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システムソフトウェアとは~アプリケーションソフトウェアとの比較とその代表例

目次

システムソフトウェアとは~アプリケーションソフトウェアとの比較とその代表例

私たちがパソコンを使用する際に利用しているソフトウェア。ソフトウェアにも種類があります。
ソフトウェアというものが何を指すのか、開発会社とコミュニケーションを取るときなど最低限抑えておきたいものなので、確認しておきましょう。

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1. システムにおけるソフトウェアとは

ソフトウェア

システムにおけるソフトウェアには使う意味合いとして、基本ソフトウェア応用ソフトウェアという大きく分けて2つの種類が存在します。
それぞれ性質が異なっており、システム開発の際などは違いを理解しておく必要があります。

ここからは基本ソフトウェアと応用ソフトウェアの詳細や、細かいポイントを押さえてご紹介します。基本ソフトウェアと応用ソフトウェアの違いを細かく知りたいという方は是非ご参考にしてください。

2. 基本ソフトウェア

基本ソフトウェアと応用ソフトウェアの違いを明確化するためにまずは基本ソフトウェアについてご紹介します。

基本ソフトウェアとは

システムソフトウェアとは、基本ソフトウェアとも言い、コンピュータのハードウェアを管理・制御、コンピュータの稼動や使用そのものをサポートするためのソフトウェア全般を指します。
人間でいう人格のような部分に当たり、重要度は高いと言えるでしょう。このシステムソフトウェアの例として、おなじみの「OS(オペレーションシステム)」があります。OSはハードウェアに対して指示をする非常に重要な部分なので、PCなどをスムーズに動かす際は必須です。

OSの代表例としては世界的に使用されているWindows、Mac、Linuxなどが該当するでしょう。スマートフォンであればiOSやAndroidなどが主流となっています。いずれも性能が高く、ビジネスやプライベートでも幅広く活用されています。

他の例としては、このOSの基本機能を拡張するためのソフトウェアや、コンパイラやインタプリタなどの言語処理系のソフトウェア、そしてROMなどの集積回路に格納されたファームウェアなどがそれに当たります。いずれもPCやデバイスの機能を拡張するために必須のソフトウェアとなっており、需要は依然と高いのがポイントです。

基本ソフトウェアの役割

基本ソフトウェアの役割としてはハードウェアの管理、ソフトウェアの管理、ファイルの管理などが挙げられますが、具体的には下記のように分けられます。

  • 制御プログラム
  • 言語プロセッサ
  • サービス・プログラム
いずれも基本ソフトウェアの役割として非常に大切なポイントです。ここからはそれぞれの機能について詳しく解説するので1つずつ確認していきましょう。

制御プログラム

制御プログラムはハードウェアとソフトウェアの動作を制御するプログラムのことを指します。コンピュータによる処理が円滑に能率よく実行されるよう補助する機能をもつ管理的プログラムで、具体例として家電製品などの組み込みシステムを制御する際にも用いられることが多くなっているのが特徴的です。

実際にはジョブ管理、タスク管理、データ管理、記憶管理、運用管理、障害管理、通信管理、入出力管理などを行ってくれるのでシステムにおいて必須のプログラムとなっています。この制御プログラムが無いとハードウェアを上手くコントロールすることができず、システムそのものが成り立たなくなることもあり得るのがポイントです。

言語プロセッサ

プログラミング言語で作成されたプログラミングは、実際には人間が理解しやすい文字列や記号で記述されているため、コンピュータは理解することが難しくなっています。そこで、言語プロセッサはプログラミング言語を“1”と“0”で書かれた機械語に変換する働きを持っているのが特徴的です。主要な言語プロセッサには「コンパイラ」「アセンブラ」「インタプリタ」が存在しています。

この言語プロセッサが無いと、コンピュータやデバイスはプログラミング言語を理解できなくなってしまい、動作することも難しくなってしまいます。そのため、言語プロセッサは基本ソフトウェアの中でも非常に重要度の高い部分に当たると言えるでしょう。

