グラフィックとWeb、２つのデザイン会社の融合

グラフィック中心のデザイン会社とWeb中心のデザイン会社。
互いの専門力を持ち寄ってひとつに合わされば、より広角的に仕事が展開できる。
デザイン業界ではかなり前から言われてきたことであり、
実際に合併して今に至っているデザイン会社も少なくありません。
それでも、まだまだグラフィック専門・Web専門という会社がかなりの数あります。

私どももまたしかりで、

グラフィックを中心に約40年

歩んできました。
ただその間にも、テレビＣＭや店頭V、ラジオＣＭ、CI、展示会ブース、VP、屋外看板、
のぼり、POP、パッケージ、装丁、Webとある意味一通りの制作に携わってきた経験があり、
何が出来ますか？と聞かれれば、

「何でもこなせます」

と答えることが出来ます。
ですが、そんな答がまかり通った時代はとうの昔に過ぎ去りました。

私どもは目下、

「美容と健康」をキーワードとした分野のデザイン

企画制作に注力しています。
医療・医薬品、医療機器、病院・クリニック、健康食品・健康器具、化粧品・美容品、
ヘアケア、フィットネスといった業界・業種の、
広告物（新聞雑広告ほか）・販促物（ポスター、チラシやＤＭほか）・
広報物（会報誌やカタログほか）・パッケージ（缶・ボトル・化粧箱ほか）・
ＬＰ（サイトほか）・展示会（ブースやパネルほか）等のデザイン制作が主となっています。
とは言え、メイン業務はやはりグラフィックデザインです。

時代の流れもあって、おかげさまで私どもは幸いにも、
とくに健康食品や化粧品等の通販企業様と知り合う機会も少なくなく、
気づけば多種多様な

通販系のデザイン制作の実績

を重ねることが出来ました。
でもほとんどがグラフィックです。

私どもと同じような悩み・思いを、Web中心のデザイン会社でもお持ちかもしれません。
化粧品や健康食品のランディングページの制作案件が多く、実績もあるが、
依頼されるのはＬＰばかりで思うように仕事が広がらない。
実際これまでにも、

ＬＰ制作と合わせてチラシや冊子制作の話も

持ち上がったかもしれません。
逆に今度は、ＬＰの依頼があった時に

「グラフィックも一緒にどうですか！」

と
セールスアピールできるとしたらどうでしょう・・・
クライアントも一気に「それは頼もしい！是非とも！」と身を乗り出すのではないでしょうか。

昔から『餅屋は餅屋』と言うように、専門性・独自性は大変な宝となります。
ですが、同じ餅でも、トッピングで変化を加えたり、隠し味を加えたりすることは、
同じくらい重要なことと感じでいます。

化粧品や健康食品などのランディングページを多く作られているWeb会社の方で、
どれだけの方がこの記事を目にされるかは分かりませんが、
これからは共に力を合わせ、

通販商品のデザイン、Webもグラフィックも、
根こそぎ一括して受注

していく、というのはいかがでしょうか。