SEOにおいて何故被リンクが重要なのか

そういえば長らくSEO界隈で問題になっていたPDF内のURLについて、正式に言及がありましたね。PDF内のURLリンクにはPageRankを渡す！これは凄い。今後PDFを悪用した被リンク対策が流行らなければいいのですがね・・・。さて今回はSEOにおいて何故被リンクが大事なのかをご説明していきましょう。

人間関係に置き換えると分かりやすい

あなたが街中を歩いていたとしましょう、すると交差点で物凄く共感できるいいことを言っている若者を見ます。凄く共感できる話なんですが、あなたはこの人のことを何も知りません。人に聞いてみてもググってみても何もわかりません。

信用できますか？

では今度は、その凄くいいことを言っている若者を「あの人はすごい人で云々」とあなたが尊敬している人が言及したとします。しかも他の友人もその若者を「凄い人だよ有名だし」とか言い出す始末！

先程よりぐっと信頼度が増しませんか。

検索エンジンも同様です。信頼ある誰かからの評価をもってしなければ、サイトの価値を正しく判断など出来ないのです。アルゴリズムがもっと進化した時はわかりませんが、今時点では全く不可能なのですね。

そのため結局PageRankの高い信頼性のあるサイトからの被リンクを受けているサイトは、「信頼するあそこがリンクしているんだから正しいはずだ」と判断されるわけです。

いわば純粋なリンクは正当な評価であり、被リンク対策だけをやるSEOは金で集めたサクラだとも言えるでしょう。

ならどうしたらいいのか

大手でもないサイトはどうすればいいのでしょう。PageRankが高いサイトからの被リンクなどそうそうもらえません。ならば標準的な質のリンクを、数多く的確に作ればいいのです。

現在はSNSも活発ですし、ニュースキュレーションサイトなどに寄稿もできる時代です。拡散しましょう。良い記事がかけたと思ったら、恥ずかしがらずに宣伝しましょう。誰かの目につき、更に拡散されリンクをもらえる可能性がありますよね。

新規にサイトを始める場合も、トップドメインに集まったリンクは絶大な効果をもたらします。少し前に話題になったLINEバイトもそうですね。サブドメインを使用して始めたサイトなのでスタートダッシュのレベルが違うわけです。

正当な評価をもらうためにはサイトのデザイン・見栄えも重要ですし、コンテンツの中身も充実していなければなりません。スマホでも閲覧しやすいレスポンシブデザインを取り入れたり、ターゲットとなる年齢層の心をつかむUI/UXも大切です。

SEOは真面目にやる。これしか無いのです。