探しならリカイゼンにお任せください!

リカイゼンでは、VUIを使った開発実績を多数持つ会社の中から、ご要望に合う会社を厳選して無料でご紹介します。
企画段階からのご相談も受付中!気軽に相談できるプロをご紹介いたします。

お電話でのご相談は 03-6427-5422
受付時間:平日10:00~18:30

1. VUIとは「Voice User Interface」を指す

VUIとは「Voice User Interface」の略で、音声認識機能を使用したインターフェースのことです。簡単に説明すると、音声を認識して処理してくれるApple製品の「Siri」やGoogleアシスタントの「OK Google」などの機能です。

「○○駅までの乗り換えを教えて」「電気をつけて」などと伝えると、接続中のパソコンや家電製品などで指示した内容を実行します。インターネットに接続すれば、ネット通販で商品を購入できる製品もあり、パソコンやタブレットの操作をする必要がなくなるので便利です。

CUI・GUI・NUIとは?

VUIが登場するまでに、ユーザーインターフェースはCUI⇒GUI⇒NUIと、変遷してきました。

CUIとは「Character User Interface」の略で、文字を入力するインターフェースです。CUIはアイコンやポップアップ、ボタンやフォームなどのわかりやすい画面操作はなく、シンプルに文字でコマンドを入力する機能です。コマンドやシステム構成などについて知っておく必要があるため、エンジニア向けのインターフェースになっています。

GUとは「Graphical User Interface」の略で、マウスで画面操作を行うインターフェースです。GUはアイコンやフォルダをマウスカーソルで選べる機能で、ドラッグアンドドロップするなど、視覚的に手軽に操作できます。

NUIとは「Natural User Interface」の略で、スマホやタブレットで画面をタッチして操作するインターフェースです。NUIはスワイプしたり、指でつまんで拡大や縮小をしたり、長押ししたりするなど、直接画面で操作ができます。

現在、ユーザーインターフェースは専門的な知識や技術が必要なCUIから、誰でも簡単に操作できるGUIやNUIに進化しました。最新のユーザーインターフェースとして、音声で操作するVUIが誕生したのです。

2. VUIが活用されている事例

ここからは、VUIがどのような場面で活用されているのか、具体例をご紹介します。

①スマートスピーカー

VUIが活用されている機能で有名なものは、音声アシスタントつきのスマートスピーカーです。

Amazonの「アレクサ」、Apple製品の「Siri」、Googleアシスタントの「OK Google」などの機能として製品化されています。iPhoneのSiriを起動して「Hey Siri ○○の曲をかけて」と話しかけると、必要な対応をしてくれます。

家電と接続しておけば、呼びかけに応じてエアコンや照明などを操作できます。インターネットに接続して「トイレットペーパーを補充して」と呼びかければネットショップで購入してくれるなど、使い方はさまざまです。

②カーナビ

カーナビを運転中に操作することは危険ですが、VUIが搭載されていれば運転中にカーナビやスマホを操作することなく、必要な情報を得ることができます。

VUIに音声で「○○に行きたい」、「○○の天気を教えて」、「音楽をかけて」と呼びかけると、必要な操作を行ってくれます。

③ゲーム

VUIを使った音声操作ができるゲームも発売されています。話しかけることでキャラクターを操作し、ストーリーを進めていくゲームや、言葉を覚えるための子ども向け知育ゲームがあります。

3. VUIの3つのメリット

VUIには以下のようなメリットがあります。

①ハンズフリーで利用できる

話しかけるだけで操作可能なので、ハンズフリーを利用できる点はメリットです。

運転中にスマホやカーナビを操作するのは、事故の原因につながり大変危険です。しかし、ハンズフリー機能が備わったカーナビであれば、運転中に話しかけるだけで目的地を設定できます。

料理中にタブレットを操作してレシピを見る場合、濡れた手を一度拭いてから操作する必要がありました。しかし、VUIがあればハンズフリーで操作できるので、料理中に手を止める必要もありません。

②話しかけるように容易に使える

VUIは、「○○して」「○○が知りたい」と話しかけるだけで使えるので、操作が簡単です。

文字を入力するのは手間ですし、最適な検索ワードを考える必要もあります。キーボード入力やフリック入力に慣れていない場合は、話した方が早いというメリットもあります。その点VUIなら話すだけで操作できるので、面倒な操作方法を覚える必要もないので簡単です。

③身近で多くの人の生活に入り込みやすい

VUIは話すという簡単な作業で、必要な情報を入力できます。キーボード操作を覚えたり、操作コマンドを覚えたりする必要がないので、子どもや高齢者でも使いやすいというメリットがあります。

4. VUIの2つのデメリット

VUIにはメリットも多いですが、デメリットもあります。ここからは、VUIの2つのデメリットについて解説します。

①プライベートな空間以外で使いにくい

声に出して操作をするので、家やプライベート空間以外では使いにくいという問題があります。家の中やプライベート空間であれば、アレクサやSiriに周りを気にせずに話しかけられる人が多いです。

