在庫管理アプリのメリット・デメリット、選び方まとめ
- [更新日]2021/11/15
- [公開日]2014/03/13
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目次
在庫管理アプリのメリット・デメリット、選び方まとめ
本記事では、在庫管理アプリについてご紹介します。メリットやデメリットについても触れているので、在庫アプリの特徴を学ぶのに最適です。これから自社に在庫管理アプリを導入しようと考えている場合はご参考にしてください。
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在庫管理を行う上で、ハンディーターミナルの代わりにスマホにアプリを入れることで、バーコード・QRコード、商品画像の読み取りなどを行うことができます。一気に在庫管理の手間を省くことが可能になるため、業務効率の向上にも最適です。
在庫管理アプリでは様々なメリットが存在しますが、その中でも特に強みとなっている部分は下記の通りです。
自社で在庫を抱えている企業では在庫管理アプリを導入する企業も増えています。スマートフォンなどで在庫管理アプリを導入することで、ハンディーターミナルの代わりになったり、商品画像の読み取りを行ったりと役立つ場面が多いからです。
また、無料のものから有料のものなど多くのアプリが存在しており、選択の幅が広いのも特徴的です。導入コストが低く、リアルタイムで操作できることもあって、ますます人気が高まっています。
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1. 在庫管理アプリとは
在庫管理アプリ
紙の節約を行える上に、誤字脱字、在庫数のミス防止などを可能にしています。また、ネットワーク上でどこからでも在庫管理を行うことができるのも強みです。もちろん時間のかかりやすい棚卸しで使用することも可能になっているので、あらゆる面で利便性が感じられるでしょう。
無料、有料のアプリに分かれており、無料のアプリではコストがかからない反面、機能が制限されていることが多いです。また、有料のアプリではコストがかかる分、様々な機能が付いているので、業務効率の向上が狙えます。そのため、自社の予算などを考えて慎重に検して導入することが大切です。
在庫管理アプリのメリット
無料の場合はコストがかからず、有料の場合はだいたい数千円~数万円程度での導入が見込める。アプリのため、パッケージシステムのようにサーバー管理費などもかからず、リーズナブルになっているのがポイント。
オンライン上で情報更新ができるため、リアルタイムで情報管理ができる。他の担当者が編集した内容もすぐに反映させることが可能。
スマートフォンで手軽に写真を撮ることができるので在庫の写真を管理しやすい。
在庫管理アプリのデメリット
在庫管理アプリには魅力的なメリットが複数存在しますが、デメリットがあることも把握することが大切です。セキュリティや性能面については特に注意が必要となります。
実際に細かいデメリットとは下記のポイントが挙げられます。
- 無料版では機能制限が多い
無料版ではコストがかからないが特定の機能が使えなかったり、広告が表示されたりと使い勝手が悪いことが多い。使いたい機能が入っているかどうか必ず確認する必要がある。 - 在庫数に制限があり、規模が大きい場合は向かない
在庫管理システムには管理できる在庫数に限界があり、在庫数の規模が大きい場合は適さない場合がある。小規模の在庫管理の方が向いていることが多い。 - セキュリティ面
スマホを置き忘れてなくしてしまうと、社内でセキュリティ上の問題が発生するため、細心の注意が必要となる。 - 性能
ハンディーターミナルの方が在庫管理用に作られている分、堅牢性や読み取り性能が高い。一方でスマートフォンは落としてしまうとすぐに割れることもある。
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2. 在庫管理アプリの選び方
では、この在庫管理システムを選ぶ際には、どのような点に気を付ければ良いのでしょうか。
まずは何といってもセキュリティ機能が強化されているかどうかがポイントであると言えるでしょう。在庫管理はいってみれば企業のもっとも大事な商品を管理することです。ですから、セキュリティ面が虚弱であれば、使う価値のないシステムと判断すべきです。
現在はネット炎上しやすい世の中になっており、1度でもセキュリティ面で不祥事を起こしてしまうと、たちまち話題が広がってしまいます。自社の取引や社会的な信用に関わってくるので十分なセキュリティ対策が必要です。
また、クラウドサービスを導入する場合、自社の在庫管理についてリアルタイム性が非常に重要だという場合には、SLA(サービス品質保証)についても明記されているかどうかを確認しておくことも重要です。
