物流を徹底的に合理化するための手段とは

物流を徹底的に合理化するための手段とは

物流の合理化

自社の物流を徹底的に合理化したい。日々、このような要望を持っている担当者は多いのではないでしょうか。 世の中には、物流サービスを行っている業者が多数存在します。そのような中で、物流を合理化したいといった要請に応えてくれる業者を選ばなくてはなりません。

ロジティックス・ソリューションによる効率

例えば、ロジティックス・ソリューションを展開している物流業者があります。 そこで、同エリア内の積合せによる効率化の事例をご紹介しましょう。 同一エリアに、AとBの2つの事業所を持つ、とある会社では、配車が各事業所ごとに任されていたため、非効率的な配送となっていたようです。これを効率化するために調査したところ、B事業所からの10t車の積載量にまだ余裕があり、A事業所からの品物を搭載できることが判明したそうで、 A事業所とB事業所の積合わせによる納入に変更した結果、A事業所の4t便や路線便が廃止され、コストの削減が実現したようです。 また、帰り荷による輸送コスト削減の事例もあります。 A社は関連加工会社であるB社に部材を預け、加工後された製品を、B社に納品してもらうシステムをとっていたそうです。A社・B社はそれぞれ独自に納入便を配車していたため、A社からの「帰り便」に積載させることで、輸送効率を上げるという改善を行ったところ、B社の運送コストが削減され、その結果として、A社は製品の原価コストを下げることに成功したそうです。 このような効率化を図ってくれる業者はそれほど多くはないですから、よく吟味することが必要でしょう。