サービス・プログラム

基本ソフトウェアのサービス・プログラムの部分はOS、応用ソフトウェアの機能を向上させる役割があります。ファイル変換、テキストエディタ、分類/併合、整列等、プログラム作成やファイル管理を実施することができるので、OSや応用ソフトウェアがさらに使いやすく便利になるのが特徴的です。

特にファイル変換、テキストエディタ、プログラム作成、ファイル管理はシステム開発などにおいても重要度が高く、コンピュータにとってなくてはならない部分と言えるでしょう。そのため、基本ソフトウェアにおいて制御プログラムや言語プロセッサと同じくらい重要度の高いシステムになっています。

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3. 応用ソフトウェア

システムにおけるソフトウェアには基本ソフトウェアだけではなく、応用ソフトウェアも存在します。

ここからは基本ソフトウェアと同様に応用ソフトウェアについても具体的に解説するので、是非ご参考にしてください。

応用ソフトウェアとは

システムソフトウェアの対義語として、応用ソフトウェアが挙げられます。アプリケーションソフトウェアと呼ばれることがあるのも特徴的です。一般的には単に「ソフト」と呼ばれる場合もあります。 アプリケーションソフトウェアとは、システムソフトウェアと比べると、ユーザーが実行したい作業を行う機能を、より直接的な形で有すると言えます。
基本的にアプリケーションソフトウェアはパソコンにインストールして使用することがほとんどです。ただ、最近ではWebブラウザ上で動作するものも存在しており、種類の幅がさらに広くなっています。

アプリケーションソフトウェアはOSに合わせて開発されるという特徴があるので、異なるOSでは起動しないというのが注意点です。一見ほぼ同じソフトでもmacOSやWindows上で構造が大きく異なるのであらかじめ把握しておくことが求められます。そのため、全くの別物と思った方がいいでしょう。

また、代表的なアプリケーションソフトウェアの例を挙げるとMicrosoft社のWord、Excel、PowerPoint、Outlookなどが挙げられます。いずれもビジネスやプライベートでも用いられることの多いソフトであることが共通項です。

応用ソフトウェアの役割

応用ソフトウェア(アプリケーションソフトウェア)は、PCで実施したい業務の多様化に伴って、その目的を果たすために作られた機能を持つソフトウェアです。実際にビジネスの現場では下記のような応用ソフトウェアが用いられることが多くなっています。

  • 文書作成ソフト
  • 会計ソフト
  • メールソフト
  • チャットツール
  • データベース
特に最近では社内や社外で連絡を取り合う際にメールだけではなくチャットツールを使うことも増えました。チャットツールは短文でのやり取りに優れており、より効率的に関係者と連絡を取り合うことが可能です。このように応用ソフトウェアは業務をより効率化してくれるメリットがあるのが特徴となっています。