対応機種、機能、料金なども確認した上で、どの在庫管理システムを使うのか検討する必要があります。ここからはそれぞれの選び方についてご紹介するので、選ぶ際のヒントにしてください。
対応機種
iOS(iPhone・iPad)、Androidなど対応機種やバージョンに限定がある場合があるので、使用予定の対応機種を確認しておく必要があります。公式HPで確認ができることが多いので、事前に情報を集めておくことが大切です。
自社の機種やバージョンを見極めた上で確認すると良いでしょう。複数台のスマートフォンを導入している場合は、それぞれの機種やバージョンを確認しておきましょう。
導入する際に実際に確認漏れがあると、導入したのに使えない場合もあるので注意が必要になります。公式HP上に情報が無い場合は問い合わせなども行い、確実に情報を得られるようにすることが大切です。導入する際に必須情報となるので、確認は怠らないように心がけましょう。
機能
在庫管理システムでは写真、バーコード、QRコードなど在庫数の管理・スキャンや検品管理の方法がついている機能があるので、自社として何が必要かを確認しておきましょう。自社の課題を見極めた上で、必要な機能が盛り込まれている在庫管理アプリを導入することが大切です。
自社の課題を解決できる在庫管理アプリでないと、導入する際のメリットが薄れてしまうので注意しましょう。
また、導入する際は導入時のサポートを行ってくれるかどうかも確認しましょう。初期データ設定、バーコードの管理登録、自社での運用方法、運用マニュアル作成、教育などどの程度サポートしてくれるかが重要となります。サポート体制が整っていると、在庫管理アプリの機能を把握しやすく、自社でもスムーズな導入に結び付きやすくなるでしょう。
特に初めて在庫管理に関するアプリを導入するのであれば、自社の社員を教育するためにも導入サポートがあるアプリを選ぶことが大切です。
料金
在庫管理アプリを導入する際、料金プランが多岐に渡ります。無料の場合は機能やサポートに制限がある場合が多くなっているので導入時に注意が必要です。
商品数や在庫数が少ない場合やまず導入すべきツールを検討するさいには使えますが、本格的に在庫管理を行いたいという場合は有料版のアプリがおすすめとなります。有料版であれば、機能制限がなく使い勝手も良くなるため、業務効率の向上を狙うことが可能です。
有料になると機能が増え、広告の表示も無くなり、また操作の説明・フォローなどサポートが付いてくる場合が多くなります、システムに不慣れ、初めてシステムを導入するという場合は、サポートをつけたほうが結果的にしっかりシステムを使えるようになるのでおすすめです。
在庫管理アプリは有料版だとしても月々数千円~数万円程度なのでコスト的にも一度に大きな金額が動くことは少ないため、導入がしやすいかと思います。ただし、将来的にランニングコストもかかっていきますので、必要予算をどのように見立てるのか考えておきましょう。
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3. 在庫管理アプリの例
在庫管理アプリには様々な種類が存在します。そのため、自社の業界に合った在庫管理アプリを選ぶことが大切です。各業界に特化した在庫管理アプリを導入することで、在庫管理の業務効率が見込めます。
そこでここからは代表例として製造業界向けのものと、小売・EC向けのものをご紹介します。それぞれのアプリで料金も異なれば特徴や得意分野も異なってくるので、それぞれの違いを理解した上で導入を検討しましょう。
製造業界向け
製造業界向けに開発されている在庫管理アプリは多く存在しており、その中でも特におすすめなのが下記の2つです。
ZAICO
ZAICOは、パソコンやスマホで使える在庫管理アプリです。オンライン上でデータ管理を行うため、複数人かつ同時に在庫管理ができるようになるので、業務効率の改善を図ることができます。
そのため、細かく情報共有を行わなくても、アプリ上ですぐに情報が確認可能です。アプリ自体の視認性も高いので、棚卸作業が大変な製造業界の在庫管理を確実にサポートしてくれます。なるべくリアルタイムで操作でき、スムーズに管理できる在庫管理アプリを求める企業に最適です。
また、プランごとに料金やサービス内容が異なっており、自社に合わせたプランで使えるようになっているのが強みです。簡単な機能のみを使えればいいという場合はエントリープラン、在庫の変化の把握や、発注点の管理まで力を入れたい場合はエントリープランなど自社の課題に合わせた形でプランを選びましょう。
最初は31日間無料で使えるのでお試しで使ってみるのもおすすめです。最高プランのシッピングも9,800円/月となっているため、コスト負担が少ないのも大きなメリットとなっています。
開発会社 | 株式会社ZAICO |
---|---|
URL | https://www.zaico.co.jp/ |
おすすめポイント |
・日々の入出庫や面倒な棚卸もスマホのスキャンで処理ができる。 ・無料導入相談、メール、ヘルプページで導入サポートを行ってくれる。 |
