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コミュニケーション能力って何?LINE、メール、チャットをうまく使うための心得
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2015/09/25
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- 株式会社コア・アド・インフィニティ
中高生のLINEでのトラブル例から考える
こんにちは、コア・アド・インフィニティ編集部の中橋です。
先日夏休みだったので、たまたまお昼の情報番組を見ていると、
人と人とのコミュニケーションについて気づきがありました。
ある高校1年生の女子生徒は夏休みに入って一日中スマホで友達とやりとりをしていた。
「なんでくるの?」と移動手段を聞いたつもりが、
相手は「どうしてくるの?」と拒否されたと受け取り、
他の友達にそのことを拡散。女子生徒は居場所を失い、新学期から不登校になった。
スマホで起こる言葉の取り違えとして「その服センスよくない」と文末に?マークを付け忘れ、
相手はセンスが悪いと言われたと勘違いしたなどといった事例があったそうです。
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LINEも対策に乗り出したようです。
「LINE、ネット上のコミュニケーショントラブル根絶目指す
児童のネット利用実態調査やマンガ教材提供」
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1507/28/news124.html
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ちょっとした誤字脱字、言葉の取り違えから、人間関係が壊れるところまでいってしまう。
これは中高生だけの問題でしょうか?
私の実感として、社会人においても、同様のコミュニケーションのトラブルが多々あるように思います。
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企業が最も求める能力=コミュニケーション能力(80.2%)
若年就業者の一番の悩み=コミュニケーション能力(54.64%)
・・・思っていることを上手く伝えられない
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そこで、LINEの問題からコミュニケーション能力について考えてみたいと思います。
言語と非言語のコミュニケーション
私がとあるセミナーで学んだことですが、
まず、相手に何かを伝え、共感を得るために必要な要素が3つありあます。
●言語情報(Varbal):言葉そのものの意味
●非言語情報
・聴覚情報(Vocal):声の大きさ・口調・質
・視覚情報(Visual):表情・態度・視線
この3つのVがそろうと、格段に相手に情報が伝わりやすくなります。
意外かもしれませんが、言語情報よりも非言語情報のほうが相手に伝わったりするものなのです。
また、3つのVの内容が一致していることも重要です。
たとえば、会社の中でこのような人に心当たりはありませんか?
・目を合わせずに挨拶やお礼をする人
・口調は丁寧だが、覇気がなく暗い声で電話対応する人
・不機嫌そうな表情で、「いいよ」と仕事を引き受ける人
これらは3つのVが一致していない状態です。
3つのVを一致させることを心掛けると、人とのコミュニケーションが格段にスムーズになると思います。
また、相手の非言語な部分に注目すると、より相手のことを理解できるようになります。
LINE、メール、チャットをうまく使うための心得
話をLINEに戻すと、LINEは言語情報のみを扱うツールです。
スタンプや絵文字で疑似的に視覚情報を補いますが、完全なものではないですよね。
LINE、メール、チャットは3つのVが揃わないコミュニケーションツールであることを自覚し、
正確に伝わらない可能性があるという前提に立つことが必要ではないでしょうか。
ただ、便利なツールであることは間違いないので、
少しでも正確に情報が伝わるように工夫して使うことを心掛けたいですね。
・言語情報はとにかく正確に、きちんと相手に伝わるか文章になっているか熟考する
・文調を工夫して、文章にリズムを持たせ、聴覚情報を補う
・スタンプや絵文字をうまく使って、視覚情報を補う
また、重要な話は、LINEやメール、チャットだけで済ませないで、
電話をして聴覚情報も合わせて伝えることも大事ですね。
相手に感謝や謝罪などの感情を正しく伝えたい場合は、直接会って、
3つのVをフル活用して、相手の心を動かし共感を得ましょう。
私も社会人になってから幾度となく、
コミュニケーション能力は大事だという話を聞かされてきましたが、
具体的な方法について教わることはありませんでした。
コミュニケーション能力が大事と言いつつも、どこか、
同じ日本人だから伝わるのが当たり前という思い込みが根底にあるような気がします。
今後も「伝わらない」を前提に、より良いコミュニケーション手法を模索していきたいと思います。
『共感の、その先へ。こころを動かすクリエイティブを』
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EDITOR PROFILE
株式会社コア・アド・インフィニティ
大嶽 序斉
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私たちが扱うコミュニケーションツールは企業の想いをユーザーに伝えるための手段。そしてユーザーに新しい価値に気付いてもらうためのツールです。
企業の頑張りを発信して、世の中を元気づけていけたら。
そんな思いで取り組んでいます。
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