代表的な応用ソフトウェアの例

応用ソフトウェアの代表的なソフトウェアとして、わかりやすくMicrosoft社の製品で例を見てみましょう。

● Word
Microsoft社製のドキュメント作成ソフトとなっており、ビジネスの場で用いられることの多いソフトウェアでもあります。実際に企画書や資料を作る際に非常に便利で、現在でも非常に高い人気度を誇っているのがポイントです。
実際に細かいフォントの調整、デザイン、画像の挿入、校閲機能などドキュメント作成に便利な機能が搭載されており、利便性の高さに優れています。各ショートカットキーもよういされており、実用性が非常に高いのもメリットです。
● Excel
Microsoft社製の資料、シート作成ソフトとなっており、ビジネスからプライベートにおいて幅広く活用されているのが特徴的です。非常に見やすくカスタマイズ性も高いので今日においても様々な企業や団体に活用されています。
Excelではマクロ機能も存在しており、手動で行っている作業を自動化できるので作業の効率化を図ることが可能です。編集機能なども充実しているので、請求書作成など応用の幅が広いのも魅力となっています。
● PowerPoint
Microsoft社製のプレゼン資料作成ソフトとなっており、学校、企業など幅広いシーンで活用されているソフトウェアです。実際に視認性が高く、テンプレートも多いことから初心者でも使いやすいのが魅力となっています。
スライドショー機能や特殊効果などもあるので、クライアントに対して魅力的なプレゼンを行うことも可能です。アニメーション効果なども用意されており、自由自在に魅力的なプレゼン資料を作成できます。
● Outlook
Microsoft社製のメールソフトウェアとなっており、シンプルで使いやすいツールとなっています。主にビジネスの場で用いられることが多く、その信頼性の高さから導入している企業も多いのが特徴的です。
また、ビジネスの場で使われることを想定している影響もあり、スケジュール調整も合わせて可能になっており、利便性が高いのも特徴的です。ToDoリストなども完備されているので、使いやすさは他のメールソフトを寄せ付けません。
これらのように応用ソフトウェアには、多くの方が活用しているソフトウェアが多数存在します。

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4. ミドルウェア

システムにおけるソフトウェアには基本ソフトウェアと応用ソフトウェア以外にもミドルウェアというものが存在します。ここからはミドルウェアについて焦点を当てて詳しく解説するので、知識を深めるためにチェックしましょう。

ミドルウェアとは

ミドルウェア基本ソフトウェアと応用ソフトウェアの中間で動作するソフトウェアとなっています。OSとアプリケーションの仲介役のような存在となっており、まさに縁の下の力持ちと言えるでしょう。そして、実際にサーバやデータベースとのやり取りを行えるのが強みです。そのため、OSだけでは実現できない複雑な処理も可能になり、コンピュータの動作をさらに円滑な形にします。

アプリケーションが動作する土台作りを支えるような動きが得意なので、どちらかと言うと基本ソフトウェア(OS)に近い存在と言えるでしょう。実際のミドルウェアの代表例としては下記が挙げられます。

  • データベース管理サーバ
  • Webサーバ
  • アプリケーションサーバ
いずれもOSやアプリケーションがスムーズに動作するために必要なものになっているのが共通項です。

ミドルウェアの具体例

ミドルウェアの具体例としてはデータベース管理サーバ、Webサーバ、アプリケーションサーバの3つが挙げられます。実際にそれぞれのサーバの特徴は下記の通りです。

● データベース管理サーバ
データベース管理サーバはデータベース管理システムが作動するサーバとなっており、ストレージから必要な情報をやり取りし、書き込み作業を行う役割を担っています。データ自体を保存しているわけではないので、あらかじめ把握しておきましょう。
データベース管理サーバはアプリケーションサーバと連携してリクエストを受け、データベース言語であるSQLを活用して使用するデータを抜き出し、情報を送ります。セキュリティ性の高さから規模の大きなシステムでも積極的に活用されているのが特徴的です。
● Webサーバ
Webサーバはブラウザからのリクエスト通りにWebページの情報を送信するサーバのことを指します。リクエストを受けたページが静的なコンテンツであれば、Webサーバ内に保存された上で同じものが送られるのが仕様です。
一方で動的なコンテンツをブラウザからリクエストされた場合は、一回ごとにアプリケーションサーバに要求を行います。理由としては動的コンテンツは常に変動するので、静的コンテンツと違ってWebサーバ上で保存ができないからです。
● アプリケーションサーバ
アプリケーションサーバはWebブラウザの要求に応じて、ECサイトのポイントやショッピングカートの中身のような動的コンテンツを作成するミドルウェアです。JavaやPHPの言語で構成されているのが特徴となっています。
アプリケーションサーバのみでWebブラウザの要求に応えられない場合は、データベース管理サーバと連携します。そうすることで、Webブラウザの要求に確実に答えられるように動くのが特徴的です。

このようにミドルウェアには様々なタイプのサーバがあるので、あらかじめ把握しておきましょう。

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この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

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