港区の広告制作会社がインバウンドマーケティングを始めてみました

こんにちは、コア・アド・インフィニティ編集部の橋本です。
皆さんはインバウンドマーケティング(オウンドメディアマーケティング)という言葉を聞いたことはありますでしょうか。
今流行りのマーケティングだそうです。
港区の広告制作会社である弊社でも、最近インバウンドマーケティングを始めてみました。
このマーケティング手法の特徴について簡単にまとめてみました。

インバウンドマーケティングとは

インバウンドとは何か？の前に、まずはマーケティングの定義を再確認してみましょう。
マーケティングとは、簡単に言えば「顧客のニーズに応えて売上を伸ばすこと」です。
はき違えてはならないポイントとして、マーケティングとは自社製品を売り込むテクニックのことではなく、自然に顧客から「売ってください」といわれる仕組みを築き上げていくことです。
ピーター・ドラッカーも“究極のマーケティングとは、セリング（売り込み）を不要にすることだ”と述べています。

インバウンドマーケティングとは、「サービスを必要としている見込み客から、自社の情報を自発的に見つけてもらう」ためのマーケティング施策です。
企業は有益な情報をネット上に提供することで、関連情報を検索している見込み客に「見つけられやすく」し、広告出稿に頼らず知名度を上げていきます。
読み手に役立つ情報、企業のイメージが湧く記事、企業のノウハウを伝える記事によって、企業のWEBサイトを徐々にメディア化します。メディア化したWEBサイトで多数のファンを獲得し、信頼度と知名度を上げ、顧客化に結び付きやすい仕組みを作っていくことがこのマーケティングの特徴です。

インバウンドで出来ること

これまで、弊社はアウトバウンドで新規顧客開拓を行ってきました。
アウトバウンドとは、テレアポやメール、訪問などで売り込みをかけることです。
売り込みは企業から顧客への一方的なアプローチであり、サービスが不要な顧客にとっては強引にも感じられます。
運よく面会まで辿りつけたとしても、知名度の低い企業だと「何が出来て、どんな企業なのか。安心して任せられるのか。」といった不安を持たれることが多く、成約率も高くありません。
弊社の場合、アウトバウンドでの成約率は1%以下でした。

新規で売上を伸ばすためには、案件相談から成約に漕ぎつけるまでの工夫も必要ですが、まずは案件相談の問い合わせ数を増やすことが第一歩になります。
インバウンドでは認知度の低い企業でもネット上での情報発信によって、少しずつ企業ブランドを伝播できます。
企業ブランドが上手く世間に伝われば、顧客から企業に問い合わせが来るようになります。
顧客自らコンタクトしてくるとき、顧客は現状の問題や要望を認識した上で、「この会社なら問題解決してくれるかもしれない」と考えている確率が高いです。
ニーズのある顧客が、向こうからやってきてくれるのです。
インバウンドを活用することで、よりマッチングした出会いが期待できます。

私たちは広告制作会社として、お客様と消費者のコミュニケーションを繋ぎ、企業や商品の知名度を向上させるお手伝いをさせて頂いております。
インバウンドの取り組みは、コミュニケーションを繋ぐ手法の一つでもあることから実践を決定しました。
「私たちはこんなことをしていて、こんな人間がいて、こんな価値をご提供できる会社です」ということを分かり易くお伝えできるように、今後もどんどん情報発信していくつもりです。

実際に取り組んでみて得たノウハウや知識は、今後記事にしてご提供できればと思っております。
まだ見ぬお客様とも良いご縁がありますように、頑張っていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。