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【内製vs外注】アプリ開発の費用、メリット・デメリット解説

目次

【内製vs外注】アプリ開発の費用、メリット・デメリット解説

スマートフォンの普及により、アプリ開発市場は活況を呈しています。
業種は問わず、さまざまなサービスがアプリサービスへ参入している状況です。ビジネス向け、カスタマー向け限らず、ユーザが手軽に使えるアプリを提供することは、あらゆるマーケティング戦略において欠かせないものになりつつあるのです。アプリ開発をする際に、「自社開発するか」「外注するか」は、悩ましい選択肢になっているのではないでしょうか。どちらを選んだとしても、メリットとデメリットがあります。
ここでは、アプリ開発を自社で行うか、外注にお願いするかについてメリット・デメリット、またそれぞれの費用相場、外注先探しのポイントについて説明します。

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目次

1. アプリ開発の自社開発と外注のメリット・デメリット比較

アプリ開発を自社開発するのであれば、社内に開発人材がいること前提となるのですが、アプリ開発を自社開発するか外注するか、それぞれに特徴がありますので、その違いとメリット・デメリットについて紹介します。

・自社開発のメリット・デメリット

自社開発する場合の最大のメリットは、アプリ開発におけるノウハウを社内に蓄積できる点と外注するよりもコストを抑えられる点です。これは外注では叶わないことです。今後もアプリをメイン事業として定期的にブラッシュアップしていくことを考えるのであれば、内部人材で、ノウハウ含めて蓄積していくというのも一つの考え方です。

そのほかは、スケジュール調整や仕様変更など、社内の方が柔軟に対応しやすいというのもあります。一方、デメリットに関しては、社内の人材スキルにアプリ完成度のクオリティが左右されるということです。希望通りのクオリティにならないことも考えられますし、想定していたスケジュールどおりに完成しないことも考えられます。また、社内のリソースを使うことで、他の業務とのバランスを取ることも考えなければいけなくなります。
また、現在開発スタッフが自社にいないという場合は、採用から考えなければいけなくなるため、かなり長期的な視野での考え方となります。

・外注のメリット・デメリット

アプリ開発の工程のどこまでを外注するかにもよりますが、仮に要件定義から開発全て一括で開発会社へ依頼する場合、そのメリットはアプリ開発専門スキルがあるプロへ依頼できる点です。これはクオリティの高いアプリにスピード感を持って仕上げることが可能になります。一方のデメリットは、専門性が高い人がいる開発会社になるほど単価も上がりますから、コストが高くなる可能性があります。また、社内リソースを使うことと比較すると、仕様調整含めて社内よりも自由度は低くなります。またアプリはリリースしてからが本番になりますので、リリース後の不具合修正やシステムエラーの対応など運用、保守などのサポートがどのようになるかも含めて確認しましょう。

2. アプリ開発の費用相場(自社開発・外注比較)

この項目では、アプリ開発において自社開発と外注する場合の費用相場についてまとめています。

自社開発の場合の費用

アプリ開発を自社で行う場合は、アプリ開発を行うエンジニアの人件費をそのまま費用として考えましょう。画面のデザイン等でデザイナーも社内から起用する際は、デザイナー分も人件費として必要になります。関わる社内開発者へ支払う報酬と、開発期間の長さでおおよその費用は算出することができます。また、企画や仕様作成、全体ディレクションといった業務を行うスタッフの人件費も考慮しなければいけません。社内開発でも、人件費はかかってきますが、専門会社へ外注する良いも格段にコストは抑えやすいです。自社開発する際に気をつけるポイントとしては、開発経験が浅いメンバーの場合にスケジュールが遅延して工数が増えると、結果的に人件費が膨らんでしまうことです。また、エンジニアが足りない場合に新規採用を行う必要が出てきて、採用コストもかかります。開発後も、運用のために一定のコストがかかってきますので、その辺りも見積もっておく必要があります。

