ベネフィットを高めれば、自然にサービスは広まる

お盆休みを利用して久しぶりにガンプラを作っていました。パーフェクトグレードというやつで、サイズは1/60という巨大なプラモデルです。このキットは実は別売りでLEDで完成したプラモを光らせることが出来るんですね。しかしながら、LEDキットは凄く高い！ステーキガストで2日連続でステーキを食べるより高いのです！

というわけで、たまたま100円均一に売っているLEDを手にとったので、これを活用して自作してみようと思いました。今回のお話は「100円均一のLEDが予想以上にすごかった」というところからマーケティングのお話につなげていきます。

期待値を超える体験

マーケティングではベネフィット、という言葉がよく使われます。「顧客が、商品（サービス）を購入することで、得られる利益」だと考えていただければOKです。今回私は100円均一で見つけたLEDが、私のベネフィットをMAX以上にしたわけなんですね。

100円、一般的に高照度LEDはホームセンターで3つ300円を軽く超えます。今回100円均一で購入したLEDはなんとチップタイプのLED。3V駆動にも関わらず明るいわけです。

それだけではなく、ミニスイッチまで付いている！3点スイッチのミニスイッチ。模型用で買うと200円はします。300円以上投資しないと買えないようなものが、100円で買えてしまったわけです。

ボタン電池、チップLED、電池ホルダー、LED。これで100円！

ベネフィットがMAXに高まるとき

あまりにも感動したため、私はブログやTwitterでこのLEDの凄さを広め始めました。ふと気がついたのです。「ああ、自分の満足感が最高潮まで高まると自然と人に広めたくなるんだ！」

モノ・サービスを提供する側としては「自分たちで広める」よりも「ユーザーが広めてくれる」ことがもっとも効果があることはご存知のとおりですが、なかなかユーザーが広めてはくれないですよね。

顧客のベネフィットをMAXまで持って行っているか。ここをもう一度考えると、実はあと一歩足りていなかったことが見えてくるかもしれません。

重用なポイント

１．期待値を上回ること
２．感動があること
３．欲しい時に直ぐ手に入ること

この3点のどれかを追求すればよいのです。皆さんのサービスは、どこよりも早く届きますか？貴方自身の期待値を超えるサービスですか？　そこに感動はありますか？