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デキる制作会社を見極める!7つのポイント
- [更新日]2020/11/19
- [公開日]2014/10/24
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- アデリープランニング株式会社
長くWebサイト制作の仕事をしていると、なかなか良い制作会社に巡り合えないで困っている方が非常に多いのだな、と感じます。
当社のお客様は、光栄にも
「やっと自分たちの思いをわかってくれる制作会社に巡り会えました」
とおっしゃってくださるお客様が多いのですが、それまでの制作会社に対してよくおっしゃるのが、例えば以下のような不満です。
・いつまでたっても、思うようなホームページができない
・自分たちの想いが全く伝わらない、残念なホームページになってしまった
・どこかで見たような、ありきたりのホームページになってしまった
・当初提示されていた見積より、だいぶ高い金額を提示・請求された
・ちょっとしたテキスト修正や画像変更でも、費用を請求される
・変更作業指示しても、なかなか着手してくれない
・担当者がころころ変わって、責任を持って管理してくれない
・・・・・
弊社も基本は制作会社側の立場ではありますが、大規模プロジェクトになると、パートナー企業やSOHOのメンバーに声をかけ、チームを組んで仕事をするため、発注者の立場になります。
パートナー選びを失敗すると、お客様からの弊社への評価に直結しますので、弊社自身も良いパートナー探しが常に課題となっています。
そこで、自分たちの経験から、制作会社を選定する上で大切と思われるポイントを整理してみました。
その1:レスポンスが早い
これが、弊社がパートナーを選ぶ上での第一優先順位です。
ちょっとしたメールの返事、当座の返事であっても、数分~数時間内にレスポンスを返してくれるところとは、例外なく安心して仕事ができます。
反面、メールの返事が翌日以降になる、急ぎの電話に担当者がなかなか出ない、など、
レスポンスの遅い会社は、以下のようなリスクを秘めていると思っていいでしょう。
・決められた納期や約束を守れない
・ちょっとした修正対応にも時間がかかる
・何か問題が起きた場合に、素早いリカバリーができない
・一人の担当者が案件を抱え込み過ぎていて、仕事が回っていない
その2:指示を鵜呑みにせず、的確な質問やアドバイスをしてくれる
発注者の指示や要求通りに作ったWebサイトが、実は必ずしも良いサイトになるとは限りません。
特に、SEOの動向やWebサイトのデザイン・構築技術などは日進月歩であり、それらの点まで発注者自身が的確に把握して指示できるケースは、むしろまれでしょう。
「何でも言われた通り作ります」というスタンスではなく、マーケティング戦略、サイト構築、あるいは、特定の業界知識など、その道のプロフェッショナルの視点から、適確な質問や対話を交えつつ、サイトのターゲット、販売戦略を正しく理解し、発注者側が想定している以上のアドバイスをしてくれる制作会社でないと、真に訴求力のあるサイトは構築できないでしょう。
その3:テンプレートでなく、自社の特長や強みを明確にして提案してくれる
「ありきたりのテンプレートを引っ張ってきて、もらった原稿を入れて、完成。」
安く作ろうとして、こういう手法を使う会社に頼んで、果たしてまともなWebサイトができるでしょうか?
Webサイトは、単なる看板でなく、自社のビジネスをけん引する重要なメディアです。
いくら見た目がかっこよくても、ありきたりのテンプレートのままでは、自社の強みは決して見る人には伝わりません。
発注者自身でも気づいていない、自社の特長や強みを明確にして、提案・表現してくれる会社こそ、長くつきあうにふさわしい会社でしょう。
その4:担当者が明確、代わらない
担当者がころころ代わってしまうと、その都度説明や引き継ぎが必要なため、発注側は多くの無駄な労力が必要になります。また、Webサイトを成長させるには、ある程度中長期的な展望に立った戦略と施策が必要ですし、良いアイデアは、お互いに信頼できる良い人間関係から生まれるもの。頻繁に担当が代わる会社相手では、真の信頼関係は築けません。
また、頻繁に担当者が代わる会社は、その体制や体質に問題がある場合があります。
会社に将来性がない、社長がワンマン過ぎる、数字に追われている、重労働過ぎて社員が皆疲れ切っている、などの要因で、社員が次々と辞めている可能性もあります。
その5:見積書の明細、前提条件が緻密
見積が「○○サイト制作一式」など、どんぶり勘定のところは、例え最初は安く見えても、本来必要な作業や費用が盛り込まれていない場合もあり、後々トラブルになったり、後から金額が跳ね上がったりするケースが多いです。
見積書の明細を細かく提出する会社ほど、サイト構築の作業をきちんと標準化できていたり、提示された見積の中でのやること、やらないことが明確なため、後からのトラブルが少ないです。
その6:安易な値引きをしない
安さを売りにする会社、すぐに「お安くしますよ」という会社。
「地雷」の可能性が高いです。
昨今外食産業を賑わせている偽装問題に限らず、「安い」には、それなりの理由があります。
きちんとした会社は自分の仕事の質に誇りと責任を持っているため、提出された値段にはそれなりの根拠があります。ひとつひとつの作業に意味のある価格設定しているため、値引きするにしても、「では今回は〇〇の部分の作業を落としましょう」とか、明確な理由をきちんと提示してくれるでしょう。
安易な値引きに応じる会社は、始めから値引きすることを前提に価格設定しているか、どこか見えないところで手を抜いているケースが多いので、注意しましょう。
その7:大手、著名企業の実績
一般に、大手企業は、事前審査により、過去の実績や案件管理能力、責任能力など、所定の評価基準をクリアした会社のみと取引します。また、下請法の関係もあり、契約書類や、仕様書などのドキュメントの提出がしっかりできる会社でないと発注しないケースがほとんどです。
ですから、大手企業と直接取引のある会社は、一般的には、その会社規模にかかわらず、きちんとした仕事ができる会社と考えてよいでしょう。
制作会社のポートフォリオを見る際には、その出来栄えもさることながら、どんな大手企業の仕事をしているか、も良いチェック基準となると思います。
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以上が、当社がパートナー選定のポイントとしている項目です。
とはいえ、本当に良い会社かどうかは実際に発注してみないとなかなか実態はわからないものですが(苦笑)、例えば提案書や見積など、発注前の対応で分かることも多いので、上記観点でチェックしてみてはいかがでしょうか。
ご参考になれば幸いです。
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