料金 |
エントリー:980円/月 スタンダード:2,980円/月 シッピング:9,800円/月 |
ユビレジ在庫管理
ユビレジ在庫管理はiPhoneやiPadで使うことができる在庫管理アプリとなっています。月4,500円とコストが非常に安い上に、基本的な在庫管理機能を複数搭載しているため、コスパを重視する方にも最適です。
他店舗の在庫数確認、店舗間の在庫移動などの応用的な機能もあるため、複数倉庫がある製造業の場合でも便利に使えます。
商品データに原価を追加するだけで売上原価や粗利を自動計算してくれる機能もあるため、計算もしやすく使いやすいのがポイントです。
開発会社 | 株式会社ユビレジ |
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URL | https://ubiregi.jp/stock |
おすすめポイント |
・発注データの発注先毎仕分けが可能となっており、データのダウンロードにも対応 ・独自バーコード生成ができ、バーコードがない商品はプリンターで作ることが可能 |
料金 | 4,500円/月 |
小売・EC向け
小売・EC向けの在庫管理アプリとしては下記の2つがおすすめです。
ロジクラ
ロジクラは小売・EC向けの在庫管理システムとなっており、他社のECシステムとも簡単に連携できるため、業務効率をさらに改善したいという場合に最適です。基本的な在庫管理機能も網羅しており、非常に使いやすいのが魅力となっています。
スマホを使ってスムーズにピッキングや棚卸の作業ができるため、在庫管理のスピードを上げたいという企業にとってもおすすめです。自社倉庫や委託先倉庫で利用することも可能となっており、対応の幅が広いのも魅力になっています。
スマホで使う場合はAndroidではダウンロードできず、iPhoneでのみダウンロードできるので、自社で使えるかどうかは事前に確認しましょう。機能制限はありますが、無料版から使うこともできるので、試したい場合は無料版からの使用もおすすめです。
開発会社 | 株式会社ロジクラ |
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URL | https://logikura.jp/ |
おすすめポイント |
・他社のECシステムとの連携も簡単に行える。 ・納品書作成、追跡番号管理からECカート、受注システム連携といった応用的な機能もある。 |
料金 |
Liteプラン:¥ 9,000/月(年間契約) Standardプラン:¥ 25,000/月(年間契約) Premiumプラン:¥ 40,000/月(年間契約) |
まとまるEC店長
まとまるEC店長はEC向けの管理システムとなっており、在庫管理はもちろん、商品管理、受注管理などもできるのがメリットです。基本的な在庫管理はもちろんのこと、スマホやタブレットの使用、メール送信、帳簿作成など細かい部分まで対応しています。
月額9.800円でリーズナブルな形で使用できる上に、無料トライアルから始めることができるので、初めて在庫管理アプリを使用する企業でも安心です。
複数モールの在庫を自動的に連携することもできるので、複数の在庫がある場合でもスムーズに管理可能なのが最大のメリットとなっています。10分間隔で24時間365日情報を更新してくれるため、システムに管理をある程度任せることができるのもメリットと言えるでしょう。利便性を重視したいEC会社におすすめな在庫管理アプリとなっています。
開発会社 | 株式会社ブランジスタソリューション |
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URL | https://www.ec-tencho.jp/ |
おすすめポイント |
・在庫管理の身ではなく商品管理、受注管理も容易にできる。 ・24時間365日自動更新のため、連休中なども自動で情報更新を行ってくれる。 |
料金 | 月額9,800円 |
4. 在庫管理アプリのまとめ
本記事では、スマホアプリを活用した在庫管理について紹介してきました。
在庫管理アプリは、特に在庫の仕入れ時や出荷時管理について、現場倉庫などとの連携をしやすくするものが多いです。
在庫管理全体を見て仕組みを見直したい・考えたいという場合は、アプリだけではなく在庫管理システムから検討してみるのもよいでしょう。
在庫管理システムについて詳しく知りたい方は、「在庫管理システムの種類・導入ポイントを解説」をご覧ください。
在庫管理は有形商品を扱う企業では非常に重要な業務です。在庫管理システムの導入を成功させるためには、この検討段階が非常に大切です。
実務において活用できそうかどうかを考えるためにも、開発会社やサービスベンダーにしっかり確認しながら検討を進めましょう。
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