映像記憶

映像記憶

映像記憶とは

生物が目に映った対象を映像で記憶したもの、その能力のことです。 写真記憶や直観像記憶ともいいます。

映像記憶の特徴

特徴としてはヒトでは幼少期にこの能力は普通に見られ、通常は思春期以前に消失します。ヒトは言語によって自然界の事象を抽象的に把握する能力が向上したために、映像記憶の能力が衰えたとも考えられます。ただしヒトには成人後も、映像記憶能力を保ち続ける者がわずかではあるが存在します。映像記憶能力の保持者は、電車の中から一瞬見えた風景を後から緻密にスケッチしたり、本を紙面ごと記憶したりできます。 女優タレントでいうと黒柳徹子さんが映像記憶力を持つものだといわれています。

映像記憶のトレーニング

みなさんも映像記憶力をトレーニングしてみませんか。 オレンジカードトレーニングという方法があります。 まずはオレンジの背景がある真中にぽつんと青色の丸があると考えてください。 そして20～30秒ほどカードを見つめ、残像を見る訓練を行います。 ・第一段階 目を閉じた時、画面の補色が見えます。　 オレンジ地に青の円がある画面⇒青・藍地にオレンジ色の円が見えます。 ・第二段階 目を閉じた時、残像が正しい色で見えます。 右脳のイメージ力を描く力が活性化され、オレンジ地に青の円が見えます。 また、残像が残る時間も長くなります。 ・第三段階 自分の好きなように残像の色、形を自由に変えることができます。 ・第四段階 自発的に様々なイメージを見ることができるようになります。 コツとしては集中することです。椅子に座ってトレーニングを行った方ができたという声があるので座るということも大切なコツなのかもしれません。