外注する場合の費用

アプリ開発を外注する場合の費用も、外注先企業の人件費がほとんどを占めます。一般的に開発案件の見積もり算出の仕方は、「人月」という作業単価をもいいて「作業人数×期間」で見積もり算出します。開発に携わるのは、プロジェクトマネジメントを担当するSE(システムエンジニア)と、実際のプログラミングを行うPG(プログラマ)です。

費用相場は、
・SE(1人月):60〜100万円(初級)、80〜120万円(中級)、100〜160万円(上級)
・PG(1人月):50〜100万円

上記のようになります。 作業日数が長くなれば、その分技術者の人件費がかさんでコストが膨らみます。また、リリース後は保守、運用サポートのコストがかかってきますので、その分も見積もっておく必要があります。

アプリ開発は、そのアプリが作られるのに、どのくらいの人数と時間がかかるのかが費用になるという価値観ですので、シンプルな機能であればコストは抑えられ、複雑な機能、または機能項目が増えるとコストが大きくなると考えるようなイメージです。

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上記の通り、実際にはどのようなアプリを作りたいかによって費用は変わってきます。見積もりからまず相談するという発注検討企業様も多くいらっしゃいますので、お気軽にご連絡ください。プロの複数の制作会社から概算見積もりを取得できるようので、費用目安を確認することが可能です。

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3.アプリ開発の外注先選びのポイントまとめ

アプリ開発を外注する際、外注先選びではいくつかのパターンがあります。アプリ開発の規模によって、外注先の規模も検討するのが良いでしょう。

① 大手アプリ開発会社

メリット

  • 優秀な技術者がいることが多く実績が豊富
  • 技術者の人数が多く、人的な開発遅延リスクは少ない
  • 過去の実績と似ているものがあれば、コストダウンいつながる

デメリット

  • 技術者単価が高い傾向にあり、販管費(管理、営業など)のコストもかかってくる

② 中小アプリ開発会社

メリット

  • 大手と同様に優秀な技術者がいる
  • ジャンル特化やオフショア開発によって開発コストを大手より割安に設定している

デメリット

  • 大手に比べて開発が集中すると技術者が不足していることがある

③ 個人事業主(フリーランス含む)

メリット

  • 人件費を抑えられる ・職人気質で高い技術力を持っている場合がある

デメリット

  • 大型案件では人数が足りない
  • 開発者への発注リスク

また、外注へ依頼する際は、委託範囲を以下のように段階的に分けて明確にした上で、見積もり依頼を行なった方が良いでしょう。
基本的に社内に内製できる開発人材がいない場合は全てをお願いするかたちになるかと思いますが、開発人材やデザイナーがいる場合は部分的に社内で対応することも検討できますので、確認しておきましょう。

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・企画

要求したアプリ開発概要をもとに、アプリ開発における全体企画、システムの実現性の提案をもらいます。

・設計

企画から具体的にシステム設計へブレイクダウンします。ここでは、サイトマップや画面のワイヤーフレームなども作成するフェーズです。

・デザイン

ワイヤーフレームからデザインを起こします。

・サーバ構築

既存サーバを使わない場合は新規に構築を行う必要があります。すでに自社サーバがある場合も、環境を確認してそこへ実装できるかどうかの確認を行います。

・プログラミング

要件定義、システム設計書をもとに実装に入ります。

・ストア登録

アプリは、iOS、Androidそれぞれのストア(iTunes、Google Play)へ審査申請して通過しないと登録されません。審査結果は最低でも1週間から10日はかかります。また、一回で審査通過するのは稀ですので、予めスケジュール組みをしておく必要があります。

4. まとめ

ここではアプリ開発に関する自社開発と外注の違い、メリット・デメリット、外注する際の知っておくべきポイントなどを説明してきました。
自社開発でも外注でも、それぞれメリット・デメリットがあります。コスト面においては自社開発の方が抑えられるかもしれませんが、技術者足りない場合は採用等をかける必要がありますので、そのコストがかかってくることを考えなければいけないことなども考慮し、最適な選択をする必要があります。
また、外注へ依頼する場合は、外注の規模等により単価が変わってきますので、それはそれで決める上で悩むところでもあります。何れにしても、自社の方向性に合うやり方を見つけて開発を進めることが重要です。

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この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

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