事例とあわせてチェックしたい、新元号「令和」を迎えるデザインに注目！

改元まで残すところあと1週間ほど。新元号の発表から3週間を経て、新時代の幕開けが近いことがじわじわと実感が湧いてきたところではないでしょうか。今回は、新元号「令和」の発表を受けて話題を集めている、様々な商品やデザインに注目したいと思います。

改元デザインを採用した商品事例

これまでの改元とは異なり、今回は初めての生前退位ということで、前もって改元の準備が進められていることが大きな違いです。新元号決定と共に発表され、大きな話題を振りまいた商品・デザインをいくつかご紹介します。

「カップヌードル 新元号記念パッケージ」／日清食品株式会社

デザインオフィスnendo（佐藤オオキ氏）がクリエイティブディレクションを手掛け、cacdoの瀧 亜沙子氏がデザインと担当。レギュラー、カレー、シーフードの象徴的な具材とロゴを、縁起の良いだるまの顔に見立て、正面に大きく「令和」の文字を配したデザインで、新たな時代を迎えるにふさわしいおめでたいデザインが目を引きます。「#令和最初の3分間」というコピーも秀逸ですね。（5月1日発売）
公式サイト：【カップヌードル 新元号記念パッケージ】

「新元号最初のポテトチップス うすしお味」／カルビー株式会社

同じく5月1日に全国のローソンの店舗で数量限定にて販売されるのが、「新元号最初のポテトチップス うすしお味」。ロングセラーの看板商品である「ポテトチップス うすしお味」のパッケージに大きく新元号を記載したデザイン。パッケージ裏側には、ポテトチップス うすしお味の変遷が紹介されており、時代の移り変わりを一緒に振り返るデザインになっています。（5月1日発売）
公式サイト：【人生ゲーム＋(プラス) 令和版】

「人生ゲーム＋令和版」／株式会社タカラトミー

時代を超えて愛されるボードゲームの代表と言えば、「人生ゲーム」。新元号決定早々に「人生ゲーム＋令和版」の発売が発表されました。今回の「人生ゲーム＋令和版」は、従来の持ち金重視ではなく、ゲーム終了時により沢山の「フォロワー」を獲得したプレイヤーが勝ちという新ルールを採用。外箱デザインには、SNSのコメントと思われる吹き出しがあしらわれ、従来では増えた家族を車に乗せていた駒もフォロワーをずらりとつなげるタイプになり、SNSの世界を表現したゲームへと進化しています。（2019年6月発売予定）
公式サイト：【人生ゲーム＋令和版】

「ロジカルダイアリー2019令和」／ナカバヤシ株式会社

改元日（5月1日）に対応した4月はじまりのノートタイプの月間ダイアリーで、表紙には大きく新元号の「令和」をデザインしたブラック・オフホワイトの2種と、令和の典拠となった万葉集の序章に登場する「梅・蘭・月」のモチーフをあしらったグリーンとピンク2種の計4種類でデザイン展開されます。新たな時代を新しい手帳でスタートしたい人にはピッタリです。
公式サイト: 【ロジカルダイアリー2019令和】

「IQOS 3 NIPPON 祝賀モデル」／フィリップモリス・ジャパン合同会社

加熱式たばこ「IQOS（アイコス）」も、日本限定販売モデルとして「IQOS 3 NIPPON 祝賀モデル」を発表。新しい時代の幕開けを祝う日本限定販売モデルで、日本独自の文化からインスピレーションを受け、伝統的な白と真紅を組み合わせたデバイスカラーが印象的です。日本を代表する女性書家である紫舟（シシュー）氏と、株式会社gtdi代表取締役のヘンリー・ホー氏がコラボしたパッケージデザインでさらに祝賀ムードを盛り上げます。
公式サイト：【IQOS 3 NIPPON 祝賀モデル】

「令和バーム」／銀座 ねんりん家

バームクーヘン専門店「ねんりん家」は、4月1日新元号発表報道のなんと数時間後に「新元号バーム」を発売！バームクーヘンは、木の年輪になぞらえて「繁栄」や「幸せを重ねる」として結婚式等慶事の贈り物としてよく使われる縁起物。定番のたまご風味と桜風味の２つの味わいで、平成と令和、二つの元号を表現。ねんりん家史上初の紅白バームは、ゴールデンウィークのおもたせにもピッタリ。
公式サイト：【令和バーム】

計画とスピードが命のデザイン変更

今回は、新元号発表日・改元日が事前に決まっていたとはいえ、新商品や新デザインの発表がとにかく早かったのが印象的です。中にはその日のうちに発売したものや、発表したものの予約受付のみ先行し、発売は後日…というものも。いずれにしても時代をとらえて企画・実行ができることで話題性をつくりました。

今からできることは？

今年は改元前後に10連休という中で、デザインや制作部隊は動けないのが実際のところです。改元には間に合わずとも、令和元年に販促グッズや記念品を作りたいという人は多いと思います。新商品の開発は難しくとも、パッケージだけの変更や、取引先や、個人のお客様に配るなら、シンプルに新元号「令和」を印字した販促グッズなら、比較的早く対応してもらえるかもしれませんね。

ノベルティ制作におすすめの業者3選

株式会社テクイジデザイン（東京都）

デザインから生産まで、一括してお願いできるのが魅力。スポーツチームのオフィシャルグッズやアーティストのコンサートグッズなど、実績も多数あり、予算に合わせた提案をしてくれます。また、広告企画なども得意なので、プロモーションも含めて包括的な相談ができます。
紹介ページ：【株式会社テクイジデザイン】

株式会社ナウハ（東京都）

バッグ、巾着、タオル、文具、カレンダーなど幅広いアイテムを取り揃えていて、オリジナルグッズやノベルティなど、小ロット対応可能なのもうれしいですね。特に、縫製品については完全別注生産なので、希望のデザインを叶えてくれるはずです。また、プランニングも得意領域なので、セールスプロモーションについても合わせて相談可能です。
紹介ページ：【株式会社ナウハ】

株式会社イクリエ（東京都）

アクリルキーホルダーやラバーストラップ等のキャラクターグッズの開発をデザインから提案してくれます。グッズメーカーとの協業で開発体制を組む事ができるため、独自性のあるグッズ開発が得意です。映像制作やキャラクター制作をメインとしているので、オリジナルキャラクターを作って、動画作成も合わせてお願いするのもおすすめです。
紹介ページ：【株式会社イクリエ】

まとめ

新しい時代を迎える今、胸に抱えるのは期待ですか？不安ですか？どうせなら「令和」のスタートを新しいチャレンジと共に迎えたいですね。改元に立ち会えるのはめったにないことなので、新元号を記念したノベルティや販促ツールの制作は二度とないチャンスです。お祝いムードに乗ってぜひチャレンジしてみてください。