IoTデバイス組み込み系開発の見積もり依頼、発注先選定
- [更新日]2020/11/18
- [公開日]2019/04/03
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目次
IoTデバイス組み込み系開発の見積もり依頼、発注先選定
昨今、家電製品を始め、オーディオ機器、空調機器、スマートウォッチなど、「モノ」がローカルネットワークやインターネットに接続して各種情報や制御のやり取りを行えるデバイスが増えています。これらのデバイスをIoT(Internet of Things/モノのインターネット)と言います。 一般的な業務系のソフトウエア開発に比べて、まだ市場的にも新しい分野でもあることから、IoTデバイスにおける組み込み系開発を請け負える開発会社は、さほど多くありません。 センサーを利用して音や光、温度などを収集し、クラウドへそれらデータを集めます。IoT技術が使われていない頃は、家電製品も照明もそのほかの電化製品も、独立した製品でしかありませんでした。しかし、それらの製品がどのような動きをしているのか、またそれら製品を使う人間の人物像、温度なども読み取ることができるようになり、それらのデータを収集できることは、後のデータ分析からの推測が出来る事になります。つまり、単なる「モノ」だった製品に各種センサーを付けデジタル化することで、これまでの多くの課題を解決へ導けるのがセンシング技術になります。 IoTサービスを実現するために欠かせないコネクティビティの技術ですが、実環境で使えるように具体化できるものになります。IoTデバイスは、常にクラウドに接続しているわけではなく、接続していなかったとしても、検知ができるような基盤を搭載しておく必要があります。また、多くのデータを扱うことから、セキュリティ対応も重要になります。IoTデバイスは、とても小さな機械であるため、省エネルギー電力にも関わらず高いセキュリティ対応でデータ漏洩を防止できるように実現しなければいけません。 IoTデバイスから取得できるデータは膨大です。しかし、それらのビッグデータは、おいておくだけではただのデータでしかないため、データ分析を行いその先の推測を行うことが重要となります。例えば、人間の対応や行動データを取得できていたとして、ある時、体温がいつもと違う高温になっているなどあれば、何か病気の予測ができる可能性があります。これは、日々取得するデータを分析しつつ、異常探知のロジックを入れることで、単体の製品ではない新しい付加価値を付与できるものとなります。 これまで説明してきたIoTデバイスの組み込み系開発に関して、とても高度な技術を必要とすることがわかったと思います。それ故に、開発できるエンジニアも決して多くはありません。ただ、これからは更に必要とされる技術であり、またIoTサービスももっと広まることでしょう。 今後も、増えていくと考えられるIoTデバイス。また、これまでなかったようなIoTデバイスを開発したいと考えていらっしゃるかもしれません。その際、どこから手をつければ良いのかわからないことが多いかもしれません。ビジネスマッチング業界で10年以上の実績があり、常時500社以上の受託会社をネットワークしているリカイゼンでは、予算が決まっていない相談レベルから無料で対応することが可能です。1.IoTデバイスとは
そして、これらIoTデバイスの普及とともに、これらの開発に関わる案件が増えてきています。例えば、IoTデバイスのセンサーからデータを取集し、Bluetoothや無線LANなどを通してクラウドサーバ側へデータを渡す技術は、IoTデバイスごとに必須のものとなっています。そのIoTデバイスのセンサーからデータを収集するための技術を、組み込み系とも言われていますが、ここでは、この組み込み系開発に関する見積もり依頼や外注先選定について紹介をします。2.IoTデバイスの組み込み系開発について
ソフトウエアのプログラミングと組み込み系のプログラミングで大きく異なる点としては、メモリ容量の使い方があるかもしれません。最近のパソコンは、マシンスペックの向上によって大きなメモリを搭載しています。メモリ容量をあまり意識することなくプログラミングをしてもメモリを使い切ることは少なくなりました。しかし、IoTデバイスは、パソコンのように大きなメモリを搭載することは難しいので、容量を食わないような開発が必要なのです。
では、IoTデバイスの組み込み系開発において必要となる3つの技術を説明してします。センサーを利用した各種データの計測・判別するセンシング
コネクティビティによるデータ処理
データ分析による新しい付加価値の付与
3.見積もり依頼、比較、発注先選定
では、見積もり依頼を行う場合、どのようなところに気をつければ良いのか。ここからはIoTデバイスの組み込み系開発を依頼する場合のポイントについて紹介します。
どのようなIoTデバイスを作るのかによって、依頼する開発会社は異なってくるでしょう。やはり組み込み系の開発実績があることはマストであり、且つお願いする開発と同様もしくは似たような開発実績があるのが望ましいです。そういった開発会社を見つけるためには、実現したいIoTデバイスに関する情報を正確にまとめておくようにしましょう。
見積もり依頼する際は、複数社の開発会社へお願いすることをお勧めします。特に組み込み系開発は、目には見えにくいものですし、また高度な技術を要します。更には、バッテリー寿命、信号の伊豆測定、無線インターフェースのテスト、負荷テストを含め、ソフトウエア開発とは違ったテストなども行う必要があります。IoTデバイス専門のテストソリューションが存在しているくらいです。
IoTデバイス開発において見積もりに必要な主項目は下記の通りです。
・希望する搭載機能概要
・機能に則ったおおよその仕様(電源や通信仕様など)
・予算感、スケジュール
・プロトタイプの数量(製品全体を依頼する場合)
・テスト範囲
・その他要望など
ソフトウエア開発とは違って、製品そのものを作り上げていくため、基本的にはいくつかプロトタイプ版を作ってテストと修正を繰り返し、最終的に製品化、量産化というステップを踏むことになります。
各社より見積もりを取得できたら、比較を行います。会社ごとで、得意なところと不得意なところは違いますので、あくまでも実現したいIoTデバイスを軸に、どの提案が一番効果的かをかかるコストとのバランスを見ながら検討する必要があります。
また、開発会社の技術力はもちろんのこと、コミュニケーション力も問われます。発注が決まるまでは担当窓口が営業マンの可能性があり、発注後にエンジニアの統括者やディレクターに変わる可能性がありますので、発注前に確認して面談をしておきましょう。
見積もり比較後、発注先が決定したら、契約書、発注書、機密保持契約書等の書面を確認し締結します。また、納品後の不具合対応等の瑕疵担保期間も明確にしてきましょう。4.まとめ
組み込み系開発のみの依頼で良いのか、もしくはIoTデバイス開発を全体で依頼したいのか、依頼したい内容によって金額もスケジュールも異なってきますので、まずは一度ご連絡をお待ちしております。
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