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【必見】マッチングアプリ開発にかかる費用とは?費用を抑えるコツも紹介していきます

目次

【必見】マッチングアプリ開発にかかる費用とは?費用を抑えるコツも紹介していきます

近年のコロナ禍で、他人と会うことや、面と向かって話をする機会が減ってしまいました。それにかわって今大人気なのが、自分と相性のいい人をオンラインで見つけるマッチングアプリです。

気が合う異性を見つける婚活・恋愛系のマッチングアプリや、ビジネスパートナーを見つけるビジネスマッチングアプリなど、そのサービスや種類も、豊富になっています。

今回は、マッチングアプリの開発にかかる費用の内訳や相場、費用を抑えるコツなどを解説します。

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1. マッチングアプリ開発にかかる費用

マッチングアプリは、開発/運用のフェーズごとに、次の費用がかかります。

  • 設計費用:数万〜数十万円
  • 開発費用:400〜1000万円
  • 機能追加・修正作業費用:数万〜数十万円
  • サーバー管理費用:数万円/月
  • その他の費用

それぞれの費用を詳しく説明します。

設計費用:数万〜数十万円

設計費用は、要件定義〜設計にかかる費用です。設計フェーズにかかる費用は、数万〜数十万円になります。

このフェーズでは、開発するアプリの企画書などから要件を抽出して定義し、アプリやシステムの仕様を決め、設計に落とし込むまでの作業をおこないます。

要件定義や設計に漏れがあると、その後の開発フェーズで大きな手戻りが発生して、余計な費用がかかってしまいます。余計な費用の発生を防ぐために、要件定義に抜け漏れがないよう企画側と開発側で何度もすり合わせをおこない、開発するアプリの仕様の認識を合わせることが大切です。

開発費用:400〜1000万円

開発費用は、プログラミング〜テストにかかる費用です。このフェーズでは、アプリやシステムのプログラミングをおこない、動作をテストし、検出したバグを修正していくフェーズです。

開発フェーズでかかる費用は、アプリやシステムの規模によって、大きく変わってきます。シンプルな機能のアプリなら400〜600万円程度、多機能のアプリなら、1000万程度かかるのが相場です。複雑な構成のシステムになると、1000万円を超えることも珍しくありません。

機能追加・修正作業費用:数万〜数十万円

機能追加・修正作業費用は、アプリ完成後の機能追加、既存機能の修正にかかる費用です。修正の規模によって、数万〜数十万円の費用がかかります。

サーバー管理費用:数万円/月

サーバー管理費用は、サービスを維持するためのサーバーメンテナンスや障害の回復にかかる費用です。サービスを継続している間は、毎月数万円の費用がかかります。サービスに登録しているユーザーの人数が多いと、サーバー管理に月々10万円を超えることもあります。

そのほか費用

そのほかにも、開発したアプリのリリース作業や広告、ユーザーサポートなどにも、費用がかかります。

・リリース費用
スマホアプリの場合は、Google PlayストアやApp Storeのデベロッパーアカウント登録に、数千〜1万円程度かかります。
・広告費用
どの程度の広告をおこなうかの営業方針によって、かかる費用は大きく変わります。
・ユーザーサポート費用
どの程度手厚いサポートをおこなうかのサポート方針によって、かかる費用は変わってきます。

2. マッチングアプリ開発にかかる費用を抑えるコツ

利益を出し、よりよいサービスを提供するためにも、アプリ開発にかける費用はなるべく抑えたいところです。質を保ったまま開発費用を抑えるには、次のようなコツがあります。

  • 開発方法から検討する
  • 維持費の見直しをおこなう
  • 必要な機能を絞って選択する

それぞれのコツを詳しく説明します。

開発方法から検討する

マッチングアプリを開発する方法は、主に次の2つがあります。

  • スクラッチ開発
  • パッケージ開発

これらには、以下のような違いがあります。

【スクラッチ開発とパッケージ開発の違い】
スクラッチ開発 パッケージ開発
特徴    アプリをフルオーダーでいちから開発する方法 既存のシステムをひな形にして開発する方法
メリット 仕様の自由度が高く、他社と差別化がしやすい 開発期間や費用を抑えられる
注意点 いちから構築するため開発期間が長くなり、費用も大きくなる アプリの仕様を、ひな形のシステムにある程度合わせる必要がある
費用 300万円〜 200万円〜

費用を抑えたいなら、パッケージ開発がおすすめです。パッケージ開発は、アプリの仕様を既存のシステムにある程度合わせる必要がありますが、短期間で安く開発ができます。

維持費の見直しをおこなう

サービスを維持するための維持費は、毎月発生します。維持費はリリース直後が一番高くなり、安定すると安くすむ傾向があります。

リリース直後は開発委託先やサーバー管理のノウハウがある会社に外注し、安定してきたら自社でサーバー管理業務を引き取ることで、維持費を抑えることができます。

また、AWSなどのクラウドサービスを利用して、サーバー管理をおこなう方法があります。クラウドサービスはサービス費用がかかりますが、サーバーの管理や障害対応はクラウドサービス側に任せられるため、結果として、維持費が安くなる傾向があります。

必要な機能を絞って選択する

マッチングアプリは、多機能にするほど、初期開発の費用がかかります。要件定義の段階で必要な機能を絞り込むことで初期費用を抑え、リリース後にユーザーからのフィードバックをうけて機能追加を検討する方法がおすすめです。

この方法であれば、不要な機能の開発による無駄な費用を抑えることができます。

3. マッチングアプリ開発に必要な工程

続いて、マッチングアプリの開発工程を、それぞれ解説します。

①要件を定義する
開発するアプリの要件を抽出し、定義します。ここで抜け漏れがあると、後々の開発で大きく手戻りが発生し、余計な費用がかかることになります。それを防ぐために、定義した要件を企画側、開発側双方ですり合わせて、抜け漏れがないことを慎重に確認します。
②設計する
定義した要件を満たすシステムを設計します。この段階で、画面仕様や処理のアルゴリズム、ユーザーの使い勝手に関する仕様を確定します。また、動作テストのためのテスト仕様も、この段階で作成します。
③開発する
設計に従い、プログラミングします。この時点で、仕様を考えることはありません。
④動作をテストする
完成したプログラムの動作検証をおこないます。テストで抽出したバグは、都度修正していきます。
⑤納品・検収する
完成したアプリを、委託元に納品します。委託元は依頼どおりにアプリが動作するか、検収します。検収で問題が出た場合は、委託先に連絡し、修正を依頼します。
⑥ストア審査をうける
Google PlayストアやApp Storeで、アプリを公開するための審査をうけます。アプリの公開を承認するためのレビュレーションに照らして、違反項目がないかを厳しくチェックされます。もし審査で問題が出た場合は、アプリの修正をおこなう必要があるため、ストア審査の申請は、委託先の開発会社側で代行するのが一般的です。
⑦公開する
ストア審査に合格したら、晴れて一般公開できるようになります。公開後も、サーバー管理や機能追加などの対応は続きます。

4. まとめ

今回は、マッチングアプリ開発にかかる費用や、開発工程を解説しました。マッチングアプリ開発に失敗しないためには、適切な委託先を見つけることも、費用を抑えるポイントのひとつです。

予算や開発方法に応じた最適な委託先を見つけられれば、スムーズに開発ができ、保守運用のフェーズに入っても、いい関係を継続できるでしょう。人と人をつなぐマッチングアプリの開発を通して、ベストなビジネスパートナーに出会えるといいですね。

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この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

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