リモートワークとは？テレワークとの違いも解説！

リモートワークとは？テレワークとの違いも解説！

リモートワークとは

従業員が、オフィスに出社することなく、オフィス以外の自由な場所で業務を行えることです。

web会議、チャットツール、メールなどのインターネットを介したコミュニケーション手段を使うことで、オフィスにいるかのように仕事が出来るのが特徴です。

フルリモートとは

また、「フルリモート」という言葉もよく使われますが、「フルリモート」とは、「完全に出社せず働くこと」を意味します。

現状、多くの企業がリモートワークを推奨していますが、業務によって週に何回か出社しなければならないケースなどがあり、「フルリモート」を取り入れてる企業はまだ少ないのが現状です。

テレワークとどう違うのか

リモートワークとよく似た言葉で「テレワーク」という言葉が使われますが、どのような違いがあるのでしょうか。

テレワークの定義

テレワークとは「情報通信技術を活用した時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」のことを指します。
要するにインターネットを使った時間と場所にとらわれない働き方のことです。

▼テレワークの詳しい解説はこちらの記事から

ニュアンスが少し違う！

テレワークでは、定義上、上記の通り、働き方や人材の多様化の促進のため、働く時間にも柔軟性をもたせていたます。

一方、リモートワークには、テレワークほどのはっきりとした定義はなく、「会社から離れた場所で働くこと」を指すのが一般的です。

どちらも働く「場所」が柔軟な働き方ですが、違いは、「テレワーク」の定義に、「時間」、「有効に活用する」という文言が含まれていることです。

また、企業に属している人がオフィス以外の場所で働くことを「テレワーク」、企業に属さない人であれば「リモートワーク」のような使われ方をする場合もあります。

実は似たような言葉は他にもたくさんある

実は、「テレワーク」以外にも「リモートワーク」に似た言葉は数多く存在しています。

在宅勤務

在宅勤務とは、先程お話をしたテレワークの中の「内勤型テレワーク」に分類されます。つまり、テレワークという働き方の中に、在宅勤務があるニュアンスです。

モバイルワーク

特に営業職のような顧客先での勤務が多い方が、移動中やカフェなどを働き場所とすること。

サテライトオフィス

普段のオフィス以外の他のオフィスやリモートワーク用の施設で働くことを指します。

クラウドソーシング

不特定多数の人にインターネットを介して業務を委託することを指します。

案件を請け負うためには、受注者としてクラウドソーシングサイトに登録する必要があり、依頼方法はコンペ形式と公募形式があります。

ノマドワーク

「ノマドワーク」とは、様々な場所に移り住みながらインターネットを通じて仕事をする働き方を指します。

”ノマド”とは遊牧民を指し、遊牧民は牛や馬などを飼いながら牧畜や気候の条件のため移動しながら生活する人のことです。

この遊牧民のように1箇所にとどまらずに好きな場所で働たくことからこういった名前がつけられました。

リモートワークに向いている業種

リモートワークにはいくつかの向いている職種があります。今回は4つの職種を紹介します。

エンジニア

「工学（エンジニアリング）に関する専門的な知識やスキルを持った人材」を指す言葉です。

ITの技術が進んだ現代では、主に、インターネット関係のITの専門知識を持つITエンジニアのことを指すケースが多いです。

また、プログラミングの知識だけではなく、数学や物理学などの理数系の専門的知識にも精通している必要があるため、かなり理系よりの職業だと言えます。

ただ、一方で、近年は文系の募集も増えています。

デザイナー

デザイナーとは、視覚に関わることについて図案や計画、設計をする人のことを指します。

一般に日本でデザイナーという言葉を使う場合、主に視覚的な設計を行っている人を指すことが多いです。
デザイナーの世界は、完全実力主義で個人のクリエイティブ力が決め手になります。つまり、実力さえあれば、特に必要な資格などを求められることはありません。

ライター

依頼された企画に沿って文章を書く仕事のことを指します。

媒体は様々で紙であれば雑誌や書籍などがあります。
Webでは、企業のオウンドメディア、ニュースサイトなどがあります。

様々な仕事の形があり、自社の商品やサービスを紹介する専属ライターやクライアントからの依頼に基づいて文章を書くライターなどもいます。

webマーケター

Webの担当者として、マーケティングの仕事をする人を指します。

基本的な業務はwebサイトを中心としたマーケティング業務です。
ECサイト、公式ホームページ、ショッピングサイトのほか、自社商品を扱う他社サイトの運営も含みます。

つまり、「webを通して売れる仕組みを作ること全般」がwebマーケターのしごとになります。

現在のコロナ禍におけるリモートワーク普及状況

現在、新型コロナウイルスの影響で「3密」を避けるために国家主導で、リモートワークが推進されています。
そういった背景もあり、現時点での都内企業（従業員30名以上）のリモートワーク導入率は57.1%となっています。

先月1月8日からの緊急事態宣言は現在、1ヶ月の延長も視野に入れた様相であり、今後も現在の数字をキープすることが予想できます。

まとめ

今回「リモートワーク」について紹介させていただきました。

新しい働き方を導入することは会社として判断が難しい場合があります。
しかしながら、リモートワークを導入することは従業員の生産性の向上や人材採用などの広報的なメリットがあります。
今、注目されているリモートワークを上手に使い、新しい一歩を踏み出してみるのはいかがでしょうか。

「テレワークに興味はあるけれども、どのように導入したらよいかわからない」など、お困りごとがある場合は、弊社リカイゼンにご相談ください。
リカイゼンでは、ITを使って「働き方改革」や「テレワーク」について様々な形でお手伝いをしております。お気軽にお問い合わせくださいませ。