夢の国・・・？

こんにちは、コア・アド・インフィニティ編集部のハラです。

写真は先日まで英国に期間限定でオープンした「Dismaland（ディズマランド）」。
こちらはロンドンを中心に活動する覆面芸術家・バンクシー氏によるアートプロジェクトとして、
15年前に閉鎖した英国南西部ウェストン＝スーパー＝メアのプール施設を改装して展開されていました。

その内容は・・・

写真にも見られるような廃墟のお城と歪んだマーメイドから見ても分かるように、
かなり風刺のきいた内容だったようです。
スタッフはやる気ゼロの仏頂面でお出迎え。
手に持ってる黒い風船には「I am an imbecile（私は愚か者）」との文字。
他にも、ブラックな展示物が盛り沢山で入場料は一人3ポンド。

Q.なぜこのような展示をするのか？

バンクシー氏曰く、
「“夢の国”の個性のなさにうんざりとしているようなタイプの人に、ぴったりの娯楽になるだろうと思ったからだ。
ディズマランドは、何か問いを投げかけるようなアートではない。
むしろ私たちは、「それを尋ねることの意味は何だ？」と聞きたい。」

とのこと・・・（笑）

この夢の国（？）は大人気で、最終売上は日本円にして約18億円にもなったそうです。
そして利益の大部分は、各所に寄付されるとのこと。

すでに閉園してしまいましたが、気になる方は是非ネットで検索してみてください。
※ ディズマランドでググると、本物（？）の夢の国が上位に検索されますが・・（笑）