携帯アプリの歴史②～携帯電話の進化～

携帯アプリの歴史②～携帯電話の進化～

スマートフォンの進出

スマートフォンの普及により、AndroidやiPhone用に様々なアプリが開発されています。 今ではすっかり定着したスマホアプリ。ほんの数年前までは存在していなかったとは信じられません。 では、スマホアプリの登場までにはどんな歴史があったのでしょうか。 今回はスマホアプリに繋がる携帯アプリの歴史について紹介していきたいと思います。

携帯電話の歴史

前回「iアプリ」の登場について紹介しましたが、携帯アプリの導入が可能となった背景には携帯電話機器の進化があります。 携帯電話上でアプリを動かすには、機器自体の性能と容量が重要となります。 1990年代に普及し始めてから急速な速度で機能の向上を続けた携帯電話は、2000年初頭には電話・メール意外にも様々な 機能を搭載していました。

iアプリの壁

とはいえ、「iアプリ」の開発当初は容量制限が20KBという制限があり、動かせるアプリも限定されていました。 例としては「テトリス」や「天気予報」「ニュース」といったシンプルな物です。

iアプリの進化

サービスが開始されて2年後の2003年には容量が10倍以上にまで拡張され、開発の幅が広がりました。 また、仕様が公開されたことで個人でもiアプリの開発ができるようになり、数も増えました。。 更に、5年後の2006年には容量が登場時の50倍の1MBまで拡張され、「ストリートファイター」や「モンスターハンター」といった 3Dで動く本格的なゲームも楽しめるようになりました。 携帯電話の進化は続き、2000年代後半ではついにスマートフォンが登場します。 携帯アプリの歴史③では、携帯アプリからスマホアプリへの移り代わりについて紹介したいと思います。