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【駅ブランディング】「コミュニケーション+アイディア+デザイン」で、多くの企業様を支援していく
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2017/12/20
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- 有限会社 tsuki
前回は「港北みなも」という商業施設の総合ブランディングの事例をお話しました。今回は西大宮駅開業に伴うコミュニケーションの事例をお話します。
■事例2: 西大宮駅開業における、総合的なコミュニケーションを実施
埼玉県さいたま市にある西大宮駅。JR川越線の駅として2006年に開業しましたが、私たちはそれにともなう告知やイベント企画などのコミュニケーションを全般的に手がけました。
本企画はまちに「駅」というインフラができることの周知と、それに対する理解と集客を促すために行われたもの。当たり前ですが駅ができる以前は周辺に店舗や住宅もあまりない。そのためこのような企画を通じて、多くの人に西大宮駅ができることを知っていただき、法人個人を問わず利用してもらいたいという思いが込められたものでした。そのなかで私たちが行ったのはコミュニケーション全般のコンセプトづくりと、告知のポスターやイベント立案と運営などです。
全38社の競合コンペ。「人と自然がつながり進化するまち」をコンセプトに提案を重ねる
お仕事のきっかけは「コンペに参加しないか」と知り合いから声をかけていただいたことでした。話を聞くと、参加社数はなんと全38社。私たちのようなデザイン事務所もあれば広告代理店や製作会社などもある、大規模な競合コンペが開かれました。私たちは営業(兼プロデューサー)、tsukiの代表 横川(CD/AD)と、プランナーで構成された計3名の混合チーム。会社の垣根を超え、力を合わせて臨みました。
そんな私たちが提案したのは、「『Liv-Field西大宮』 人と自然がつながり進化するまち」というコンセプト。Liv-Field(リヴフィールド)は「住む場所」を意味した造語です。まだ何もないところに駅ができるわけですから、当然ながら自然がたくさん残っている。そのような自然とこれから集う人をつなげることで、生活のインフラや事業をつくり進化していく。そして西大宮駅はその中心になる、という思いを込めました。
また、合わせてCI/VIとロゴ開発から始まり、「Liv-Bird(リヴバード)」というキャラクターを製作しポスターの中心に起用。周辺には人や店、バスなどの交通が集まる様子を表し、これからまちが盛り上がっていく様子を表現しました。駅ができるとは、まちができるということ。そのまちの様々な側面を、オリジナルキャラクターを中心としながら見せていくことで成長や繁栄をイメージさせていきました。ちなみにこのポスター、イラストはすべて、区画整備の図形をひとつひとつ組み合わせてつくったもの。まちの区画における様々な図形を細かく並べ、時間をかけてつくりあげました。Liv-Bird以外のイラストも、線幅や図形と図形の隙間の幅などをすべて均一に揃えて制作したため、細かな点までこだわりを表現できたのではないかと思います。
発展を続けるまちの中心として、役割を果たしていく
コンペで選ばれ、案件に携わったのは約5ヶ月程度。その間に上記のようなポスターやより詳しい説明を掲載したパンフレットの制作、また告知の新聞広告なども行いました。そして最後に「Liv-Field西大宮 まちびらきフェスタ」という開業のお披露目イベントを行い、一旦プロジェクトは終了した形になります。
西大宮駅では一日の平均乗車人員が年々増え、2017年度には1万人に到達すると予測されています。現在、駅周辺では土地区画整理事業も行われていますので今後ますます発展していくでしょう。たくさんの人々に利用される駅として、長く愛されていってほしいと思います。
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