購入を後押しする！【お悩み別】売り場展開の事例とポイント

［更新日］2020/11/18
［公開日］2017/06/09
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購入を後押しする！【お悩み別】売り場展開の事例とポイント

商品の購入を検討する際、消費者が必ず目にする売り場。特に他のメーカーなど競合が多い業界では、店頭での見せ方が売り上げを左右する勝負どころとなります。今回は、量販店での〈売り場展開の事例〉をご紹介します。

お客様の「悩み」に沿って誘導する

国内ペットフード首位のマースジャパン・リミテッドは、ホームセンターでの機能性ドッグフードの販売向上に向け、「お悩み解決！犬種にぴったりな食事を」とPOPを掲げた売り場を展開しました。POPの真下に学ぶのは、マースジャパンが扱う機能性ペットフードで、「犬種・目的・年齢」の3つのカテゴリーで棚が分類されているのが特徴です。例えば「目的」では、ペットの臭い軽減や肥満対策など悩みがある中で、目的に合わせ適したドッグフードを迷いなく探すことができます。 (出典：日経MJ 2017/5/31)

お客様が買いやすく、従業員が売りやすい売り場を作る

量販店でここまで細分化された売り場展開を行うメーカーは珍しいようです。カテゴリー別に分かりやすく分類された棚は、もう一つよい点があります。店舗で実際に案内をする従業員が商品を把握しやすく、さらにお客様に対し直接悩みを聞くことで目的に合わせた商品をその場で案内しやすくなるのです。売り場を構成するものには、什器やPOP、ポスターなど様々なツールがあります。店頭の見せ方と接客との連携も踏まえ、一度制作会社様に相談してみてはいかがでしょうか。