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iPadアプリの特徴や開発言語について解説|iPadでアプリ開発はできる?

目次

iPadアプリの特徴や開発言語について解説|iPadでアプリ開発はできる?

iPadのアプリ開発に取り組みたいけれど、どのような開発環境で行えばよいかわからずに、困っていませんか。また、iPadでアプリ開発をやってみたいけれどどのように開発をすればよいかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、iPadに関するアプリ開発について、以下の内容を解説します。

  • 開発する前に知っておきたい3つの特徴
  • iPadのアプリの開発言語
  • 開発に必要な環境
  • iPadを用いたアプリ開発について

ぜひ最後までお読みください。

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1. iPadのアプリを開発する前に知っておきたい3つの特徴

はじめに、iPadアプリを開発するにあたって、3つの特徴を知っておきましょう。

画面サイズの大きさを活かせるアプリに向いている

端末とするiPadの画面サイズが大きいことを活かしたアプリを開発するとよいでしょう。代表されるのは、読書アプリや電子書籍アプリ、子供向けアプリや手書きできるノートアプリなどです。

App Storeに課金の手数料が発生する

iPadに限らず、App Storeからダウンロードして使用するアプリ内で自動更新サブスクリプションを設ける場合、手数料が発生します。

自動サブスクリプションの請求期間で、サブスクリプションの価格の70%から税額を差し引いた金額をアプリ開発者が受け取ることができる仕組みです。そのため、iPadのアプリ開発でマネタイズする場合は、手数料を考慮しなければなりません。また、App Storeの審査にとおる必要があります。<

対応するOSのバージョンを検討する必要がある

iPadのOSは、これまで数えきれないほど、アップデートが行われています。そのため、すべてのOSに対応するのは、困難といえるでしょう。

サポートが終了しているOSもあるので、比較的新しいOSに対応したアプリ開発に取り組むことが重要になります。

2. iPadのアプリの開発言語

iPadのアプリを開発するには、iOSに対応したアプリを作れるようになる必要があります。iOSアプリを開発するための言語は、大きくわけて2つあるので紹介します。

Swift

Swiftは、iOSやMac向けのアプリを開発するために、Appleが作ったオープンソースのプログラミング言語です。

既存のObjective-Cのコードも組み込んで開発できるため、開発環境をスムーズに移行できる特徴があります。検索速度はObjective-Cの最大2.6倍となっており、高速処理が可能であることがわかるでしょう。

欠点は、Windowsで開発環境が提供されていない点です。そのため、Swiftを使用する場合は、MacのPCを用意しなければなりません。

Objective-C

Objective-Cは、C言語をベースとしたオープンソースのプログラミング言語です。ライブラリが非常に多く存在し、Swiftではカバーできない範囲まで網羅しています。そして、Windowsでも開発環境が提供されているのが大きな特徴といえます。

欠点としては、表記がわかりにくく、プログラミング初心者にはハードルが高いことです。 現状はSwiftでも、Objective-Cのライブラリを呼び出して使用できることやコードの読みやすさから、iOSアプリ開発は徐々にSwiftに移行されつつあります。

3. iPadのアプリの開発に必要な環境

具体的にiPadのアプリを開発するには、どのようなツールが必要なのかをご紹介します。

アプリ開発ツール:Xcode

Xcodeとは、Appleが提供している統合開発環境(IDE)です。統合開発環境についてかんたんに説明すると、コードエディタやソース管理などプログラミングに必要な機能や環境が備わった、ツール一式のことです。XcodeはMacでしか提供されていないため、Windowsでは使用できません。

開発用PC:Mac

前述したとおり、Xcodeは、Macでしか提供されていません。そのため、開発用のPCとしてMacを用意する必要があります。プログラムをサクサク動かせる必要があるので、スペックが高性能なPCを用意できるとよいでしょう。

動作テスト端末:iPad

開発したアプリが実機で正常に動作するかを確認するために、動作テスト用のiPadが必要になります。Xcodeには、iPadのOSを再現したシミュレータも存在しますが、不具合をすべて洗い出すためにも、実機を使用したテストが望ましいでしょう。 なぜなら、シミュレータはiPadではなく、あくまでiOSを再現しているからです。シミュレータはiOSをPC上で動作させているので、iPad特有の不具合を見つけることができません。そのため、可能であれば、実機を用意するようにしましょう。

4. iPadでアプリを開発することも可能!

ここまでは、PCでアプリ開発する方法について紹介しました。実は、iPadでもアプリを開発できることをご存じでしょうか。次に、iPadでアプリ開発する方法について紹介します。

Codea

Codeaは、Luaと呼ばれるプログラミング言語で構築されたプログラミングツールです。特徴としては、マルチタッチや加速度計などのiPadのハードウェアの機能を利用したアプリを、かんたんに作れることが挙げられます。

Codeaは、操作性にも優れています。たとえば、アプリ内の色の変更は変更したい箇所をタップしてドラッグするだけの操作になっているので、直感的にアプリを開発できるでしょう。ただし、Codeaは有料アプリとなっているので、無料でアプリ開発をしたい方には、おすすめできません。

JavaScript Anywhere

JavaScript Anywhereは、iPhoneやiPadでHTML・CSS・JavaScriptを使ったプログラミングが可能になるツールです。jQueryやReactなども使用できるので、非常に高機能なツールとなっています。

JavaScript Anywhereは、何といっても無料で利用できるのが大きなメリットになるでしょう。デメリットは、iPad用のアプリが作れるわけではないので、注意しなければならない点です。

ScriptKit

ScriptKitは、Codea同様、iPadでiPadアプリが開発できるツールです。ScriptKitの特徴は、ドラッグアンドドロップでプログラミングのコードを記述できることです。

FacebookやInstagram、Dropboxと連携してデータ表示するできるのが、大きなメリットでしょう。そのため、ソフトウェアのプロトタイプ設計に向いているといわれています。日本語が使用できないため、操作に慣れるまで時間を要するのがデメリットとなります。

5. まとめ

iPad用のアプリ開発、およびiPadを使ったアプリ開発についてまとめます。

  • iPadアプリを開発するにあたって3つの特徴がある
  • 画面サイズの大きさを活かせるアプリに向いている
  • App Storeに課金の手数料が発生する
  • 対応するOSのバージョンを検討する必要がある
  • iPadのアプリの開発言語には、SwiftやObjective-Cがあるが、Swiftでの開発が主流
  • iPadのアプリの開発に必要な環境として、Xcode、MacのPC、動作テスト用のiPadがあるとよい
  • CodeaやScriptKitを用いることで、iPadでアプリを開発することも可能

本記事を参考に、iPad用のアプリ開発やiPadを使ったアプリ開発を検討してみてください。

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この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

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