カラーリング、配色について

カラーリング、配色について

カラーリングとは

色数はどうするか、グラデーションをかけるか、寒色系か暖色系か、それともその他の中間色が良いか、などを決めることをカラーリングと言います。 このカラーリングは、ロゴマークの造形決定後イメージを定着させる、大切な要素と言われています。ロゴマークの色を決定する際には、ロゴマークの用途として使用されるケースが多い印刷物を考慮して、特色、カラー(4色)、単色(1色)の色指示をする必要があります。その際、コーポレートカラーとして表記します。

色数

ロゴマークを制作する場合、一般的に色数は4色、特色、単色の指定を行います。印刷コストを適切な費用に抑えるために、ロゴマークを使用する印刷用途に応じて使い分けができるようするために、この色数指定を行います。

グラデーション

また、グラデーションとは、明度、彩度、色相、トーンの要素を少しずつ変化させていくことを言います。グラデーションは配色にリズム感を生み出す効果があり、暗い色から徐々に明るい色にしていったり、色相を変化させたり、同色相のトーンを変化させたりと、様々な配色方法があります。また、グラデーションは、グラデーションをかける形や長さでも変化を楽しむことができます。

色相

次に、寒色と暖色についてご説明します。青・青緑・青紫系統の色相を寒色と言います。寒色系同士の配色は「冷たさ」を増す傾向にあり、明度や彩度が低いと、より冷たい感じを表現できます。 また、赤・橙・黄系統の色相を暖色と言います。明度や彩度が高いと、暖味を増します。暖色系同士の組み合わせは、お互い主張し合うので、色の使用比率を変えるかトーンを変えて変化をつけたほうが相性が良いとされています。その他、緑や紫といった系統は、暖かくも冷たくも感じない、中間の性質を持っています。それゆえに、黄緑、緑、紫、無彩色などを中間色と呼びます。