VUIとは?音声ユーザーインターフェースの活用事例やメリットを解説
- [更新日]2022/02/24
- [公開日]2022/02/24
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目次
VUIとは?音声ユーザーインターフェースの活用事例やメリットを解説
近年、iPhoneに「Hey Siri」、Googleアシスタントに「OK Google」と話しかけるなど、音声に反応するシステムが続々と登場しています。このような音声認識機能を使用した新しいインターフェースが、「VUI」です。
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VUIとは「Voice User Interface」の略で、音声認識機能を使用したインターフェースのことです。簡単に説明すると、音声を認識して処理してくれるApple製品の「Siri」やGoogleアシスタントの「OK Google」などの機能です。
VUIが登場するまでに、ユーザーインターフェースはCUI⇒GUI⇒NUIと、変遷してきました。
ここからは、VUIがどのような場面で活用されているのか、具体例をご紹介します。
VUIが活用されている機能で有名なものは、音声アシスタントつきのスマートスピーカーです。
カーナビを運転中に操作することは危険ですが、VUIが搭載されていれば運転中にカーナビやスマホを操作することなく、必要な情報を得ることができます。
VUIを使った音声操作ができるゲームも発売されています。話しかけることでキャラクターを操作し、ストーリーを進めていくゲームや、言葉を覚えるための子ども向け知育ゲームがあります。
VUIには以下のようなメリットがあります。
話しかけるだけで操作可能なので、ハンズフリーを利用できる点はメリットです。
VUIは、「○○して」「○○が知りたい」と話しかけるだけで使えるので、操作が簡単です。
VUIは話すという簡単な作業で、必要な情報を入力できます。キーボード操作を覚えたり、操作コマンドを覚えたりする必要がないので、子どもや高齢者でも使いやすいというメリットがあります。
VUIにはメリットも多いですが、デメリットもあります。ここからは、VUIの2つのデメリットについて解説します。
声に出して操作をするので、家やプライベート空間以外では使いにくいという問題があります。家の中やプライベート空間であれば、アレクサやSiriに周りを気にせずに話しかけられる人が多いです。
音声認識能力には限界があります。話し方や発音の違い、方言などの影響で、正しい情報の入力が難しかったり、何度話しかけても意図した操作ができなかったりする可能性があります。
この記事では、VUIについての詳しい説明や活用事例、メリット・デメリットなどについて詳しく解説しました。デメリットはありますが、VUIは音声で手軽に操作できる優れたインターフェースなので、今後もさまざまな場所で活用されていくでしょう。
今回の記事では、VUIについての詳しい説明や活用事例、メリットやデメリットについて詳しく解説していきます。
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1. VUIとは「Voice User Interface」を指す
「○○駅までの乗り換えを教えて」「電気をつけて」などと伝えると、接続中のパソコンや家電製品などで指示した内容を実行します。インターネットに接続すれば、ネット通販で商品を購入できる製品もあり、パソコンやタブレットの操作をする必要がなくなるので便利です。
CUI・GUI・NUIとは?
CUIとは「Character User Interface」の略で、文字を入力するインターフェースです。CUIはアイコンやポップアップ、ボタンやフォームなどのわかりやすい画面操作はなく、シンプルに文字でコマンドを入力する機能です。コマンドやシステム構成などについて知っておく必要があるため、エンジニア向けのインターフェースになっています。
GUとは「Graphical User Interface」の略で、マウスで画面操作を行うインターフェースです。GUはアイコンやフォルダをマウスカーソルで選べる機能で、ドラッグアンドドロップするなど、視覚的に手軽に操作できます。
NUIとは「Natural User Interface」の略で、スマホやタブレットで画面をタッチして操作するインターフェースです。NUIはスワイプしたり、指でつまんで拡大や縮小をしたり、長押ししたりするなど、直接画面で操作ができます。
現在、ユーザーインターフェースは専門的な知識や技術が必要なCUIから、誰でも簡単に操作できるGUIやNUIに進化しました。最新のユーザーインターフェースとして、音声で操作するVUIが誕生したのです。
2. VUIが活用されている事例
①スマートスピーカー
Amazonの「アレクサ」、Apple製品の「Siri」、Googleアシスタントの「OK Google」などの機能として製品化されています。iPhoneのSiriを起動して「Hey Siri ○○の曲をかけて」と話しかけると、必要な対応をしてくれます。
家電と接続しておけば、呼びかけに応じてエアコンや照明などを操作できます。インターネットに接続して「トイレットペーパーを補充して」と呼びかければネットショップで購入してくれるなど、使い方はさまざまです。
②カーナビ
VUIに音声で「○○に行きたい」、「○○の天気を教えて」、「音楽をかけて」と呼びかけると、必要な操作を行ってくれます。
③ゲーム
3. VUIの3つのメリット
①ハンズフリーで利用できる
運転中にスマホやカーナビを操作するのは、事故の原因につながり大変危険です。しかし、ハンズフリー機能が備わったカーナビであれば、運転中に話しかけるだけで目的地を設定できます。
料理中にタブレットを操作してレシピを見る場合、濡れた手を一度拭いてから操作する必要がありました。しかし、VUIがあればハンズフリーで操作できるので、料理中に手を止める必要もありません。
②話しかけるように容易に使える
文字を入力するのは手間ですし、最適な検索ワードを考える必要もあります。キーボード入力やフリック入力に慣れていない場合は、話した方が早いというメリットもあります。その点VUIなら話すだけで操作できるので、面倒な操作方法を覚える必要もないので簡単です。
③身近で多くの人の生活に入り込みやすい
4. VUIの2つのデメリット
①プライベートな空間以外で使いにくい
しかし、駅や人の多い場所で「○○駅の生き方を教えて」と言うことに抵抗がある人もいらっしゃるでしょう。VUIは一度話しかけただけで正しく認識しないこともあり、何度も話しかける様子を周りに見られることが嫌な人もいます。
また、静かな場所で声を出しにくい、電車や車などの騒音が大きくて音声を認識しないなど、使用できる空間が限られてしまうという問題もあります。
②正しい情報の入力が難しい
5. まとめ
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