しかし、駅や人の多い場所で「○○駅の生き方を教えて」と言うことに抵抗がある人もいらっしゃるでしょう。VUIは一度話しかけただけで正しく認識しないこともあり、何度も話しかける様子を周りに見られることが嫌な人もいます。

また、静かな場所で声を出しにくい、電車や車などの騒音が大きくて音声を認識しないなど、使用できる空間が限られてしまうという問題もあります。

②正しい情報の入力が難しい

音声認識能力には限界があります。話し方や発音の違い、方言などの影響で、正しい情報の入力が難しかったり、何度話しかけても意図した操作ができなかったりする可能性があります。

5. まとめ

この記事では、VUIについての詳しい説明や活用事例、メリット・デメリットなどについて詳しく解説しました。デメリットはありますが、VUIは音声で手軽に操作できる優れたインターフェースなので、今後もさまざまな場所で活用されていくでしょう。

VUIを活用したサービス開発が可能な外注先をお探しなら、15年以上の外注先紹介運営実績のあるリカイゼンに気軽にご相談ください。きっとあなたにマッチする外注先が見つかるでしょう。

DX支援開発(AI、IoT、5G)依頼先探しなら、
リカイゼンにおまかせください!

相談するだけ!プロがあなたにぴったりの会社をご紹介いたします!

かんたん3ステップ
お急ぎの方はお電話で 03-6427-5422
※サポートデスク直通番号
受付時間:平日10:00〜18:00

DX支援開発(AI、IoT、5G)依頼先探しでこんなお悩みはありませんか?

お悩み
  • 会社の選び方がわからない
  • 何社も問い合わせるのが面倒くさい
  • そもそも依頼方法がわからない
  • 予算内で対応できる会社を見つけたい

発注サポート経験豊富な専任スタッフが
あなたのご要望をお聞きし、最適な会社をご紹介いたします!
ご相談から会社のご紹介まで全て無料でご利用いただけます。
お気軽にご相談ください!

DX支援開発(AI、IoT、5G)
依頼先探しなら
リカイゼンにおまかせください!

相談するだけ!プロがあなたにぴったりの会社を無料でご紹介いたします!

サポートデスク

まずはご質問・ご相談なども歓迎!
お気軽にご連絡ください。

この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

DX支援開発(AI、IoT、5G)の関連記事

【イベントレポート】9月20日(金)開催『シナジーを最大化する、最強チームを作る秘訣 Technology-Web3、ブロックチェーン』

【イベントレポート】9月20日(金)開催『シナジーを最大化する、最強チームを作る秘訣 Technology-Web3、ブロックチェーン』

リトライブ株式会社は、コーポレートフィロソフィーである「ビジネスに出会いを、リトライブはサステナブルな仲間をつくります」のもと、同じ目的を共有する仲間・チームづくりのためのコミュニティサービス「BeaTRIBES(ビートライ...

生成AI開発会社を選ぶための完全ガイド【2024年最新版】

生成AI開発会社を選ぶための完全ガイド【2024年最新版】

現代の急速に進化するビジネス環境において、生成AI(Generative AI)は多くの企業にとってゲームチェンジャーとなっています。生成AIは、高度なアルゴリズムを駆使して新しいデータやコンテンツを生成する技術であり、デザ...

【イベントレポート】6月13日(木)開催『今、何を学ぶ?事業グロースに繋がるリスキリングの「着目点」』

【イベントレポート】6月13日(木)開催『今、何を学ぶ?事業グロースに繋がるリスキリングの「着目点」』

リトライブ株式会社は、コーポレートフィロソフィーである「ビジネスに出会いを、リトライブはサステナブルな仲間をつくります」のもと、同じ目的を共有する仲間・チームづくりのためのコミュニティサービス「BeaTRIBES(ビートライ...

【イベントレポート】3月13日(水)『未来市場を手に入れる企業共創の糸口〜AI・アバター・WEB3テクノロジーがつくる社会〜』リトライブ株式会社主催にて開催

【イベントレポート】3月13日(水)『未来市場を手に入れる企業共創の糸口〜AI・アバター・WEB3テクノロジーがつくる社会〜』リトライブ株式会社主催にて開催

リトライブ株式会社では、オフライン型自社イベント「BeaTRIBES(ビートライブ)」を定期的に開催しています。 今回は、「新規市場・企業共創」をテーマに、新たなマーケットを創る技術・思考としてAIやノーコー...

【対談レポート】未来市場を手に入れる企業共創の糸口〜AI・アバター・WEB3テクノロジーがつくる社会〜富士通株式会社 今井 悟史 氏 ✕ 株式会社PocketRD 内田 茂樹 氏による対談

【対談レポート】未来市場を手に入れる企業共創の糸口〜AI・アバター・WEB3テクノロジーがつくる社会〜富士通株式会社 今井 悟史 氏 ✕ 株式会社PocketRD 内田 茂樹 氏による対談

2024年3月13日にリトライブ株式会社が主催するBeaTRIBES(ビートライブ)にて、「企業共創・協業」のテーマのもと、「アバター✕生成AI」という大きなテクノロジートレンドを見込み、協業を開始している2社の富士通株式会...

記事を探す

キーワードで探す

カテゴリーで探す