キャッチコピー１行変えるだけで売上増に貢献！

キャッチ１本　ヒットのもと！

新聞（全国紙・地方紙）、フリーペーパー、雑誌、広報紙、新聞折込み。
通販広告において、キャッチコピーは売上を左右するといって過言ではありません。

某化粧品通販会社のクレンジング商品の新聞広告（地方紙）で、
キャッチコピーのみ３パター差替えて原稿を作成し掲載しました。

　１案は、効果効能的な内容をキャッチ化したもの
　１案は、愛用者（60歳代）の声をキャッチにしたもの
　１案は、限定割引のおトク感をキャッチにしたもの

結果はというと、愛用者の声をキャッチにしたものが好評でした。
次が効果効能的なもの、少し開いて、おトク感のものという順番でした。
愛用者の生きた声が、新聞読者（ターゲットとなる60代以上）に実感として響いたのです。
これを受け、同じ原稿を地方紙から中央紙へと展開していきました。

同様なことを今度は、会員向け冊子の同梱チラシとして仕様変更し実施しました。

結果はどうだったと思いますか？　新聞と同じような結果だと思いますか？

実際の結果は、限定割引が一番のレスポンス数を獲得したのです。
他の２方向はさほど差がなく、目標値にギリギリ達した程度でした。
どうして、新聞広告と逆の結果となったのでしょう・・・。
会員（顧客）はすでにこのクレンジング商品を知っており、
中には実際に購入使用している人もいて、
それが、“今ならお得に買える！”ということで飛びついたのではと考えられます。

同梱チラシを新聞で一番当たったキャッチコピー１本で実施していたら、
きっと残念な結果で終わっていたわけです。

キャッチコピーは媒体特性（内容）に合わせることが重要ですし、
キャッチ１本で商品の売れ行きが変わってしまうのです。
通販の醍醐味であり、大変恐い部分でもあります。